写真:Ise Shinkurou
地図を見る鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして平成7年に建てられたのが「燕趙園」です。建築・彩色など細部にまでこだわった本格的な造りで、設計は中国河北省の技師が行い、素材の調達から加工まで全て中国で行われました。
特に美しい彩色が施された建築物は、中国で一度「仮組み」そして「解体」その後日本に運ばれ「再建築」されています。この大規模な構想と関係者の努力には脱帽です。ですから日本にいながら大陸文化を色濃く感じさせてくれるのですね。日本でも有数の中国庭園と言われている所以です。
山陰の山々を借景した石造りの庭は、そのスケールの大きさだけでなく、建物の朱色とのコントラストが素敵。屋根は皇帝しか使用できない瑠璃瓦です。さらに庭園は約二十景に分けられ、一瞬で中国にワープし、時代まで遡り、中国皇帝に生まれ変わったような体験が出来ますよ。
柱の彩色と中国人絵画師による絵を楽しみながらゆっくり散策してみて下さいね。またこの庭園は見る場所によって異なった表情を見せてくれますので、陶器のイスに座って眺めるのもお勧めですよ。豪華絢爛の建物は日本建築とは趣の違った魅力があります。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る庭園は約二十景に分けられ、一瞬で中国に迷い込んだような美しさに出会います。写真の小山には洞穴が造られています。中国ではこの洞穴内部には現在と違った別の世界が広がるとの言い伝えがあります。是非入ってみて下さい。
またワンコインでチャイナドレスのレンタルも出来ますので、風景に溶け込んだ記念撮影を楽しむ事も。サイズ・デザインともに豊富な品揃えですので、カップル・ファミリーで利用できます。詳細はホームページでご確認下さい。
色とりどりに装飾された廊下を歩いていると、歴代の皇帝が再現しようとした「桃源郷」へ迷い込んだかのよう。さすがに雄大な大陸文化ですね。これらの装飾は一見の価値のある芸術作品です。
写真:Ise Shinkurou
地図を見るイベントホールになっている「集粋館」の前には孔子像、そして日本の七福神のルーツとなった仙人の像が八体あります。写真は西王母とそれを囲む八仙人の像です。
また館内では「中国雑技公演」が毎日公演されています。こちらもご覧になれば、より深く中国文化を堪能できるのではないでしょうか。
公演時間はホームページなどで確認してお出かけ下さいね。
提供元:Shinkurou
地図を見る残念ながら「燕趙園」はペット不可なのですが、道路を挟んで向かい側にある「道の駅」へは素敵な石の歩道橋が架かっています。このエリアはペットも入れ、庭園の建造物の外観を楽しむことが出来ます。
「万里の長城」をイメージして造られた歩道橋はこのエリアにぴったりですね。道の駅周辺は白い壁と茶色の瓦そして青い空のコントラストが素敵ですし、さらに奥にある湖の周辺もペットと一緒に散策が楽しめます。
旅連れ・小太郎も建物が持つ独特の雰囲気を感じている様子。パートナーとの素敵な旅の思い出を持ち帰ることが出来るお勧めのスポットです。
鳥取県で大陸文化を満喫できる魅力スポット「燕趙園」はまるで桃源郷に迷い込んだかのような散策を楽しめます。チャイナドレスをレンタルし園内を散策するのもここならではの楽しみ方。
また「コナン通り」「倉吉白壁土蔵群」などもお車で10分ほどですので、親子で楽しめるお勧めの場所です。
すてきな旅の思い出ができますように。
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この記事を書いたナビゲーター
Ise Shinkurou
はじめまして。旅連れの小太郎と日本中に足跡を付けたく始めた旅も2周目に入りました。「やっぱり日本は広くて深い」ペットと愉しむ旅を・・そして有名観光地に加え「えっ?」って思っていただけるような穴場スポッ…
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