円形のデザインが独特すぎる!世界遺産「天壇」は北京のシンボル!

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円形のデザインが独特すぎる!世界遺産「天壇」は北京のシンボル!

円形のデザインが独特すぎる!世界遺産「天壇」は北京のシンボル!

更新日:2015/07/15 09:59

渡部 洋一のプロフィール写真 渡部 洋一 フリーライター、カメラマン

中国は、世界第二位の世界遺産登録件数を誇る世界遺産大国です。長い長い歴史が生み出した遺産は、まさに人類の宝。国中に数ある世界遺産の中で、今回は「天壇(てんだん)」の歴史と見所をご紹介します。北京市街の南部に位置する広大な天壇には、歴史的建造物が目白押し。中でも、円形のデザインが特徴的な祈年殿は必見です。

北京の世界遺産「天壇」

北京の世界遺産「天壇」

写真:渡部 洋一

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天壇の歴史は1420年、明の永楽帝による建立に始まります。明と清の時代には、歴代皇帝が五穀豊穣を願って祭祀を行った祈りの場所です。現存するものでは、中国最大の祭祀建造物とされます。
主要な建物が南北一列に整然と並ぶ敷地は総面積273万平方メートルと広大。北側が高く設計されていて、天地の世界を表現していると言われています。現在は天壇公園として整備され、1998年には世界遺産に登録されました。

皇帝が儀式を行った「圜丘壇」

皇帝が儀式を行った「圜丘壇」

写真:渡部 洋一

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写真は、天壇にある「圜丘壇(かんきゅうだん)」。歴代の皇帝が、毎年冬至にこの圜丘壇に登り、雨乞いや豊作を祈る儀式を行いました。
三層の壇のみで、建物はありません。形状は宇宙観に則り円形で、欄干や階段の数は陰陽思想にちなんだ9の倍数となっています。
圜丘壇には一般観光客も登ることができ、儀式を行った皇帝の気分を味わうことができます。

独特の円形が美しい「祈年殿」

独特の円形が美しい「祈年殿」

写真:渡部 洋一

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天壇で絶対に見ておきたいのが、北京の空に高く聳える祈年殿(きねんでん)。天壇を代表する建造物で、歴代皇帝が毎年正月にここで豊作を願いました。創建は1420年、その後落雷で焼失し、現在の建物は清の時代1889年に再建されたものです。高さ約38メートル、直径約30メートルの巨大な木造建築で、三層の屋根には青く輝く瑠璃瓦が用いられています。
その特徴は、なんといっても円盤のような形状です。三層の円形の屋根と瑠璃瓦の青が独特の美しさを作り出し、その姿は天壇のみならず、天安門や故宮(紫禁城)と並ぶ北京のシンボルとなっています。

祈年殿は、内部を覗くこともできます。皇帝の玉座が安置されており、柱や梁に施された極彩色の装飾も圧巻です。

こちらも必見!「皇穹宇」

こちらも必見!「皇穹宇」

写真:渡部 洋一

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写真は、1530年に建築された宮殿「皇穹宇(こうきゅうう)」。歴代皇帝の位牌を安置する場所です。
祈年殿にならって、こちらも美しい円形。建物をぐるりと囲む塀は「回音壁」と呼ばれ、周囲193メートルの対極に人が立ち壁に向かってささやくと、それぞれの声が相手に届くと言われています。

神位の供養が行われた「皇乾殿」

神位の供養が行われた「皇乾殿」

写真:渡部 洋一

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祈年殿の北側に位置する「皇乾殿(こうかんでん)」。祈年殿に祀られた神位の供養が行われていました。その形は祈年殿とは違いいたってオーソドックスですが、赤を基調とした外壁と青の瑠璃瓦のコンビネーションは健在。北京の空によく映える、美しい建造物です。

北京のシンボル!世界遺産「天壇」へ行こう!

北京の世界遺産、天壇の歴史と見所をご紹介しました。独特の円形をした青く巨大な建造物は圧倒的に美しく、北京を代表する観光名所として多くの旅行者に人気のスポットとなっています。4000年の歴史を誇る中国が生み出した、不思議な祭祀建造物を見に、あなたも足を運んでみませんか?そこには、国家の祈りを確かに叶えてくれたのではと思わせる、厳かな空気が流れています。

天壇へのアクセス、入場料、営業時間等の情報は、記事下部にある「MEMO」よりご覧いただけます。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/13 訪問

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