最も安いコストでコルシカ島に行くには、やはりフェリーでの渡航がおすすめです。
もちろん飛行機でも渡島可能ですが、コスト面はもちろん車も乗船が可能なので移動手段が不便な本島での旅がより快適になります!
本土からはマルセイユ、トゥーロン、ニースから発着しており、コルシカ島にある7つの港と接続しています。最短ルートはニースからバスティア、カルヴィ、リボルノ間となっていますが、目的地によって発着場所を選べるのも旅行者には嬉しいですね。
なぜこのコルシカ島フェリーがこんなにも人気なのかというと、コストパフォーマンスそしてホスピタリティの質の良さです。船内にはレストラン、バー、会議室、子供用のプレイルーム、ブティック、プールなどが設備されており、旅行者が渡航中退屈しないように快適に過ごせるよう工夫されています。
時期と発着の港によって金額は大きく変わってきますが、車ごと乗船出来てペットも同伴OKなので、飛行機を使うよりもコストパフォーマンスが良いんです。
トゥーロンからコルシカ島の首都アジャクシオに向かうフェリーの渡航時間は約8時間、代金は往復80ユーロと低価格!
ちょっとコーヒーや冷たい飲み物が飲みたいって時は、数箇所あるバーやレストランで購入可能です。セットメニューはもちろん、数種類ある中からパンを選ぶことができるオーダー式バイキングだなので、メニューが豊富な印象を受けますよ!
金額は約7〜10ユーロと、手頃な価格。ディナータイムになると、なんと生ライブを聞きながら食事を楽しめます♪
ただ、船内は冷房で肌寒いので、厚手の上着やブランケットは必須アイテムです。また本やパソコンなども持ち込むべき!長距離移動の暇つぶしに丁度良いですよ。
あの「コロンブスの卵」でおなじみの探検家クリストファー・コロンブスは、北西岸に位置するCalvi(カルヴィ)という町の出身といわれています。ここはフェリー発着の大きな港が存在している小さな港町です。一番の見所はカルヴィの町の中心にあり、シンボルとなっている城砦、通称「シタデル」です!内部散策が可能なので、2〜3時間程あればくまなく見てまわれます。内部の道はゴツゴツして歩きにくいので、スニーカーやフラットなサンダルで行くことをおすすめします。
シタデルは13世紀頃に建てられた、とても歴史のある場所です。今でも当時そのままを思わせる建物が多く、まるでタイムスリップしたかのような気分になります。
写真はシタデル内部から撮ったものです。高台にあるので町中を見渡せます。
そして絶対に訪れて欲しいおすすめスポットは、やはりコロンブスが住んでいたとされる家の跡地とコロンブス広場!跡地は柵で囲われているため、敷地内に入ることは出来ず眺めるだけになりますが、実際にここにいたんだぁと、とても感慨深い・・・。
コロンブス広場はシタデルと市街地の真ん中に位置しているので駐車場として使われているのですが、ここからの海の眺めも最高ですよ!
また、神話に出てくるような女神像も置かれているので、写真映えもします♪
他にも、内部にあるバロック式の教会や新市街地の近くにある港、ビーチ、修道院などたくさんの観光名所でひしめき合っています!小さい町なので、1日あれば十分満足な観光ができますよ♪
コルシカ島はほとんどが山岳で占められているため、海沿いの街以外は山岳地帯が続きます。道路も細く、急なカーブばかりです。
ドライブ中は山羊の群れに遭遇したり、山の奥地へ行けばいくほど道は細くなり、もちろんガードレールは無し・・・。そんな道があちこちに存在しています。
運転を考えている方は注意が必要です。車酔いの激しい方は薬の常備は忘れずに!
そして驚くことに、ほとんど手付かずの自然が多く残っているということ。
自然を大切にしつつ、生活をするというまさに自然と人間の共存!
写真のように山間の村、湖、広大な山岳地帯を一望できます。
慌ただしい時間を忘れ、のんびり優雅に過ごしたいという方にはやはり港町、リル・ルッスがオススメです!カルヴィから約20キロ北東の距離にあり、北部に位置しています。
18世紀後半〜19世紀初頭の建築様式を用いられた魅力的な建物が多く、ブティックやレストラン・バーはもちろん、たくさんのマーケットが点在しています。海に面した町なのでもちろんビーチもすぐそこ!毎朝マルシェが開催されているのも、人気の理由の一つ。
また、ここはフェリーの発着地点となる港があります。ビーチの近くには本物の碇が・・・。まさに港町らしい粋な計らいですね♪
町内部は綺麗に整備されていてとても歩きやすいので、特に小さなお子様を連れたファミリーや年配夫婦にとって過ごしやすいのではないでしょうか。
年々、日本人観光客も増えてきているというコルシカ島。今回は北部をメインにご案内させていただきました。
過去と現代が、まるで共存しているかのような歴史ある美しい町並に、ただただ感動で言葉が出ません!また日常語はフランス語ですが、独自のコルシカ語もテレビやラジオなどで盛んに使われています。
土産ショップやレストラン、マーケットも充実しているのでとても観光しやすく、島民もフレンドリーな人たちが多いです。
フェリーはもちろん飛行機でも渡島可能なので、フランスに来られた際はぜひコルシカ島に訪れてみてはいかがでしょうか?
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(2024/12/14更新)
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