万座温泉の知られざる魅力!知ったらもう病みつき!

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万座温泉の知られざる魅力!知ったらもう病みつき!

万座温泉の知られざる魅力!知ったらもう病みつき!

更新日:2015/07/21 13:42

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者

日本一高所にあり、日本一の硫黄含有量を誇る『万座温泉』。1800メートルの高地に位置し、都会から隔絶された澄んだ空気に漂うのは、ゆで卵の香り?いえ、それが硫化水素の香り。毛細血管を広げる効果が高いと言われる硫化水素。吸引するだけでも、毛細血管が広がり、血流量が増し、新陳代謝が促されるのだとか。アルカリ性が強いことも相まって、日本一の美人の湯の誉れ高い万座温泉の知られざる魅力をご紹介しましょう。

日本一の硫黄含有量を誇る『万座温泉』

日本一の硫黄含有量を誇る『万座温泉』

写真:SHIZUKO

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万座温泉がいつから温泉として人々に愛されてきたのかは、あまりに古すぎて、定かではありません。綿々と人々が病気の平癒を願った『薬師堂』の先に、『熊四朗洞窟』という場所があります。その熊四朗洞窟から弥生式土器が出土していることから、万座温泉は、大昔からその名湯で人々を癒し、温かな湯を提供し、暮らしを支えていたことは間違いないようです。標高1800メートルの高地に、なぜ人々が住みつき、生活を始めたのかと考えると、不思議ですよね。

熊四朗洞窟の手前から川を渡ると東屋があり、『湯畑』を上から眺めることが出来ます。体力が十分な方は、熊四朗山の展望台に向けて、急な坂道を登って行くと、どんどん眺望が広がり、川床から水蒸気のあがる荒々しい万座温泉の風景が楽しめます。ちょっと急登ではありますがチャレンジしてみましょう。シャクナゲコースという長めのハイキングコースを辿れば、熊四朗山の荒々しい姿を見上げ、足もとには高山植物が咲き乱れるという素敵な散策が楽しめます。シャクナゲコースは約50分。短めの湯畑コースは30分あれば歩けます。どちらも『湯畑』を見下ろしながら歩けますので、お時間があればぜひ。

※『熊四朗洞窟』昔、熊と白という猟犬を連れて山に入った漁師が、この洞窟で眠ろうとしたところ、2匹の犬が激しく吠え立て眠れない。腹を立てた猟師は犬の首をはねてしまう。すると、その首は忽ち空へ舞い立ち、猟師を頭上から狙っていた大蛇にかみつき、猟師を救ったのだとか。その忠心に報いるため、せめてこの洞窟を熊四朗洞窟と名付け、霊を弔ったのだとか。

万座温泉らしさは『空吹き』にあり

万座温泉らしさは『空吹き』にあり

写真:SHIZUKO

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万座温泉は、とにかく強い硫黄の香りに包まれています。山肌からは、水蒸気と共に強い火山性ガスが勢いよく噴出しているのですから、当然です。これが『空吹き』と呼ばれる万座温泉の名物です。草木が一本も生えていない黄味がかった山の斜面の荒々しい風景は、とても印象的。ぜひ、近くまで行って観てください。

万座温泉観光なら『国道最高地点2172メートル』へ!

万座温泉観光なら『国道最高地点2172メートル』へ!

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万座温泉は、上信越高原国立公園内にある温泉郷。多くの国立公園内がマイカー規制される中、このエリアは、まだマイカーで訪ねることが出来る貴重な場所なんです。

万座温泉から、白根山に向かいクネクネの山道を快適ドライブ。2000メートルの森林限界を超えると、高い木がほとんどなくり、この辺りから、付近は高山植物の宝庫となります。ちょっと車を止めて、足もとを眺めるだけで、5〜6種類の可憐な花が確認できます。

そして、遠くに見える雪を頂いた北アルプスの山の連なりの美しいことと言ったら。2000メートルを超えると、風も冷たくとてもさわやか。大きくカーブを描いて、国道292号線に入り、到達するのが『国道最高地点2172メートル』。日本の国道の中で最も高い場所・渋峠です。

眼下には『芳ヶ原湿原』が広がり、白根山・本白根山・浅間山へと続く山並みが最高に美しい。万座温泉が谷あいの温泉地だと、ここから眺めるとよくわかります。だからこそ、ぜひ、渋峠まで行ってみて下さい。この絶景こそが、万座温泉の宝物。見逃すなんて、勿体ない!

高山植物の宝庫!山肌がブルーベリー?

高山植物の宝庫!山肌がブルーベリー?

写真:SHIZUKO

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森林限界を超えた渋峠から見える白根山の山肌は、柔らかな緑に覆われています。でも、それは芝生ではなく、なんと!ブルーベリーの木々なんです。信じられないような広大なブルーベリーの山肌には、度肝を抜かれます。高山植物の名前としては『クロマメノキ』。実が熟すと、まさに黒豆です。六月になるとふくよかな丸い花を咲かせます。

実のなる秋に訪れる方、国立公園内ですから、植物の採取は禁止。白根山は火山監視カメラがあちこちに仕掛けられていますので、決してこっそりと食べたりしてはいけません。見られていますのでご注意を!

静かな『牛池』で癒されて

静かな『牛池』で癒されて

写真:SHIZUKO

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早朝は、ぜひ『牛池』の周りを散歩してみて下さい。風がなければ鏡のようになった水面に映る木々の美しさ、空の色にうっとり。

池の周りは湿原になっていて、木道が設置されています。アップダウンのない静かなコースは、朝のおめざめ散歩にピッタリ。コバイケイソウという、とうもろこしのような花が咲く年と、咲かない年があるようで、当たり年に行かれた方は存分にお楽しみください。ツマトリソウやコケモモなど、可憐な花々に思わず見とれて、朝食に遅れないようにしてくださいね。

万座温泉の魅力

日本一の高地の美人湯。万座温泉のお湯は、本当に素敵。でも、温泉自慢だけが万座温泉の魅力ではありません。標高1800メートルの国立公園内の高地温泉ならではの魅力を最大限に引き出してくれる『マイカー通行可能』が何よりのおすすめポイント。これは、他の国立公園ではもう無理なこと。足が悪い方やお年を召した方でも、気兼ねのない自家用車で、標高2000メートルを超える高地を堪能することが出来る数少ない場所なのです。もちろんバスも運行されていますから、自家用車がなくても、高原の温泉と高山植物、爽やかな空気に最高の風景、そして何より良質の温泉が楽しむことが出来ますから、ぜひ、一度、足をお運びいただきたいと思います。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/06/23−2015/06/24 訪問

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