仙台市青葉区にある並木道の1つ「定禅寺通」は、1601年仙台城の鬼門封じのために定禅寺が開基され、その参道として整備されたのが始まりとされています。
戦後に幅員12mだった道を46mへと広げ、新たに植栽が施されて現在の形になりました。
ケヤキの街路樹は通りの両脇の歩道に1列ずつと、中央分離帯に2列で計4列並び、枝葉が空を覆いまるでトンネルのような姿となっています。
毎年12月に開催される「SENDAI光のページェント」ではケヤキ並木にイルミネーションが施され、とてもロマンチックな光景となるんです。
私が訪れた4月の終わりには、大きなケヤキの木にやっと緑が芽吹き、とても優しい空気が流れているように感じました。
仙台市は都心部の道路が碁盤の目状になっており、歩道も広くとても歩きやすいのでぜひ定禅寺通まで歩かれてみることをお勧めします♪
仙台城は「独眼竜」の異名を持つ伊達政宗が築いた城で、青葉山に築城されたことから別名「青葉城」と呼ばれ、日本100名城に選定されています。本丸は標高115m〜140mの高所に築かれ、東西が断崖絶壁、前面には広瀬川が流れ天然の外堀になっており、実践を想定した計画が為されていました。仙台城本丸に天守閣を持たず、石垣に囲まれた内部に5つの櫓や楼閣城門が建てられました。
現在は建物が失われていて城跡となっており、本丸跡地が護国神社、二の丸跡地は東北大学、三の丸跡地は仙台市博物館の敷地となっており、石垣や遺構が数多く、平成15年に国指定史跡に指定されています。
三の丸跡地のある仙台市博物館から天守台跡までは徒歩15分程。地震の影響で以前使われていた道路は車両通行止めとなっているのですが、見所もあるのでゆっくり歩いて見ていくのがおすすめです♪
宮城県を代表する観光地の仙台城跡(天守台跡)からの眺めです。仙台市街地を一望でき、天候に恵まれれば端の方から遠く仙台空港、さらには太平洋まで望むことができるそうです。夜は仙台100万都市市街地の煌めく夜景でも人気です。
写真では太平洋までは望めませんが、眼下には広瀬川が流れ、緑の多い市街地が一望でき、まさに「杜の都」と称されるだけある景観ですね!
伊達政宗が眺めた場所と同じ場所から仙台市街を見る・・・歴史を身近に感じられます(^^)
明るい黄緑色の餡がたっぷりのったこちら、仙台名物の「ずんだもち」です♪宮城や山形を中心とした東北地方のお盆料理のようですが、お店では仙台名物として販売されています。
ずんだもちは、「ずんだ」という茹でた枝豆をすり潰し砂糖と塩で味付けした餡を絡めたおもちですが、1口食べるとふわっと枝豆の香りが広がり、甘いけどとってもさっぱりしていて美味しいですよ♪
仙台市内にはずんだもちが食べられるお店もたくさんあり、ずんだもち以外にもずんだパフェなどずんだを使ったスイーツも多いので色々楽しんでみるのをおすすめします!
仙台土産の定番、菓匠三全さんが販売している「仙台銘菓 萩の月」です♪
カスタードクリームをカステラ生地で包んだまあるい饅頭型のお菓子ですが、食べた事のある方も多いのでは!?
昭和50年代に誕生した「仙台銘菓 萩の月」は、笹かまぼこや仙台牛タンと並ぶ仙台を代表するお土産となっています。その人気ぶりは1日あたりの製造・販売数が10万個というところからもうかがえますね!
商品名は「萩が咲き乱れる宮城野の空に浮かぶ満月」に由来しているそう。このふわっふわのカステラ生地の食感と、とろけるようなカスタードクリームが本当に良く合っていて美味しいですよ〜。
仙台城址を含め、仙台市内の観光には「るーぶる仙台」という名前の観光バスがあるので、車以外の方はこちらのバスを利用すると便利ですよ〜。仙台駅前を起点に市内中心部の観光スポットを循環しているバスで、1日乗車券があればどこからでも乗り降り自由です。運行ルートには、定禅寺通り、仙台城跡、博物館、瑞鳳殿、晩翠草堂などが入っていますので、ご活用してみてはいかがでしょうか。
仙台市内の観光は、都心部だけでもたくさんの見所があるので1日たっぷり時間をかけてまわるのをお勧めします!
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(2024/10/12更新)
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