神秘の鍾乳洞と地底湖!スペイン・マヨルカ島「ドラック洞窟」

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神秘の鍾乳洞と地底湖!スペイン・マヨルカ島「ドラック洞窟」

神秘の鍾乳洞と地底湖!スペイン・マヨルカ島「ドラック洞窟」

更新日:2015/07/27 11:18

盛 千夏のプロフィール写真 盛 千夏 スペイン留学&スペイン・ワーキングホリデー(ワーホリ)エージェンシー代表

スペインの地中海に浮かぶバレアレス諸島最大の島、マヨルカ島。

紺碧の海に囲まれ、白く美しい湾やビーチに恵まれたマヨルカ島はスペイン王室メンバーや世界中から著名人がバカンスに訪れることでも有名です。
そんなマヨルカ島、ついついビーチリゾートに目が行きがちですが、地元民一押しの観光地は地底湖もある「ドラック洞窟」。

ビーチだけではないマヨルカの魅力を体験してみませんか?

「ドラック洞窟」の歴史

「ドラック洞窟」の歴史

写真:盛 千夏

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「ドラック洞窟」(Las Cuevas del Drach、ラス・クエバス・デル・ドラック)は中世にはすでにその存在が知られていたようで、1338年にマヨルカ島知事が洞窟近くの町マナコール市長にあてた書簡にこの洞窟についての記述が見られます。

1632年には初めて「ドラック」という名前が「マヨルカ王国の歴史」という本に登場し、1784年にはデスプッチ枢機卿が作成したマヨルカ島の地図に「ドラック洞窟」の名前が記載されました。

ドラック洞窟内のマルテル地底湖(全長115m、幅30m)はヨーロッパ最大の地底湖と言われ、1896年にフランス人探検家で洞穴学創始者のマルテルが探索をし発見。1895年には、あのSFの父と言われるジュール・ベルヌのが洞窟について言及しています。

1922年から1935年の間に一般公開のため、新しい洞窟の入り口、見学路、階段、そして鍾乳洞を神秘的に照らす照明などが整備されました。

ちなみにドラックとはマヨルカ語でドラゴンのこと。つまりドラゴンの洞窟と言うわけです。無数にある鍾乳石はまるでドラゴンの牙のようで言いえて妙ですね。

「ドラック洞窟」内を歩いて散策

「ドラック洞窟」内を歩いて散策

写真:盛 千夏

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「ドラック洞窟」は全長約2.4km、見学部分は約1.2kmです。

1時間毎のグループ見学となりますが、グループが少人数の場合は4か国語(スペイン語、英語、ドイツ語、フランス語)のガイドがあり、混雑時などはガイドなしとなります。

グループでの行動となりますが、写真撮影や鍾乳洞を見学する時間はゆっくり設けられています。暗い鍾乳洞の中ですが、要所要所に係員もいるので安心です。

巨大な鍾乳石は様々な形をしていて、聖母マリア像、巨大なゴシック様式の柱、猛獣の牙に見え想像力を掻き立てられます。

鍾乳石は1cm成長するのに、約100年の月日が必要と言われています。鍾乳洞内を見学しながら太古に思いをはせるのも良いですね。

地底湖でのクラシックコンサートとボート遊覧

地底湖でのクラシックコンサートとボート遊覧

写真:盛 千夏

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「ドラック洞窟」見学後半のハイライトがマルテル地底湖でのクラシックコンサートとボート遊覧です。

マルテル地底湖に徒歩でたどり着くと、係員が地底湖が目の前のコンサート会場に着席するように促します。
着席後、地底湖の手漕ぎボートに乗ったクアルテットが、観客前までやってきてクラシックの名曲を10分ほど演奏、洞窟内に美しい調べが響き渡ります。
コンサートの後は、手漕ぎボートで地底湖遊覧です。地底湖は全長170m、幅30mなのでアッという間ですがなんとも幻想的な一瞬を楽しめます。

クラシックコンサートをなるべく近くで鑑賞したい方、またコンサート後すぐにボートに乗りたい方は、地底湖に向かって左側の前方に席を取るのがおススメです。
水が苦手という方や外に早く出たい方は地底湖に沿った見学路を通り外に出ることもできます。

徒歩圏内の港町ポルト・クリストで魚介を堪能!

徒歩圏内の港町ポルト・クリストで魚介を堪能!

写真:盛 千夏

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「ドラック洞窟」を堪能した後は、海に囲まれたマヨルカ島らしく魚介を食べに行きましょう。

「ドラック洞窟」から一番近い港町は徒歩10分〜15分のポルト・クリスト(Porto Cristo)。ハーバー近くにもたくさんレストランがありますが、地元民も利用するスペインらしいおやじバルを体験するのはいかがでしょう?

「ラス・ゴロンドリナス」(Las Golondrinas)は、「ドラック洞窟」から徒歩10分の距離にある魚介が自慢のバルです。その日おススメの新鮮な魚介類を盆に盛ってテーブルを回ってくれるので目で見て欲しいものを注文することができます。(メニューからの注文も可能で、肉料理もあります)
調理法はほとんどが鉄板焼きかフライのみですが、新鮮な食材には塩とオリーブオイル以外は必要なし!
魚介にうるさい地元民もうなる美味しさです。

「ドラック洞窟」のチケット購入方法と見学の注意点

当日洞窟に到着してからのチケット購入も可能ですが、オフィシャルサイトからの事前購入が便利です。英語ページもあるので購入は簡単ですが、チケットは忘れずに印刷しておきましょう。

「ドラック洞窟」まで公共の交通機関を使用し、自分でチケットを購入するのに不安があるという方は、マヨルカ島の首都、パルマ・デ・マヨルカ発のバスツアーがおススメです。半日〜1日の様々なコースが用意されています。

洞窟内は、年間を通して温度は20度前後、湿度は80パーセントに保たれています。真夏でも女性の方は薄手の羽織やストールがあると便利です。洞窟内はベビーカーの使用は不可で、見学路も舗装されていないので、歩きやすい靴が良いでしょう。
写真・ビデオ撮影は可能ですが、フラッシュは禁止です。またコンサート中は写真やビデオ撮影は許可されていませんのでご注意下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/06/25−2015/07/25 訪問

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