写真:安藤 美紀
地図を見る東京タワーのお化け屋敷「東京タワーに住み憑く あの子」は、数々のホラーアトラクションを手掛けてきた“松竹お化け屋敷本舗”という最強お化け屋敷軍団がプロデュースしました。
松竹映画の美術スタッフや照明さん、音響さん、演出家など、映画に関わるスタッフがチームとなって、長年蓄積した“ありとあらゆる恐怖”をこのアトラクションにギュッと詰め込んだのが最大のウリ。昔、大倉撮影所で働いていた方や、今はハリウッドで仕事されている方も入った技術力の高いチームなので、まるでホラー映画の中に入り込んでしまったような怖さを体感できます。
東京タワーの公式キャラクター ノッポンが首からぶら下げているドロップ缶は、恐怖増強アイテムの1つ。ドロップ缶の中にの飴が“カラカラ…”と鳴ると、あの子という謎の少年が出てくるというストーリーになっています。
お化け屋敷に参加する人が“カラカラ…”という音を聞きながら暗闇を前に進むことで、恐怖心が増していく。聴覚をビンビン刺激されるお化け屋敷は前代未聞!かなり激コワです…。
写真:安藤 美紀
地図を見る1958年の東京タワー開業以来、お化け屋敷のアトラクションが行われるのは初めての試み。
東京タワーの地下には、タワーホールと呼ばれるスペースが2014年に出来たばかり。そこをお化け屋敷として使っています。
「東京タワーに住み憑く あの子」のチケット売り場は、東京タワー1F。チケット販売機が設置されているので、そこでチケットを購入し、階段を下りて入り口で順番を待ちます。
写真:安藤 美紀
地図を見る順番が回ってくると、いよいよ恐怖の時間がスタート。
古い日本家屋の入り口には、暗い雰囲気の女性が立っていて、手招きをします。この女性に招き入れられた部屋の中で「東京タワーに住み憑く あの子」の説明を受けるのですが、この時点ですでに、ギャーーー!!という壮絶な悲鳴が響き渡り、警戒心MAX。
怖すぎて、女性の声があまり入ってこないかもしれません…。
■「東京タワーに住み憑く あの子」ストーリー
ここは、50年前の東京。あの子という謎の少年が古い一軒家に棲みつき、悪戯を繰り返していた場所になります。あの子の悪戯に我慢ができなくなった町民たちは、あの子が大好きなドロップ缶と一緒にあの子自身を屋敷に閉じ込めてしまうのですが、あの子から報復を受けることになってしまうのです…。
写真:安藤 美紀
地図を見る「東京タワーに住み憑く あの子」は、怖さを自分で決めることができます。
一人で行かれる方や怖がりの人は、恐怖レベル1から初めるのがいいかもしれません。レベル3ともなると、格段に怖くなります!
ただし、「東京タワーに住み憑く あの子」は造作物を眺めて楽しむタイプのお化け屋敷。人がダダッ〜!と追いかけてくることはありませんので、そこはご安心を。
お化け屋敷に入っている時間は、早歩きで進んで5分程度。しかし、本当に怖くなってくると恐る恐る進んでいきますので15分程度はかかるでしょう。レベル3になると、後半は“お願いだから早く終わって…!”と祈り続けるくらい長く感じます。
写真:安藤 美紀
地図を見る「東京タワーに住み憑く あの子」は、あの子を閉じ込めた日本家屋の中を進んで行くようになっています。その途中で、あの子に報復を受けたと思われる町の人達が、囚われて(しかもヘビーに傷つけられた状態で)次から次へと出てくるのです…。
さらに暗闇の中を進んでいくと目の前に現れるのは、昔ながらの台所だったり仏壇だったり。松竹の映画の技術で、古いお屋敷がリアルに再現されています。
屋敷の中では決して音をたてないでください。特にあの子が大好きなドロップ缶の“カラカラ”という音には充分ご注意を…。という説明を聞いていたのですが、参加者の意思とは関係なく“カラカラ”が聞こえてくるではありませんか!(やめて〜!と叫んでも、もちろん音は止まりません)
聴覚を使って怖さを体感してもらおうというのが「東京タワーに住み憑く あの子」の楽しみ方。真っ暗な中で、“カラカラ…”という音がなると、かなり怖い!掌から背中から、色々な場所から変な汗が吹き出してきます。
そして、最後はギャーーー!!と絶叫せざるをえない最大の恐怖があなたを待っています。
暗闇が苦手でなければ、小さなお子様でも体験できる「東京タワーに住み憑く あの子」。
超絶怖いお化け屋敷ですが、それが不思議と楽しいのも事実。この夏、ご家族揃って東京タワーの地下で想像以上の恐怖を味わってみてはいかがでしょうか。
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(2024/12/2更新)
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