写真:藤田 聡
地図を見る五所川原・立佞武多祭りは、五所川原駅西側で行われ、駅から徒歩圏内です。車で行く場合は、市街地東側のショッピングセンターELM(エルム)が無料駐車場として開放され、五所川原駅裏(南東側)まで片道120円のシャトルバスが運行されます。
シャトルバスを降りた地点から、鉄道の陸橋を渡って西側に行けば、すぐに立佞武多の運行コースに出ます。極力歩かない作戦なら、その付近で見ても良いのですが、出来れば五所川原駅前を経由して、写真の観光施設「立佞武多の館」前まで行きましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る立佞武多の館には、最大サイズ(23m)の巨大立佞武多三台が格納されており、祭りの中盤に出陣します。出陣前でもビルの前に登場し、中規模サイズの立佞武多が通過するのを見送ります。
写真がその様子で、手前は中規模サイズですが、手前にある分大きく見えて、奥の最大サイズと遜色無く見えますが、実際の大きさは相当差があります。
シャトルバス停から最も近い場所で見ると、23mの巨大立佞武多三台は、祭りの最後に一回通過するだけですが、ここでは待機から出陣し、帰ってきて格納するまでの一部始終を見られるので、「立佞武多の館」前が観覧場所として断然おすすめなのです。
写真:藤田 聡
地図を見るいよいよ23mの巨大立佞武多出陣ですが、出陣の写真では大きさが分かり難いので、帰ってきた時の写真を掲載します。三階建の商店の二倍以上の高さがあり、本当に七階建て相当である事が分かります。
奈良の大仏は台座を含めても18mですから、本当に巨大で、特撮映画で怪獣が町に出現したかのような光景です。
非現実的な光景でSF的でもあるのに、歴史と伝統を誇るお祭りなのですから、本当に不思議。過去と現在と未来を一度に楽しめるような独特なお祭り感覚が何故か心地よく、また見たいと思わせるのです。
写真:藤田 聡
地図を見る立佞武多が気に入ったら、立佞武多の館の内部も見学しましょう。23mの立佞武多三台が格納されており、祭りの時期で無くても一年中見学可能です。(大晦日の午後と元旦は休み)
立佞武多格納スペースは楕円形で、螺旋状のスロープになっており、立佞武多を好きな高さ、好きな角度から眺める事が出来ます。実際の祭りでは見上げる事しか出来ないので、23mの立佞武多を見下ろしたり、同じ高さから眺める事が出来るのは大変に貴重な体験。立佞武多を気に入った人なら、大感激出来ます!
立佞武多の館は入館料を支払うと、隣接の有料駐車場が二時間無料になります。しかし、祭りの直前には交通規制がかかる前に駐車場を確保する人で大混雑しますので、祭りの日に見学する場合は、極力早い時間帯がおすすめです。
立佞武多祭りは、毎年8月4日から8日の固定日開催です。青森ねぶた祭りは毎年8月2日から7日、弘前ねぷた祭りは毎年8月1日から6日なので、日程を調節すれば青森三大ねぶた祭りを一回の旅行で見る事も可能ですが、一晩で二箇所以上見るのは不可能です。
青森三大ねぶた祭りの中では、五所川原・立佞武多祭りは一番マイナーかもしれませんが、実は一番迫力があるので、最もおすすめです!
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
藤田 聡
「源泉かけ流し」にこだわる、泉質重視の温泉研究家。温泉旅行検定試験2年連続日本一で、温泉旅行博士の称号を獲得。日々、温泉や周辺観光地の取材・撮影を行い、国内旅行の奥深い魅力を各種メディアで発信中!温泉…
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