12以上の重要文化財が一度に楽しめる!愛知の体験型博物館「明治村」

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12以上の重要文化財が一度に楽しめる!愛知の体験型博物館「明治村」

12以上の重要文化財が一度に楽しめる!愛知の体験型博物館「明治村」

更新日:2016/03/17 16:36

美作 静のプロフィール写真 美作 静

2015年で開業50年を迎えた「明治村」。そこは「当時実際に使われていた」建造物の数々が一同に集まる文化財の宝庫。
愛知県は犬山市にある村内では、それらの建物を遠巻きに見学するのではなく、自由に館内へ出入りができるのです。そう、明治村は体験型の博物館!
華やかなりし明治・大正を彷彿とさせる洋館の数々、汽笛を鳴らして走るSL、懐かしい姿の路面電車。この体験型博物館で自分だけの浪漫旅行をどうぞ。

浪漫あふれる明治へタイムスリップ

浪漫あふれる明治へタイムスリップ

写真:美作 静

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日本で3番目という広大な敷地面積を誇る体験型博物館、明治村。ひとたび入村すると枝を広げる木々、ゆったりとした芝生の広場、紺碧の湖に映える明治・大正時代の建物の数々に思わずうっとりしてしまうことでしょう。

まるで映画のセットのようなこの村は、実際に多くのドラマや映画のロケ地としても活躍してきました。最近では大人気を博したNHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」や「花子とアン」の舞台になったことでも有名。

村はテーマ毎に番地が付けられ、大きく区切られ様々な乗り物を使って村内を巡ります。路面電車にボンネット型のバス、蒸気機関車。まるでそこで暮らしているかのように、それらを駆使して広大な村を巡りましょう。

村のスピーカーからは、1997年に放送されたNHKの朝ドラ「あぐり」のテーマ曲「素晴らしき日々へ」が常に流れています。ヴァイオリニスト矢部達哉氏の奏でる美しくも心浮き立つ調べにのって、さぁ、明治の旅へ。

浪漫息づく12以上の重要文化財を一堂に!

浪漫息づく12以上の重要文化財を一堂に!

写真:美作 静

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明治村村内の建造物の多くが文化財であることは冒頭でも触れましたが、その数なんと12件!他にも20健近い建造物からなる近代化産業遺産群と、貴重な建物が目白押し。そんなたくさんの重要文化財の建造物の中に、気軽に入って見学できるのも嬉しいポイントです。

例えば「清水医院」(写真)。こちらは清水半次郎という医師が実際に明治時代に開業した際の病院を移築したもの。しかも、島崎藤村の「ある女の生涯」のモデルとしても登場したことのある医院だとか。

また、華族の華やかなりし生活を伝える西郷隆盛の弟・西郷從道の住宅やキリスト教禁令解禁後に建築された堂々たる教会「聖ヨハネ教会」、他にもフランク・ロイド・ライト氏の設計による、今は都内では見ることのできない帝国ホテルの中央玄関の一部といった西洋建築も見ごたえたっぷりです。
一方で増改築を繰り返し、まるで一部は忍者屋敷のような面白いからくりのある旧来の日本らしさを残す東松家住宅・・・と、一見そして一訪の価値あるものばかり。

明治黎明期の日本古来の美と、西洋から伝来された美、双方を楽しめる充実の旅になること間違いなし。時間に余裕のあるかたは、ぜひともガイドさんの案内付きで観光できる時間を調べていくとよいでしょう。ただ見るだけでは気づけない、多くの発見を教えてくださいます。

はいからさんが、通ります!

はいからさんが、通ります!

写真:美作 静

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体験できるのは当時の建物や生活様式だけではなりません。乗り物や食べ物の他に明治といえば!そう、矢絣に袴の女学生がセンセーショナルだった「はいからさん」の時代です。

そんな「はいからさん」にあっという間に変身できてしまうのが明治村にある「明治体験処 ハイカラ衣装館」。こちらは移築された安田銀行会津支店内にあり、体験できるのは「はいからさん」の他にも、男性向けには書生さんスタイル、鹿鳴館華やかなりし頃を彷彿とさせるクラシカルなドレスやフロックコートもございます。1回5分¥800円というお手軽な金額設定も嬉しいところ。

この5分間は思い思いの楽しみ方が可能。館内に設えられた写真館のような撮影場所の他、衣装着用のまま屋外へ出て当時を彷彿とさせる柳の木の下でだって、自由に写真が撮れるのです。ただ衣装を身に纏うだけでなく、当時のままの街並みや建物をバックに自由に写真が撮れるのも嬉しいですね。

お子さま用には身長100cm〜から各衣装が揃っているので、家族みんなで楽しむことも。思い思いの衣装に着替えてそれぞれの明治を存分に楽しむチャンスです。
写真撮影時に使用した和傘やリボンといった小物も料金に含まれています。
(※ドレス利用時のティアラなどは別料金)

やっぱり夢中!蒸気機関車

やっぱり夢中!蒸気機関車

写真:美作 静

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明治村で子どももおとなも釘付けにしてしまう魅力に溢れているのはなんといってもSL列車!蒸気機関車または陸蒸気(おかじょうき)と呼ばれた石炭をくべて蒸気で走る、当時の多くの人々の夢を乗せて走ったに違いないSL。

短い距離ではありますが、明治村内のSL「なごや駅」から「とうきゃう(東京)駅」を毎日何往復もしています。こちらももちろんホンモノ。蒸気機関車は12号と9号があり、それぞれ明治の昔にイギリスとアメリカから輸入されたものが今も現役で活躍しています。

車窓からの眺めも素晴らしく、「とうきゃう」もまだ緑が深くかった時代にいっきにタイムスリップ。ガタゴトと揺れる列車の長椅子に腰掛け、顔をなでる風とそこに含まれる蒸気を感じ、眼下に広がる景色を眺める列車の旅はこの上ない体験となるでしょう。

尚、SLと駅舎はNHKドラマ『坂の上の雲』などの撮影にも使われました。
写真はSLなごや駅で出発の準備中の機関車12号。

何度訪れても新しい発見のある旅

明治大正の旅は楽しく、時間が過ぎるのはあっという間。広大な敷地とたくさんの建造物、すべてを一日で巡るのは難しいほど。だからこそ、訪れる度にきっと新しい発見があるはず。

今回はご紹介できませんでしたが、村内での飲食も非常に凝っていて明治・大正当時に人気のレストランメニューから食べ歩きできるコロッケなどまで食も充実。こちらもまた一日では食べきれないことでしょう。

また、明治村では季節ごとに趣向を凝らしたイベントも充実。夏は夜間営業で肝試しもあり、子どもたちが楽しめる探偵ゲームや宝探しのゲームなども開催されています。訪れる日を決めたらぜひ公式ホームページで最新情報をチェックしてみましょう。

繰り返し訪れて、自分だけの明治・大正浪漫に浸る旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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