イギリス湖水地方を蒸気機関車と車で廻る!スリリングな高山道にローマ遺跡も!

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イギリス湖水地方を蒸気機関車と車で廻る!スリリングな高山道にローマ遺跡も!

イギリス湖水地方を蒸気機関車と車で廻る!スリリングな高山道にローマ遺跡も!

更新日:2015/08/10 18:45

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

美しい田園風景のイギリス湖水地方に、ハードノットというスリリングな山岳地帯があります。

最も標高が高いと言ってもせいぜい300メートルほど。見渡せる壮大な眺めは一見の価値あり!ローマ遺跡が残り、狭くて起伏の激しい山道はスリル満点。岩山に囲まれた物静かな湖、鷹のショーも見られるお城、可愛い蒸気機関車などお楽しみ盛りだくさんです。ウィンダミアから日帰り可能。自然と歴史を求めてお出かけしてみましょう。

ハードノットへ続く山道「マウンテンパス」はスリル満点!

ハードノットへ続く山道「マウンテンパス」はスリル満点!

写真:Hiroko Oji

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イギリス湖水地方のウィンダミア(Windermere)から車で西へ、途中通過するロウズ湖は、ビアトリクス・ポターの生涯を描いた映画「ミス・ポター」のロケ地で、ラストシーンに使われた湖です。

走り続けて約1時間ほど、小さな峠をいくつか越えてワイノーズ(Wrynose)の辺りまでやってくると、そこは壮大な緑一色の山間の眺め。と言っても標高はたったの311メートル!高い山の少ないイギリスでは、この辺りはまさしく「山岳地帯」と言えるのでしょう。山間に広がる草原では、羊たちが草を食む姿が見られ、のどかな風景に癒されます。

しかし、この後走るハードノット(Hardknott)への山道は狭くて起伏の激しいマウンテンパス!車同士がすれ違うのも難しい個所がいくつもあり、なかなかスリル満点。運が悪けりゃ、すれ違うことのできない車が立ち往生して、ズラ〜と渋滞ができることもあります。運転に自信のない人はご遠慮願います。

ハードノットのローマ砦跡

ハードノットのローマ砦跡

写真:Hiroko Oji

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ハードノット峠を越えるとどんどん標高を下げて石積みの低い塀の続く風景が見え始めます。その中にあるのがローマン遺跡。

車を道路脇に止めて小高い丘を登っていくと、ローマ時代に築かれた砦跡などを見ることができます。丘の上に広がる遺跡群の中を散歩するだけでもタイムスリップしたような感覚になります。かなり広い敷地ですので、結構歩くことになりますが、足元にはお花が咲き誇り、ときたま草を食む羊たちにも出会えます。丘のてっぺんにある岩からは、周辺に広がる牧草地を見渡せ、最高の眺めが楽しめますよ。

ブートの村は水車小屋の残る歴史地区

ブートの村は水車小屋の残る歴史地区

写真:Hiroko Oji

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ハードノットの峠を下ってきて、小さな村ブート(BOOT)に立ち寄ってみましょう。小さな川に架かる、いかにも古くからあると思われる石橋を渡って村の中へ。

ここには、石造りの歴史的な水車小屋が残っています。16世紀に建てられたもので、川沿いの小さな石造りの小屋ですが、その物静かな風景に溶け込む姿に懐かしささえ覚えます。現在使用されているトウモロコシ挽き水車としては最古のものです。

ほんの数軒の石造りの民家が建ち並ぶほかは、緑溢れる村。それでも、お花で飾られたレストランや、水車小屋横にはお土産物を売るショップもあり、お昼ごはんに立ち寄るのにちょうどよい村と思えます。

広大な敷地のマンカスター城は幽霊屋敷?

広大な敷地のマンカスター城は幽霊屋敷?

写真:Hiroko Oji

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さらに西へ進み、途中、イングランドで最も深いワスト湖(Wast Water)に立ち寄った後、アイリッシュ海の近くにあるマンカスター城へ向かってみましょう。

マンカスター城は、ブリタニア時代の1208年、ローマ人の手により周辺を守る砦として建設されたもので、イギリス有数の幽霊屋敷としても知られています。エリザベス朝時代の装飾が施された寝室に、道化師トム・フールという幽霊が出没するとのこと。運が良ければ、お会いできるかも?

お城の広大な庭園には世界中の植物が集められており、庭園を見て歩くだけでもかなりの時間を要します。現在は湖水地方の観光地の一つとなっているマンカスター城!1887年に開設されたフクロウセンターが併設されていて、様々な種類のフクロウを見ることができます。また、芝生のある庭では、鷹のショーが見られますので、お忘れなく。

レイヴェングラス&エスクデール蒸気鉄道で、のんびり風景を楽しもう!

レイヴェングラス&エスクデール蒸気鉄道で、のんびり風景を楽しもう!

写真:Hiroko Oji

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イングランドで最も古く最も長い狭軌蒸気鉄道が、アイリッシュ海に面した町レイヴェングラス(Ravenglass)と標高210フィート(約64m)のエクスデール(Eskdale)を結んで走っています。15インチ(381mm)ゲージの狭軌の鉄道路線であり、保存団体によって運行されている保存鉄道です。

こじんまりとした(どちらかというと、狭い!)客車は屋根ありと屋根なしのタイプがあり、どちらもイングランド随一と言われる美しい景観をのんびりと列車に乗って堪能できます。

いかがでしたか?

一口に湖水地方と言っても、湖ばかりではなく、このような壮大なローマン遺跡を含めた山岳風景とお城や蒸気鉄道を楽しむことができる地域もあるのです。

この辺りへお出かけするには、レンタカーが便利ですが、運転にはかなりの慣れが必要かと思います。運転に自信のない方や手軽に訪れたい方には、現地ツアーをお薦めします。1日ですべて周ってくれますので、時間の余裕のない方にぴったりだと思います。MEMOにリンクしておきますので、どうぞご利用くださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2010/08/01−2010/08/05 訪問

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