丸沼は直径が600m程度の小さな湖ですが、その神秘的な美しさは思わず息を飲み込むほどです。
透明な水は不思議なことにエメラルドブルーに輝いており、まるでビーチリゾートのように見えます。
水がブルーに見える理由こそ丸沼の水が綺麗な証拠。そして水の透明度の秘密が「湧き水」なのです。ここ丸沼の湖畔からは湧水がコンコンと湧き出ており、それが湖に流れています。長い年月をかけて湧き出した湧水が、丸沼の神秘的な美しさの秘密なのです。
どこを見ても美しい風景が続く丸沼ですが、中でも古木が水面から出ている風景はオススメの撮影スポットです。
まるでサスペンス映画のワンシーンに出てくる感じで、なぜこの木が腐らないのか不思議ですよね。
この丸沼は標高が1400mもあり、年を通して涼しいこと。水が湧き水で冷たいことなどが木を腐らせにくくしている原因かも知れません。
湖畔を歩いていると水溜りのようなものがいくつかあります。中を覗いてみると中は透明で綺麗な水で満たされており、その水面には丸い波紋が見受けられます。
これは湧き水が地面から流出しているもので、この水溜りは湧き水で出来ていたのです。触ってみるとさすがに冷たい水で、水浴びにはちょっと厳しいかも知れませんね。
片品村には日光白根山を源流とする湧き水が多く見られ「平成の名水百選」に選ばれています。丸沼に流れ込んでいる湧き水も、この名水と源流は同じと考えられます。
そう、丸沼は名水が流れる贅沢な湖だったのですね。
東京からのアクセスも便利な丸沼は、ニジマスやブラウンマスのフィッシングポイントとしても有名です。フィッシングの管理は湖畔にある旅館「丸沼温泉 環湖荘」さんが行っているので、興味のある人は問い合わせをしてみて下さい。一日中貸しボートに乗ってのんびりとルアー三昧もいいですね。
春は新緑と雪どけ水、夏は濃い緑とさわやかな空気、秋は燃えるような紅葉。季節によって様々な顔を見せてくれる丸沼。
皆さんも神秘的な自然を体験するために遊びに来ませんか?
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(2025/1/18更新)
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