写真:Miyuki Sakai
地図を見るブリュッセル中央駅から王宮への坂道を上って行く途中の左手に、ひと際目を惹く黒い建物が見えてきます。1899年に英国のデパートとして建築されたこちらの建物は、この時代のアール・ヌーヴォーを代表する建築物の一つで、Paul Saintenoy(1862-1952)によってデザインされた鉄のフレームに大きな窓が印象的です。
2000年に楽器博物館として甦った後は多くの人で賑わい、その外見だけでも歴史的な価値がうかがえます。
写真:Miyuki Sakai
地図を見るこちらで貸し出されるオーディオガイドは、なんの難しい説明も無く誰でも音を楽しむ工夫がされています。このヘッドフォンマークの場所に立つことで、その楽器の音色を確認できる仕組みになっているのです。
なかにはその音色につられ、思わず踊りだす人もいるほど!実に音を楽しむ工夫がされています。大人だけでなく、子供も楽しんでもらえるおススメの理由の一つです。
写真:Miyuki Sakai
地図を見るもちろん楽器の収集も素晴らしく、なかなかお目にかかれない歴史的な西洋楽器や世界各国の珍しい楽器など1500以上が収集されています。
このように、内側に絵画が描かれた美しい鍵盤楽器などもあり、もう見るだけでもうっとり〜!楽器にあまり詳しくなくてもアート感覚で楽しむこともできます。
また、ちょっと本格的に音楽を楽しみたい方は定期的にコンサートも開催されていますので、詳しくは「メモ」の情報をご覧になってください。
写真:Miyuki Sakai
地図を見るさて、お腹がすいたら専用エレベーターで屋上へ昇りましょう。
「レストランのみ」の利用も可能ですので、その場合は入口で伝えると「レストラン利用チケット(無料)」を渡してもらえます。
実は、ここのエレベーター、年式が古く扉が手動式!これもまた味があって面白い、貴重な体験でができます。
また、屋上からの眺めは最高!世界遺産のブラン・プラスをはじめ、ブリュッセルの街並みが一望できます。
ここ「ミン(MIM)」は地元でも評判の良いレストラン。
英語のメニューも用意されていますので、どうぞリクエストされてください。
ご紹介したこちらの王宮周辺には、他にも「ベルギー王立美術館」や「マグリット美術館」、「ベルビュー博物館」などありますので、旅の一日を、じっくり歴史やアート鑑賞に当てるのもいいでしょう。
特にこの楽器博物館は、「観て」「聴いて」「食べて」と楽しめる体験型スポットですので、ブリュッセル観光の際には立寄っていただきたい場所の一つです。
一人でも、家族でも大満足に違いありません。
この記事を書いたナビゲーター
Miyuki Sakai
一人旅歴30年、美容歴26年。現在は色んな国を旅した結果、2015年より自身が最も居心地がよいと感じたベルギー(ブリュッセル)に移住。主にベルギー国内や、ヨーロッパの旅を紹介しています。美容のお仕事や…
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(2025/1/17更新)
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