まずは天狗山ロープウェイに乗って、山頂駅へ向かいます。その際、ゴンドラに揺られながら、外に目を向けてみましょう。
高度の上昇と共に、どんどんと見える景色が広がっていきます。小樽市街の全容が徐々に明らかになっていく様子は、まさに圧巻!昼間であっても素晴らしい景色です。
小樽港の外に広がる石狩湾や、手前の緑に包まれた天狗山の斜面など、風景がバラエティに富んでいます。刻一刻と変化する視界に、感嘆せずに入られません。
ゴンドラから街のある風景を眺める場合、当然ながらそちら側にポジションを確保することが必要です。小樽は観光都市なので、平日であっても観光客で混雑してしまう可能性が大。そのため、ポジション取りが思うようにいかない事もありますので、どうかご注意ください。
ロープウェイで山頂駅まで登ったら、まずは「天狗山展望台」の「屋上展望台」へ向かいましょう!山頂駅がある「山頂レストハウス」の屋上にあり、眼下に広がる小樽市街や石狩湾の眺望を楽しめます。
また、この山頂レストハウスには展望レストラン「てんぐ」があり、窓際のカウンターバーからは小樽市街を眺めることが可能。本来は夜景を眺めるのがここの売りですが、昼間の風景も充分に見応えがあります。
この展望レストランは特に高級志向ということもなく、リラックスした気分で過ごせます。仕事などで日々ストレスを溜めている方は、食事をしながらマッタリと小樽市街を眺めてみたらいかがでしょうか?
天狗山の魅力は風景だけではありません。山頂レストハウスの出入口正面にはなんと、シマリスが館内にて放し飼いされている「シマリス公園」があるんです!
このシマリス公園は寒い季節だと営業しておらず、初夏から晩夏の暖かい季節の間だけ営業となっています。
入場料は無料なので、気軽に入ることが可能です。また、園内にてエサが100円で販売されてますので、シマリスにエサをやって触れ合うことができます!
シマリス公園の具体的な営業期間は、関連MEMOのリンク先をご参照ください。
シマリスの動きは素早く、館内を縦横無尽に走り回っています。視界を瞬く間に通りすぎていくので、目で追うのは一苦労。
足元のすぐ側を走り抜けていくこともあるため、間違って踏んでしまわないよう注意する必要があります。
かなり人間に慣れているため、こちらが近づいてもあまり逃げません。エサを載せた手を差し出すと、どんどん寄ってきます。その人懐っこい姿を見ると、なごまずにはいられないでしょう。
エサを食べている姿を、ぜひ間近で眺めてみてください!
夏のアクティビティとして一押しなのが、草原ボブスレーである「天狗山スライダー」。シマリス公園からスキー場のファミリーゲレンデ方向へ歩くと、ほとんど時間を要することなく左側に見えてきます。
天狗山のファミリーゲレンデの端に設置されており、その距離は430メートル。ステンレス製のコースを、ソリに乗った状態で滑走します。
係員の方から説明を受けてソリに乗り、そしてワイヤーに引っ張られて頂上に着いたら、滑走開始です。風を浴びながらの滑走はスリル満点!夏の青々とした景色の中を突っ切っていき、とてもそう快な気分になれるでしょう。
最高速度は40キロで、それ以上の速度が出ようとすると遠心ブレーキがかかります。それでもスピードが出過ぎて怖いと思ったら、ソリに付いてるレバーを引いてブレーキをかけてください。
天狗山スライダーの営業情報は、関連MEMOのリンク先にて「お知らせ」を随時ご確認願います。
このように天狗山には、ロープウェイのゴンドラやレストランから昼間の眺望を楽しんだり、シマリスになごんだり、天狗山スライダーでそう快な気分を味わうなど、夏の明るい時間帯において楽しめる点が多くあります。
また今回は紹介しませんでしたが、屋上展望台の他にある第1〜第3展望台から景色を眺めたり、森林浴コースを散策するなど、他にも楽しみ方があります。天狗山に訪れたら、そちらも満喫してみてください。
天狗山ロープウェイの山麓駅へのアクセスは、小樽駅から路線バスが出ています。所要時間は17分なので、それほど時間を要しません。車を運転しない方は、鉄道やバスでいったん小樽駅に訪れ、そこを起点にアクセスしてください。
この記事の関連MEMO
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索