凍頂烏龍茶の故郷南投県にある「鹿谷郷農会 茶芸文化館」は入場無料で楽しむことができるお茶の展示館&販売所です。1996年にできた「茶芸文化館」の敷地面積は約200坪。1階は鹿谷鄉の農業特産物展示センター及び販売部。2階は茶葉文物展示ホール、茶芸教室とレポート展示センター三つのコーナーに分かれています。3階は農林業展示センターで、農具や製茶機具なども展示されています。
凍頂烏龍茶は、清の時代に福建省から台湾に移植されたお茶で、百数年の歴史があります。凍頂烏龍茶は「青心」烏龍茶の品種に分類される半発酵茶です。主に「茶芸文化館」のある南投県鹿谷郷で栽培されています。
凍頂烏龍茶には、アレルギーを抑制する効果があるだけでなく、脂肪を分解したり、活性酸素を抑制したりする効果もあるとも言われています。凍頂烏龍茶は、花のようなやさしい香りとすっきりとした味が特徴。くせがなく、飲みやすいので日本でも人気ですが、日本では台湾より高価です。鹿谷郷は、凍頂烏龍茶の産地だけあって、お値段もお手頃なので、凍頂烏龍茶ファンはもちろんのこと、台湾茶に興味がある方にも「茶芸文化館」をおすすめします。
1階では茶葉が販売されているだけでなく、写真のように試飲もできます。写真は仕上げ工程で取られる茎の部分が使われた「茎茶」です。
2階、3階では凍頂烏龍茶についていろいろな展示があります。烏龍茶の歴史、種類、お茶の入れ方、茶器や農具などが写真パネルや実物を使って紹介されています。写真のように、大きな茶器のオブジェや茶畑で茶摘をしているかのような写真が撮れるコーナーなどもあるので、記念撮影もできますよ。
2階、3階で烏龍茶について勉強したら、鹿谷郷農会オリジナルの凍頂烏龍茶アイスを是非味わってみて下さい。凍頂烏龍茶アイスは、一つ50元(約200円)で1階の販売部で購入できます。味は甘みは少なく、ほろ苦く、茶葉がしっかり入っているアイスです。
中国茶芸をやりたいと思っているけど、茶器が高い、とお悩みの方には1階販売部の茶器コーナーをおすすめします。農会がやっている茶所南投の茶芸文化館とだけあって、どれもお手頃価格です。そして、空港や町のお茶屋さんよりも種類が豊富なので、きっと気に入る茶器がみつかるはずです。
台湾を代表する特産品といえば、まず烏龍茶を思い浮かべる方も多いほど、知名度の高い烏龍茶。その中でもいろいろな効能が期待され、日本でもよく知られているのが凍頂烏龍茶。「茶芸文化館」はそんな凍頂烏龍茶のすべてが詰まったスポットです。
皆さんも、凍頂烏龍茶の本場にあるお茶の展示館&販売所へ烏龍茶を味わいにでかけてみませんか。
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(2025/1/19更新)
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