写真:野水 綾乃
地図を見る賑やかな水上の温泉街を過ぎ、猿ヶ京温泉へ抜ける県道270号を進みます。赤い橋のように見える関越自動車道をくぐるとすぐ左手に、日帰り温泉「仏岩温泉鈴森の湯」があります。関越道水上インターから車で8分と首都圏からのアクセスも良好です。
入口を入ると回廊が続き、温泉のある「ゆ」と書かれた建物を目指します。あたりは山の濃い緑に包まれています。
写真:野水 綾乃
地図を見る内湯は檜の縁と細かいタイルを組み合わせた浴槽で、明るくモダンな雰囲気。二面の窓に周囲の緑が映え、内湯でありながら露天のような開放感があります。
約2000万年前の地層から湧き出ているいうミネラルたっぷり太古の湯。その源泉がすべての浴槽にかけ流しにされています。
手前の大きな浴槽は41〜42℃の適温に加温された源泉、奥の浴槽は源泉温度35℃そのままのぬる湯になっています。ぬる湯は水深110cmと深く、立ち湯や段差に腰かけ、思い思いに楽しむことができます。夏は冷たすぎず、熱すぎずの気持ちいい温度で、長時間のぼせずに浸かっていられるのも嬉しい限り。しばらく湯の中でじーっとしていると肌を細かな気泡が覆い、ビロードのような感触に包まれます。
写真:野水 綾乃
地図を見る内湯から階段を下りた先には、阿能川の渓流に面した露天風呂があります。砂防ダムがいくつかの滝を作り、勢いよく水が流れ落ちる音が響きます。露天風呂は加温されているものの、40℃ぐらいのぬるめの設定。景色を眺めながらまったり過ごすのにちょうどよいです。
こちらの温泉は酸化還元電位が−200mV以上。酸化還元電位がプラスの水は酸化(老化)力が強いのに対し、マイナスの水は還元(若返り)力が強く、細胞の老化を防いで肌やカラダの調子を整えてくれます。源泉100%のミストサウナもありますので、さまざまな温度や種類のあるお風呂で源泉を楽しみ、肌の違いを感じてみてください。
ほかにも、湧き水を引き込んだ釣り堀でイワナ釣りが楽しめたり、道具から食材まで全部用意してくれるバーベキュー施設が用意されています。釣ったイワナは新鮮なうちに炭火で塩焼きにしてもらえるので、その場で豪快に味わってみましょう。アウトドアを楽しんだ後に温泉で汗を流す、そんなふうにひとところで一日たっぷり楽しめますので、家族やカップルでのお出かけにいかがでしょうか。
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(2023/12/3更新)
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