写真:月宮 うさ
地図を見る北海道の中心部に広がる"大雪山国立公園"の一角、"東大雪"と呼ばれる場所にひっそりと佇む「然別湖(しかりべつこ)」は、標高810mに位置する北海道で一番高い場所にある湖。周囲に大雪山系の山々が聳え立つ風景の中、小鳥のさえずりや生きた化石"ナキウサギ"のきゅんきゅんと鳴く声が聞こえてきたりと、大自然を五感で感じることができる場所です。
また、透明度の高い湖水がつくりだす神秘的なブルーも印象的。季節や天候・時間帯によって色を変え、まるで宝石のような美しさを旅人に見せてくれます。
そんな「然別湖」には、ゆったり過ごしたい人もアクティブに過ごしたい人も大満足の様々な過ごし方が存在します。その中からオススメをご紹介していきます。
写真:月宮 うさ
地図を見る初めての「然別湖」観光なら、まず展望台に湖を眺めに行きましょう!旅行には欠かせない観光地看板前での記念写真もここで撮れます。
然別湖温泉の公共駐車場から歩いてすぐの距離ですので、足腰に不安がある人も安心です。
展望台からは、湖水の風景と共に標高1187mの白雲山・1173mの天望山(通称:くちびる山)など、東大雪の山々の景色も一緒に楽しむことができます。また、緑豊かな夏の景色も美しいですが、9月下旬〜10月上旬の紅葉も見事!湖が一面凍る真冬には幻の村(※後にご紹介)が湖畔に出現し、こちらもとても神秘的です。
写真:月宮 うさ
地図を見る北海道の大自然をアウトドア天国の「然別湖」で楽しんでみませんか?
写真は湖面をゆったりと進むカナディアンカヌー。下半身がすっぽり船の中に収まる乗り物シーカヤックもありますよ。
湖だけではなく周囲に広がる大自然"東大雪"の森を歩いたり、神秘的で美しい夜を観察するナイトウォッチングなど、ここでは子供も大人も一緒に体験できる楽しいメニューがいっぱい!ファミリーで北海道での夏の思い出を作ってみませんか?
※詳しくは記事一番下のMEMO内「然別湖ネイチャーセンター」のHPをご参照ください。
また、釣りの名所としても知られる「然別湖」は、多くの釣り好きの皆さんを魅了する地。北海道の天然記念物に指定される「ミヤベイワナ」(キャッチアンドリリース)やニジマス・サクラマスなどを釣ることができます。
※「然別湖」での釣りは、解禁日・時間・場所等、自然を守るためのルールがあります。詳しくは記事一番下のMEMO内「然別湖 特別解禁『グレートフィッシングイン然別湖』北海道の釣り」をご参照ください。
写真:月宮 うさ
地図を見る「然別湖畔温泉」で湖を眺めながらほっこり温泉三昧もオススメの過ごし方です。
湖畔には2軒の温泉宿があり宿泊が可能。日帰り入浴もできますので、アウトドアでかいた汗は温泉で流して心も体もリフレッシュしましょう!
湖畔には足湯もありますので、時間が無い方は足だけでもいいお湯に浸かっていきませんか?とっても気持ちよいですよ♪(泉質はナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉です)
北海道がしばれる(=厳しく冷え込む)冬、「然別湖」では湖面が凍結し一面の銀世界に包まれます。そんな中に現れるのが、雪と氷で造られた建物「イグルー」が立ち並ぶ幻の村「しかりべつ湖コタン」です(※コタンはアイヌ語で集落を意味します)。
毎年1月中旬から3月中旬、極寒の季節だけ訪れることができる幻想的な村には、本格的なアイスバーや実際に宿泊可能な氷のホテルなどがあり、雪と氷に触れ合いながら一日を過ごすことができます。
写真は世界でここだけの氷上露天風呂。なんと無料で入れます!昼間は混浴ですが(水着着用可)、夜は男女別の時間も。雪と氷でできた脱衣所も用意されています。
記事内に紹介した他にも、夏季(5月20日〜11月3日)は遊覧船に乗って「然別湖」の大自然を楽しむことも可能。特にオススメなのが、早朝6時出航のモーニングクルーズ&晴れた日の20時出航のナイトクルーズです。朝もやの風景や満天の星空など神秘的な風景に出会える可能性大ですよ!
また、湖畔にはキャンプ場も。北海道屈指の大自然の中での宿泊も魅力的です!
北海道に来たときには、旅人それぞれの時間を過ごすことができる神秘的な湖「然別湖」で、東大雪の大自然を楽しんでみませんか?
※然別湖までのアクセスは、帯広駅前からバスで1時間20分・JR新得駅前からバスで1時間(待ち時間等の関係で帯広からの方が便利です)。マイカー・レンタカーの方は、札幌方面より国道274号経由・帯広方面より国道38号経由になります。
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(2024/9/9更新)
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