画家W・ターナーが愛したイギリス・マーゲイトで、アート&ビンテージに浸る休日

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画家W・ターナーが愛したイギリス・マーゲイトで、アート&ビンテージに浸る休日

画家W・ターナーが愛したイギリス・マーゲイトで、アート&ビンテージに浸る休日

更新日:2015/08/03 12:12

藤谷 愛のプロフィール写真 藤谷 愛 ビンテージ雑貨バイヤー

ロンドンから電車で約1時間半のマーゲイトは、「難破船」で有名なイギリスを代表する画家、ウィリアム・ターナーが愛した南東部の町です。近年再開発が行われ、現代美術館「ターナー・コンテンポラリー」が開館したり、中心地では可愛いカフェやレストランが数々オープンするなど、観光客にとってより魅力的な街へと変貌を遂げました。

今回は、ターナーも描いた海辺の町、マーゲイトを歩いてみましょう!

日光浴でのんびり過ごすファミリービーチ

日光浴でのんびり過ごすファミリービーチ

提供元:Thanet District Council

http://www.visitthanet.co.uk/地図を見る

日本の日立が作った高速鉄道「ハイ・スピード」に乗ってロンドンから約1時間半。マーゲイト(Margate)駅から徒歩1分でビーチがお出迎えです。天気の悪さで有名なイギリスだけあって、写真のようなファミリービーチは貴重な存在。晴れの日はたくさんのイギリス人が日光浴を楽しみます。

また、ビーチ周辺にあるレストランやテイクアウト店では「フィッシュ・アンド・チップス」をぜひお試しあれ。海辺の町とあって、ロンドンでは味わえない大ぶりの鱈のフライを、ロンドンの半額近くの値段で食べることができますよ。

ビーチから始まる観光、既に「ウィリアム・ターナー」でいっぱい

ビーチから始まる観光、既に「ウィリアム・ターナー」でいっぱい

提供元:Thanet District Council

http://www.visitthanet.co.uk/地図を見る

賑やかなビーチをぐるりと回った先には灯台があるのですが、その袂には貝殻のドレスを着た女性の銅像「ミセス・ブース(Mrs. Booth)」が立っています(写真右)。この作品はアン・キャリントンという芸術家の「貝の貴婦人」と呼ばれる作品群の一つです。

W・ターナーは作画の為にマーゲイトを往来しており、晩年は定宿の女主人とこの地で過ごしていました。前述の銅像は、ターナーがこの地で一緒に暮らしていた女主人「ミセス・ブース」の名前に由来しています。

ターナーが描いた海をそのままに眺める「ターナー・コンテンポラリー」

ターナーが描いた海をそのままに眺める「ターナー・コンテンポラリー」

写真:藤谷 愛

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前述した19世紀を代表するイギリスの画家、ウィリアム・ターナーは、マーゲイトを愛し「この地の空はヨーロッパ中のどの空よりも美しい。」という言葉を残したほど。実際に「マーゲイト」という作品も残しています。そのターナーを由来として名付けられた「ターナー・コンテンポラリー(Turner Contemporary)」は現代芸術作品を展示している美術館で、2011年に開館しました。

「ミセス・ブース」のある灯台に行く途中にあり、その立地を活かすように建物はデザインされています。特に海を見渡せる方角は、全面ガラス張りで、作品と海の眺めを一体とした景色を一つの芸術作品のように見立てています。

実は、この建物のあった場所は、もともとミセス・ブースの宿があった場所。まさにターナーはこの地でミセス・ブースと生活を共にし、旅行者が眺める景色も彼らが眺めた景色そのものなのです。粋な美術館ですよね。

探し始めるといろいろ見つかる!作者不明のストリートアート

探し始めるといろいろ見つかる!作者不明のストリートアート

写真:藤谷 愛

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可愛いカフェやビンテージショップなどが集まるのが「オールドタウン・スクエア」周辺です。よく町を見て歩くと、お店の外壁に動物たちの絵がたくさんあるのに気づくはず。お店の外装かと思いきや、実は店主の方々も誰が書いたのか分からないものなのです。どの店主も口を揃えて「朝来たらあった。」とのこと。
ただ、可愛いのでそのままにしていたら、街中に増えてしまい、現在も進行中。

目立つ大きさの馬の絵から、「こんな所にも!」と驚くほど小さなカエルの絵など、ディズニーランドの隠れミッキーを探すように楽しめますよ。お試しあれ。

ビンテージ品をお探しなら、迷わずキング・ストリートへ!

ビンテージ品をお探しなら、迷わずキング・ストリートへ!

写真:藤谷 愛

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マーゲイトはビンテージ・ブティックがたくさんある町としても有名です。この地に来たら、ビンテージグッズ探しをしないともったいない!

ブティックが集まっているのはオールドタウン・スクエアのそばにあるキング・ストリート沿いです。
特に1960〜70年代のビンテージ生地のデザインは「これぞイギリス!」という可愛いものばかり。バッグやワンピースもその時代のものが揃っているので、ビンテージファッションが好きな方にもお勧めの場所です。

ロンドンから日帰りで楽しむ絶好の場所

イギリスの町はどこもマーゲイトのように小ぢんまりとしていますが、そのエリアの中にビーチもアートもショッピングも、という場所はなかなかありません。
また、マーゲイトを旅する前にウィリアム・ターナーについて多少なりとも知っておくと、その楽しみ方が変わってきます。彼の絶頂期から晩年を描いた映画「ターナー、光に愛を求めて」(2014)を参考にどうぞ。

アクセス:ロンドン・セント・パンクラス駅からマーゲイト行きに乗車。終点マーゲイト駅下車

掲載内容は執筆時点のものです。

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