熱川は、江戸城を築き上げたとされる太田道灌が、熱い川を流れる様子から「熱川」と命名した古くからある温泉地。今回ご紹介する「お湯かけ弁財天」は、伊豆半島の東伊豆町熱川温泉にあります。伊豆急行「伊豆熱川」駅から、温泉街に向かって徒歩で約3分の場所です。
着いてみると一番先に目に付くのは、こちらの温泉櫓。
絶え間なく、もくもくと噴き上げる湯気。沸々と音を立てて威勢よく湧き続ける温泉で、源泉温度は約100度。ここでは、熱を利用して温泉卵を作ることができます。ナトリウム泉なので、茹でると薄い塩味がして美味しいですよ。作る際は、火傷しないよう気を付けて下さいね。
因みに、卵は駅近くにある熱川温泉観光協会で販売しています。
この他、櫓の下には「お金を洗うと財産が増える」と言われている銭洗いの池もあります。
お金を温泉につけて清めるなんて前代未聞で、何とも珍しく温泉地ならではの楽しみ方ですね。
こちらは、櫓のすぐ隣にある堂です。
この堂の中に、お湯かけ弁財天が祀られています。
その昔、この土地の所有者の夢に弁財天が現れ「この土地を掘れば豊富な温泉が出る。そこに我が像を建て、温泉をかけて願えば、その願いは必ず叶うであろう」と言うお告げがあり、掘ってみたところ、200mの地中から見事に温泉が噴出しました。
夢に出てきた弁財天のお告げに、土地の所有者が感謝の気持ちを込めて祀ったそうで、弁財天にお湯をかけながら願い事をすると、その願いが叶うと伝えられています。
是非みなさんも、ここで幸せを願って下さいね。
弁財天に祈った後、次にお勧めなのはこちら。
これは、堂の目の前にあるナギの木です。ナギの木は、縁結びのスポットに必ずと言っていいほど植えてある聖なる木。とある場所では、ナギの葉は横に裂けにくいことから、お守りとして持っているとご利益があるとされるほど恋愛に欠かせない存在。
木にぶら下がっている、果実の様にも見える無数のものは、一体何だと思いますか?
実は、絵馬に思う人の名前を書いて、この木に結ぶと恋が実ると信じられています。
失礼のないように、初めに弁財天に祈ってから結べば、恋愛運も良くなってパワーも倍増!
木の下にベンチがあるので、二人で訪れてゆっくり過ごしても良いですね。
絵馬は、さくらんぼの様に赤い糸で繋がれたハートのデザインで、見ただけでも願いが叶ってしまいそうです。こちらの絵馬も熱川温泉観光協会で販売しています。
お湯かけ弁財天は、いつでも開放しているのでご自由に行けます。
恋人がいない人はもちろん、恋人がいる人も二人で一緒に訪れると、絆が深まるかもしれませんよ。
ここで祈れば、力強くサポートしてくれること間違いなし!
是非、お湯かけ弁財天を訪れて、恋の効果を実感してみませんか?
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