家族で観て・聴いて・食べて!ブリュッセル「楽器博物館」

家族で観て・聴いて・食べて!ブリュッセル「楽器博物館」

更新日:2015/08/04 12:50

Miyuki Sakaiのプロフィール写真 Miyuki Sakai フリーランス(美容家、現地ガイド、ベルギービール愛好家)
博物館というとややお堅いイメージで、家族で行くとなると意見が分かれる所ではないでしょうか?
ここ、ブリュッセルにある「楽器博物館」は旧英国百貨店のアール・ヌーヴォー建物を再利用した博物館で、西洋楽器をはじめ各国の楽器が1500以上収集されています。またオーディオガイドでは、楽器の音色が流れるもの特徴。お腹がすいたら最上階から街の眺めを見渡しながらのレストランもおススメ!家族で楽しめる博物館です。

この外見にホレてしまう!

この外見にホレてしまう!

写真:Miyuki Sakai

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ブリュッセル中央駅から王宮への坂道を上って行く途中の左手に、ひと際目を惹く黒い建物が見えてきます。1899年に英国のデパートとして建築されたこちらの建物は、この時代のアール・ヌーヴォーを代表する建築物の一つで、Paul Saintenoy(1862-1952)によってデザインされた鉄のフレームに大きな窓が印象的です。
2000年に楽器博物館として甦った後は多くの人で賑わい、その外見だけでも歴史的な価値がうかがえます。

音を体感する工夫

音を体感する工夫

写真:Miyuki Sakai

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こちらで貸し出されるオーディオガイドは、なんの難しい説明も無く誰でも音を楽しむ工夫がされています。このヘッドフォンマークの場所に立つことで、その楽器の音色を確認できる仕組みになっているのです。
なかにはその音色につられ、思わず踊りだす人もいるほど!実に音を楽しむ工夫がされています。大人だけでなく、子供も楽しんでもらえるおススメの理由の一つです。

世界一の楽器コレクション!

世界一の楽器コレクション!

写真:Miyuki Sakai

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もちろん楽器の収集も素晴らしく、なかなかお目にかかれない歴史的な西洋楽器や世界各国の珍しい楽器など1500以上が収集されています。
このように、内側に絵画が描かれた美しい鍵盤楽器などもあり、もう見るだけでもうっとり〜!楽器にあまり詳しくなくてもアート感覚で楽しむこともできます。
また、ちょっと本格的に音楽を楽しみたい方は定期的にコンサートも開催されていますので、詳しくは「メモ」の情報をご覧になってください。

お腹がすいたら屋上へ

お腹がすいたら屋上へ

写真:Miyuki Sakai

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さて、お腹がすいたら専用エレベーターで屋上へ昇りましょう。
「レストランのみ」の利用も可能ですので、その場合は入口で伝えると「レストラン利用チケット(無料)」を渡してもらえます。
実は、ここのエレベーター、年式が古く扉が手動式!これもまた味があって面白い、貴重な体験でができます。

また、屋上からの眺めは最高!世界遺産のブラン・プラスをはじめ、ブリュッセルの街並みが一望できます。
ここ「ミン(MIM)」は地元でも評判の良いレストラン。
英語のメニューも用意されていますので、どうぞリクエストされてください。

一人でも家族でも

ご紹介したこちらの王宮周辺には、他にも「ベルギー王立美術館」や「マグリット美術館」、「ベルビュー博物館」などありますので、旅の一日を、じっくり歴史やアート鑑賞に当てるのもいいでしょう。
特にこの楽器博物館は、「観て」「聴いて」「食べて」と楽しめる体験型スポットですので、ブリュッセル観光の際には立寄っていただきたい場所の一つです。
一人でも、家族でも大満足に違いありません。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/01 訪問

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