写真:安藤 美紀
地図を見る夏の風物詩といえば、花火ですよね。
「すみだ水族館」では花火を特別にアレンジ。47羽のペンギンが元気いっぱいに暮らすプールの底面に、花火をイメージしたプロジェクションマッピングを投影するという夏らしいプログラムを見ることができます。
「すみだ水族館」のペンギンプールは、幅24m、奥行き14mもあり日本最大級。いつもは、この広いプールで何となく泳いでいるペンギンですが、『ペンギン花火』がスタートするとペンギンの様子が一変。マッピングの光を追いかけたり潜ったりして、いつもより“泳ぎた〜い!”という意思を持って、楽しんでいる様子…。つまり、ペンギンも観客もどちらも盛り上がるプログラムになっています!
花火の全景を見るなら6Fフロアへ。ペンギンが光を追いかけている姿を見るなら5Fフロアで見るといいでしょう。特に5Fフロアにあるペンギンカフェ前の水槽の角は、ペンギンがぎゅっと集まりやすいペンギンスポット。ここに立つと、向こうの方からスーッと泳いでくる真正面のペンギンを見ることができますよ。
『ペンギン花火』が行われるのは、約8分間。色々な形の花火がヒューと打ち上げられ、花開いていきます。花火の音と映像、そして楽しそうに泳ぐペンギンがぴったり合うと、非常に癒やされます!
<ペンギン花火>
■開催期間 2015年7月18日(土)〜8月31日(月)
■開催時間 1日5回(16時、17時、18時、19時、20時)
写真:安藤 美紀
地図を見るこちらは、5Fフロアにあるペンギンの本を読もうというコーナー。
ペンギンに関する絵本などがズラリと並んでいて、自由に手にとって読むことができるようになっています。
ここには、すみだ水族館が制作した公式ガイドブック『飼育員だけが知っているペンギンたちの秘密の生活』や『恋するペンギン』も置かれています。ペンギンの性格や体の特徴、昼ドラ並に激しいペンギンの恋愛事情も書かれていて、ペンギン好きの方必見です!
そのほか、2015年5月に「すみだ水族館」で生まれた赤ちゃんペンギンの情報や、ペンギンの最新恋愛事情が書かれた大型パネルもいろいろな場所で展示されています。ペンギンの本やパネルをチェックしておくと、ペンギンの鑑賞がいっそう楽しいものになりますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る続いてご紹介するのは、ちょっと不気味で可愛い“ぬるぬる”で“にょろにょろ”した生き物にフォーカスした夏の企画展『ぬるにょろすい』。この企画展は、「すみだ水族館」と日本大学のウナギ学研究室とが一緒に企画を練ったという、ウナギありきの斬新な内容になっています。
「すみだ水族館」では、江戸リウムや金魚の展示など下町の文化を紹介するイベントが多く、この『ぬるにょろすい』もその1つ。“ぬるにょろ”を代表するウナギは、江戸前の食文化として人々に親しみのある生き物として、かつ夏によく食べられることから、ウナギグループを中心とした17種類の生物を集めた企画展が実現しました。
『ぬるにょろすい』の楽しみ方は、とっても簡単!
水族館の各所に“ぬるぬる”で“にょろにょろ”した生き物が展示されていますが、どの生物が“ぬるにょろ”が見分けるには、水槽に貼られている御札的な“ぬるにょろシール”をチェックしましょう。このシールには“ぬるにょろ川柳”や解説書き、“ぬるにょろ度”を示す1〜3のぬるにょろマークが書かれています。
今まで知らなかった“ぬるにょろ”たちの秘密を知ることができますし、一見オドロオドロしいけど、きもだめしの様な雰囲気を醸し出す『ぬるにょろすい』は、いつもと違う夏を感じるのにぴったり。
写真:安藤 美紀
地図を見るどれだけ見ていても飽きない…というマニアックなファンが多いチンアナゴは、『ぬるにょろすい』の中でも特にイチオシ!「すみだ水族館」には、東京スカイツリーの高さ634mにちなんで634匹のチンアナゴ・ニシキアナゴ・ホワイトスポテッドガーデンイールが入った大水槽があります。
Twitter上で話題となり人気に火がついたのが、黄色と白色のストライプが特徴的なニシキアナゴ。目の上に眉毛のような模様があって、表情がとってもユニークだと思いませんか?
「すみだ水族館」を訪れたあるユーザーが、“困り顔のニシキアナゴがいる!”とTwitterで呟いたところ、この呟きがあっという間に話題となり、25000件を超えるリツイートがあったとか!『ぬるにょろすい』と合わせて、SNSで話題になったニシキアナゴの顔も探してみてはいかがでしょうか。
この他に、『ぬるにょろすい』の開催と同時に新たな仲間に加わったのが、黄色いチンアナゴ イエローガーデンイール!この黄色いチンアナゴが見られるのは、日本で「すみだ水族館」だけ。入り口付近の水槽にいますので、ぜひチェックしてくださいね。
<ぬるにょろすい>
■開催期間 2015年7月18日(土)〜8月31日(月)
写真:安藤 美紀
地図を見る『ぬるにょろすい』に合わせて、期間限定の新メニューも登場しました。
新メニューは、ぬるぬる納豆シェーク・にゅるっところ天・うなぎドックの3種類。
この中で、なにこれ〜!!と思わず目を見張ったのが、本来熱々のご飯にのせて食べる納豆をスイーツにしちゃったという、ぬるぬる納豆シェーク。納豆は生クリームの上にトッピングされ、下のほうは塩バニラアイスとコーヒーゼリーとでできています。
一目見た瞬間に絶句してしまうスイーツですが、美味しさは折り紙つき。よくかき混ぜるのがポイントで、しっかりまぜると納豆のニオイはほとんどしません。納豆が好きという方なら、クセになる美味しさ。今しか食べられない、ぬるぬる納豆シェーク。夏の思い出にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「すみだ水族館」は、毎日21時まで営業していてお酒も飲める水族館。16時以降になると、館内に花火大会をイメージして調合されたオリジナルアロマ 花流(かな)の香りが広がります。夜は香りの効果も加わり、癒しの効果もアップ。夏のデートにも最適です。
ペンギンと花火がコラボした幻想的な『ペンギン花火』や、肝だめし的要素も含んだ少し不気味で可愛らしい『ぬるにょろすい』は、忘れられない夏を演出してくれますよ!
この記事を書いたナビゲーター
安藤 美紀
1975年愛知県生まれ。東京や埼玉に移り住み、エンジニアと二足のわらじで「新しいトキメキと癒し」を求めて飛び回っていました。現在は、フリーライターとして独立。まったりした静岡に移住しています。非日常感…
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