ハンピは、かつてのヴィジャヤナガル王国の首都でした。16世紀にイスラム勢力に制圧され、長い間人々から忘れ去られますが、イギリス統治時代に再発見。1986年、「ハンピの建造物群」の名称で、ユネスコ世界遺産の文化遺産に登録されました。5km四方の土地に、たくさんのヒンドゥー寺院が並びます。
世界遺産として価値があるのは寺院です。
しかしハンピの魅力はそれだけではなく、周囲の巨岩群やヤシ・バナナの木の景観と融合した姿にあります。それを一番実感できるのは、町の南東部にあるマータンガ山。
岩山を登らなければならず、登るのは少々大変かもしれませんが、健康に問題ない人なら30分で登頂できます。そこから見下ろした光景は、きっと今まで見たことのないもの。皆さんにとって、心が震える景色になることは間違いないです。
ハンピには数多くの遺跡があります。その中でも最も目立つのはこの高い塔。ハンピ自体は小さな村なのですが、そこには似つかないような大きな塔門。16世紀にヴィジャヤナガル王国のクリシュナ・デーヴァ・ラーヤ王が建立した寺院です。未だに人々に崇拝される、今を生きる寺院です。
その他にもたくさんの寺院があり、見回るには徒歩では難しいです。街にはレンタサイクルやリキシャを扱う業者がたくさんあり、それらを申し込むのがベター。1日あれば、見て回ることが出来ます。周囲の景観を楽しむ日、遺跡を見て回る日と合わせて、ハンピだけで2日以上は欲しいところです。
ハンピは非常に小さな村。村自体は30分もあれば歩き回れます。
インドというと、デリー、バラナシのように人だらけで忙しいイメージが強いですが、
ここは時間の流れが違います。その落ち着いた感じが、観光客がハンピを絶賛する理由の一つでもあります。
いかがでしたでしょうか。
もちろん寺院群も十分に見応えがありますが、ハンピの魅力はそれだけではありません。周囲の景観、ゆっくりとした雰囲気。それらが全てハンピの魅力です。是非とも、ハンピまで足をお運び下さい!
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索