写真:沢木 慎太郎
地図を見るかつて日本のデパートには、“屋上遊園地”と呼ばれる遊戯施設があり、大勢の家族連れでにぎわったものですが、今ではほとんど姿を消しました。そんな屋上遊園地をほうふつさせるノスタルジックな遊園地に出会うことができるのが、シーラーチャーの「ロイ島」。ロイ島は、タイで働く日本人から“タイの江の島”と親しまれている島で、亀の池や寺院があり、週末になると多くのタイ人でにぎわいます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらが「ロイ島」にある遊園地。床の回転に合わせて乗り物が上下する遊具、すなわちメリーゴーランドですが、痛みが激しく、乗り物もなんだか妖しげ。ミッキーとミニーちゃんのようにも見えるし、藤子・F・不二雄のマンガ「パーマン」にもどことなく似ています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらは「ロイ島」遊園地の全景。素朴な乗り物に、タイ人の子どもたちは大喜び。しかし、遊戯施設はところどころさびていて、ギシギシ鳴り、揺れも激しい。無邪気に遊ぶ子どもとは違って、日本人が乗れば異様なスリル感を味わうことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらはお化け屋敷。機械ではなく、人間がお化けとなって驚かすものです。タイミングを見ながら驚かせるので、本当に怖い。「もう一度やって」と言えば、もう一度驚かせてもらえることもあります。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る遊園地のまわりでは、縁日の露店が並び、金魚救いやヨーヨー釣り、綿菓子、輪投げ、射的など、日本の夏祭りと同じような光景を見ることができます。タイの子どもたちも、すごく可愛い。ふと立ち寄った田舎町で、日本と似た文化を見つけるのも、おもしろいですよ。
タイでは、移動遊園地というものがあり、祭りがあれば観覧車やジェットコースターなどが組み立てられ、現地の子どもたちは大喜び。そこには昭和40年代ごろの昔懐かしい日本の風景が見えます。タイのミニ遊園地は、屋上遊園地が懐かしい世代の人にとっては、まさに恍惚の風景。無邪気なタイ人の子どもたちの笑い声を聞きながら、ノスタルジックな想いにふけってみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたナビゲーター
沢木 慎太郎
恋愛小説「星の流れに 風のなかに 宇宙の掌に」(※澤 慎一の名前で制作)が電子書籍化され、作家デビューしました。紀行小説「深夜恋愛特急」も、私のひそかなブーム。
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