タイの「江の島」へ行こう!バンコク近郊シーラーチャーの瞑想の地ロイ島

タイの「江の島」へ行こう!バンコク近郊シーラーチャーの瞑想の地ロイ島

更新日:2015/08/02 18:31

沢木 慎太郎のプロフィール写真 沢木 慎太郎 放送局ディレクター、紀行小説家
“タイの江の島”と呼ばれる島が、首都バンコクからほど近い場所にあるのをご存知でしょうか?小さな港町のシーラーチャーには「ロイ島」という島があり、タイで働く日本人たちから“タイの江の島”として親しまれているのです。この島は、もともとは僧侶たちの瞑想の地だったところ。夕陽が美しく、眺めのいいスポットなので、海を見ながら静けさを味わってはいかが?

花が美しい海浜公園の前に浮かぶ「ロイ島」

花が美しい海浜公園の前に浮かぶ「ロイ島」

写真:沢木 慎太郎

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バンコクから南東へ約100キロ離れたところにある小さな港町シーラーチャー。日系企業が多く進出し、数千人の日本人が働いている街で、日本人学校もあります。
海沿いには美しい花が咲き乱れる海浜公園が広がり、この正面に浮かぶのが「ロイ島」。写真の花は、海浜公園に咲く「リーラーワディー(ラントム)」。“美しい女性”という意味がある花で、とても香りがいい。

やっぱり、タイの「江の島」!?夕暮れが美しい瞑想の地

やっぱり、タイの「江の島」!?夕暮れが美しい瞑想の地

写真:沢木 慎太郎

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こちらが「ロイ島」の全景です。いかがですか?湘南の江の島にすごく似ていますね!
江の島に比べると、ずいぶん小さい島なのですが、緑の中に見え隠れするように寺院が建ち並び、瞑想するのにふさわしい風情が感じられます。島までは橋がかかり、陸続きとなっているので、江の島と同じように歩いて渡ることが可能。写真の右端に見えるのが、島に続く橋の一部です。

夕暮れの中、ナイトマーケットの準備でにぎわう「ロイ島」

夕暮れの中、ナイトマーケットの準備でにぎわう「ロイ島」

写真:沢木 慎太郎

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こちらが「ロイ島」へと向かう橋です。ご覧のように夕暮れになると、橋の両端に露店が並び、島は活気づきます。雑貨や衣服をはじめ、焼き鳥やシーフード、フルーツなどもたくさん売られているので、食べ歩きにいいですよ!
正面に見えるオレンジ色の屋根は「観音堂」で、優しい顔立ちの観音さまが海を見つめて立っています。

静かな港町をぐるりと眺望!タイの英雄が建てたロイ島寺院

静かな港町をぐるりと眺望!タイの英雄が建てたロイ島寺院

写真:沢木 慎太郎

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こちらは、「ロイ島」の頂上にある寺院です。「ワット・コ・ロイ」というお寺で、独特の雰囲気が漂う。もともとは僧侶たちの瞑想の地だったのですが、西欧列強による植民地化からタイを守ったチュラロンコン王(ラーマ5世)が寺院を建立。近代的な香りがするお寺です。階段をのぼってからわずか数分ほどで着いてしまいますが、頂上からの眺めは良く、静かな港町をぐるりと眺望することができます。

夕暮れの空。タイの若者たちが愛を語りあう

夕暮れの空。タイの若者たちが愛を語りあう

写真:沢木 慎太郎

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「ロイ島」は美しい夕陽が見られるスポット。夕暮れになると、地元のタイ人カップルでにぎわいます。波が静かで、清々しく、とても癒される場所。江の島といえば若いカップルたちにも人気がありますが、タイでも同じですね!

おわりに

バンコクとパタヤの中間にあるシーラーチャー。目立った観光地ではありませんが、のどかな風情が漂う静かな港町。都会の喧騒を離れて、ひと休みしたい時に、ぶらりと気軽に訪れたい街です。
「ロイ島」からさらに沖合には、「シーチャン島」という島があり、海水浴やマリンスポーツにおススメ。パラソルの下で新鮮なシーフードを味わうこともできるので、足を延ばして行かれてみてはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/30 訪問

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