詩人リルケの愛した絶景を見よう!スペイン・ロンダ『カタロニア レイナ ビクトリア ウェルネス&スパ』

詩人リルケの愛した絶景を見よう!スペイン・ロンダ『カタロニア レイナ ビクトリア ウェルネス&スパ』

更新日:2015/10/03 18:20

20世紀初頭、有名な詩人リルケも滞在していた歴史あるホテル『カタロニア レイナ ビクトリア ウェルネス&スパ』は、タホ渓谷の絶景を一望できるスタイリッシュで、エレガントなホテルです。観光の中心部ヌエボ橋から徒歩10分程度の新市街にあり、静かな環境で過ごせます。スパやジム、プール等も充実しているので、欧州からの長期滞在者も多く、渓谷の雄大な景色を眺めながらリゾート気分で滞在したい方にお勧めです。

ホテルの外観は可愛らしいビクトリア様式

ホテルの外観は可愛らしいビクトリア様式
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『カタロニア レイナ ビクトリア ウェルネス&スパ』の外観は、白壁にグリーンの屋根が可愛らしいスペインには珍しいビクトリア様式の建物です。19世紀に建てられ、かつてはロンダをこよなく愛したオーストリアの詩人ライナー・マリア・リルケが滞在していました。客室数は全89室 閑静な住宅街に隣接し、緑の木々に覆われた庭と広い駐車場の奥に建物があるので、街中の喧騒から離れ、少し落ち着いた雰囲気で滞在するには最適です。

美しい庭園とリッチな雰囲気のレストラン

美しい庭園とリッチな雰囲気のレストラン
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このホテルで一番美しい場所は、広大な渓谷の景色が大パノラマで見渡せる地中海風の庭園です。広々とした庭園には可憐なハーブの花々が咲き乱れ、その一角には景色を眺めながら美味しい地元料理やドリンクを楽しめるレストランのテラスがあります。

食事のお勧めは夕暮れ時。タホ渓谷に沈む夕日はとても美しく、まるで映画のワンシーンのような光景を見られます。静かに沈む夕日の輝きの中でワイングラスを傾ければ、一生忘れらない旅のロマンティックな感動を味わえるでしょう。

雄大な美しい渓谷を眺めるリルケ像

雄大な美しい渓谷を眺めるリルケ像
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庭園の一番見晴らしの良い場所に建つ詩人リルケ像。オーストリア・ハンガリー帝国統治時代のプラハに生まれた詩人ライナー・マリア・リルケ(1875年-1926年)は、長年様々な場所を旅していましたが、スペインのロンダを訪れたとき、「私はあらゆる所で夢の街を探して回った。そしてロンダにたどり着いた」と言ったそうです。詩人リルケ以外にも、ヘミングウェイ、オーソン・ウェルズなど多くの文化人たちがロンダの幻想的な風景に魅了されました。

ホテルには、リルケが滞在していたときの自筆の記録も残され、当時を再現したロビー横のクラシカルな部屋の前に展示してあります。

部屋は上品でシンプル。モダンなスタイリッシュな内装

部屋は上品でシンプル。モダンなスタイリッシュな内装
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ホテルの部屋は広々としていて、高級感もあり、シンプルでスタイリッシュ。全面改装されているので清潔で、現代的なデザインです。山側のテラス付きの部屋からは渓谷の風景を一望できるので、断然おすすめ。

但し、部屋には脱衣所スペースがなく、洗面台やシャワールーム、トイレがベッドルームの脇についているだけなので、一室二名以上で泊まられる方は、プライバシーが気になるかもしれません。トイレやシャワーを気兼ねなく使われたい方は、一人一室で予約されることをお勧めします。

観光で歩き疲れたら、スパやプールでのんびり過ごそう!

観光で歩き疲れたら、スパやプールでのんびり過ごそう!
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『カタロニア レイナ ビクトリア ウェルネス&スパ』の特徴は、タホ渓谷の美しい眺望ばかりでなく、リゾート型滞在施設として、スパやジムが充実していることです。スパでは、ハイドロ・セラピープール、トルコ式バス、ハイドロマッサージシャワーが有料で利用できます。また、ジムやパノラマビューのリラクゼーションテラス、ヘルス&ビューティートリートメントなども提供されているので、日頃の疲れを癒しながら、リッチな気分に浸れることでしょう。

季節限定の屋外プールからは、やはり渓谷の素晴らしい風景が一望できるので、ずっと泳いでいても飽きることはありません。スペインの暑い時期、プールサイドで観光で疲れた体を休めるには最適です。

アンダルシアのロンダで快適なリゾート気分を満喫

『カタロニア レイナ ビクトリア ウェルネス&スパ』は、ロンダの新市街の中でも住宅地寄りに位置しますが、鉄道駅やバスターミナル、メインの観光エリアに徒歩10分程度で行けるので大変便利です。また、広い駐車場もあるので、レンタカーでの旅も安心です。多くのスタッフは英語が堪能で、フレンドリー。のんびり快適な滞在が楽しめます。

ロンダから、マラガやセビーリャといったスペインの大都会にはバスで一時間半程度。日帰りも可能です。ロンダの周辺には、アンダルシア地方特有の小さな白い村々や古代遺跡などもあるので、観光拠点として滞在することもできます。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/04−2015/07/09 訪問

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