雄大な渓谷の真ん中にあって、断崖絶壁に囲まれたロンダの街は、その昔、旅人を襲う山賊たちにとっては絶好のアジトでした。そんな物騒な時代を背景に、山賊博物館には当時の山賊の衣装、銃やナイフ、これまでの有名な山賊たちの資料や写真がたくさん展示されています。
犯罪をテーマにした残忍な絵画やポストカードも数多く展示されていますが、山賊を主役にした映画やドラマの資料もあり、まるでスペイン版西部劇。一見怖そうだけど、山賊のカッコ良さに憧れる人もいるしょう。
およそ2万5千年前から人類が暮らしていたと言われるロンダ周辺。考古学遺跡も多く、石器時代の壁画や道具も発見されています。
ロンダ旧市街の一角にある宮殿は、そんな古代から続く歴史が再現された博物館になっています。2階フロアーには、古代人の生活ぶりが再現されているコーナーがあり、歴史や考古学に興味のない方でも気軽に楽しめるでしょう。ちょっと不気味な感じの古代人がリアルに演出され、面白味があります。
また1階には、アンダルシアの建築を知るには欠かせないパティオや素晴らしい渓谷を見渡せる庭もあるので、ぜひ立ち寄りたい博物館の一つです。
一見、中世からの素晴らしい骨董品や馬車などが数多く集められたクラシカルで雅やかな博物館です。古いカメラや時計、装飾品などがたくさん取集されているので、マニアには必見。
ですが、博物館の中を進んでいくうちに「ギョー!!」と震え上がるような暗黒時代の拷問や処刑の道具も展示されいて、半ばお化け屋敷に足を踏み入れたみたい。気の小さな方は、片目を閉じて見て下さい。
入り口は美しいパティオのあるお洒落なワイナリーですが、建物の中は、昔ながらのワイン造りの工程と歴史が丁寧に説明されている博物館になっています。ワイン造りに使われていた古い道具の数々やアンダルシア地方独特の民族衣装などが美しく展示され、見学者を楽しませてくれます。
この博物館では、ワインを試飲したり、地元ロンダのワインを購入することも可能。とっても美味しいスペインのワインが見つかるでしょう。ワイン好きな方、お土産にワインをお探しの方には、是非お勧めの博物館です。
何て残酷な・・・と考えてしまいそうなほど、ハンティングで犠牲になった野生の動物たちが無数に展示されている狩猟博物館。
動物たちはすべて剥製なのに、まだ生きているみたいなド迫力です。展示されている動物は、地元の動物だけでなく、ライオンやヒョウ、山猫、トナカイなど様々で、そのコレクション数には圧倒されてしまいそう。過去のハンティングの歴史が、そこに集約されているかのようなスペインらしい野性味溢れる博物館です。
博物館の詳しい情報は闘牛場の隣のツーリスト・インフォメーションで教えて貰えます。そこでは共通券が買えますから、いくつかの博物館巡りをされる方は少し入館料がお得になるでしょう。
またツーリスト・インフォメーションで購入できる共通券には、他にもアラブ式浴場の遺跡(BANOS ARABES)や地元出身の画家の作品が展示されている美術館(MUSEO DE PINTURA JOAQUIN PEINADO)の入館料も含まれているので、時間のある方はそちらにも足を延ばされてはいかがでしょうか。
ロンダは、他のアンダルシアの都市と比べると、まだまだ素朴な田舎街の風情が残されています。そのためか博物館も、庶民的な目線で展示されていて、ちょっとユニークです。タホ渓谷の素晴らしい風景を眺めながら、ロンダの街のちょっと変わった歴史に触れるのも楽しい旅となるでしょう。
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(2024/11/8更新)
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