写真:古川 悠紀
地図を見るホーチミン市からメコンデルタ地方へ個人で向かう場合は、ツアーバスを手配するのが近道。各種ツアーデスクや旅行会社で代行してくれます。バスターミナルに行けばローカルバスもあるのですが、冷房が効いていなかったり、座席が壊れていたり、またどこで降りるかも分かりませんので、旅行者にとってハードルは高め。
車をチャーターする場合は、個人でタクシーと交渉するか、もしくはツアーデスクに依頼します。あまり遠くへ行くと、日帰りが厳しくなるので、明確な目的地を持っている方のみ利用するようにしましょう。
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地図を見るメコンデルタ地方へは、多くの旅行会社がツアーを催行していますが、エリアはどこも似たり寄ったり。ミトー、ベンチェー、カイベーまでは日帰りツアーで楽しむことができますが、それより奥へは、一泊しなければ十分満喫することはできません。
特にメコンデルタ地方へ水上マーケットを求めている旅行者は注意が必要。水上マーケットのピークは早朝で、午後に行くとほとんど船がない場合もあります。カントーから奥は一泊以上の旅のプランを立てるようにしてください。
写真:古川 悠紀
地図を見るビギナー旅行者が手っ取り早くメコンデルタの大自然を体験できるのがミトー及びベンチェー。メコン川の支流を手漕ぎボートで渡るツアーは、各種旅行会社が催行しています。ちなみに、ミトーの対岸にあるベンチェーはココナッツの一大生産地で、毎年ココナッツ祭りが開催されます。ミトーとベンチェー双方とも、町自体にこれといった観光名所はないので、ツアーに参加して楽しむのがベストです。
写真:古川 悠紀
地図を見るカントーはメコンデルタ地方最大の都市で、メコンデルタの中心に位置しています。ホーチミン市からは約5時間強のバス旅となります。早朝の5時半頃から11時くらいにかけて、カントー近郊のカイランで行われる水上マーケットが観光の名物となっています。また、水上に建つ家々にも注目。住宅だけではなく、学校や商店もあります。
写真:古川 悠紀
地図を見るチャウドックは田園風景が広がるのどかな町。カンボジアとの国境も近く、インドシナ半島を横断するバックパッカーの姿もちらほらうかがえます。チャウドックの町には、チャム族が暮らすダーフック村があり、観光スポットにもなっています。チャム族はベトナム最大の少数民族で、ここに住む彼らは全員イスラム教徒。村の入口には高床式住居が並び、チャム族の生活様式もうかがうことができます。
メコンデルタ地方には他にも数多くの町がありますが、旅行としての見所が多いのは、上記で紹介した4つの町となります。現地でツアーに申し込む場合は、ホテルのスタッフに依頼すると確実です。ホテル自体がツアーの予約代行をしているケースも多々ありますし、そうでなくともツアーデスクを案内してくれることでしょう。異国情緒溢れるメコンデルタ旅行は、できることなら一泊以上滞在してほしいところです。
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この記事を書いたナビゲーター
古川 悠紀
2011年に突如ベトナムのホーチミンに移住。理由は「東南アジアが好きだから!」もう少し詳しく説明すると、大学時代にベトナムの民俗学と民話学を研究したのがきっかけ。ホーチミンに移住したのち、ベトナム語を…
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(2025/1/17更新)
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