プローチダの港から絶景ポイントまでは、アップダウンのある坂道修行をしなければなりませんが、可愛らしい島の街並みを見ながら歩いて行けばあっという間でしょう。
歩くのは無理!と言う方には、バスも走っていますし、島らしく三輪タクシーと言う手段もあります。
港を降りると声をかけられるかもしれませんが、利用の際には料金を交渉・確認をお忘れなく。
島には豪華なリゾート地のような雰囲気こそありません。しかし、カラフルな路地が無数に交差しています。
アップダウンな道をクリアしなければなりませんが、絵本の中に迷い込んだような路地裏歩きは魅力いっぱいです。
風景が見え隠れするような坂道や階段ってワクワクしませんか?
通りすがる人はみな優しい笑顔で挨拶してくれ、心が和みます。地元の方との小さなふれあいもまた思い出の一つですね。
知る人ぞ知るヴァカンス地でもあるプローチダ島には、ビーチも点在して海水浴も楽しめます。いずれも美しい砂浜で5月から10月まで海水浴が可能です。
特に島の北側は少し街から距離があり、より静かに過ごせます。
オンシーズンは観光客で賑わいも見せていますが、未だ漁が盛んな島は、浜に下りると網を手直ししている漁師さんの姿が見られます。
こんな風景はイタリアではもうなかなか見られない貴重なエリアですね。
可愛い街並みと絶景に酔いしれたら、浜のカフェで一休みしてみましょう。
目の前に行き交う船と、散歩する猫に癒されながら、しばし日常も忘れ味わうコーヒーは至福の時間です。
夜は美味しい海の幸が味わえるレストランもいくつかあります。浜はそう広くないので、海風に吹かれながらお気に入りを見つけてみては?
でも、テーブルではお腹をすかせた猫が待ってるのでご注意を!
映画『イルポスティーノ』の舞台にもなったプローチダ島。
この映画は実在したチリの詩人パブロ・ネルーダが島にやって来るところから始まり、パブロに宛てた手紙を届ける青年マリオの物語。
そしてマリオが恋する女性の働くバールが、こちらのお店の設定だったのです。
店内には映画のシーンの写真がたくさん残っています。
訪れる前に是非映画を観て、このカフェで登場人物の姿に思いをはせるのもいいでしょう。
イタリアの観光地として少し前まではあまり馴染みのない島でしたが、丘の上から見る絶景があまりに美しく、近年注目を浴びるようになったプローチダ島。
ナポリから日帰りも可能ではありますが、時間が許すなら是非一泊して、移りゆくコリチェッラの浜を堪能してみてはいかがでしょうか?
島のあちらこちらに『イルポスティーノ』のことが記された看板が立っているので、映画ファンならそれを探しながら歩くのもまた楽しいことと思います。
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(2024/4/19更新)
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