写真：鮎川 キオラ
地図を見る「初恋」「感謝」「うらら」「シークレット パフューム」「キューピット イン ザ ガーデン」。こちらは、いずれもバラの品種名となります。世界中で愛されるバラは、サントリーフラワーズが開発した世界初の「青いバラ」など、新種開発が最も盛んな花のひとつ。今やその数は2万種以上。園芸用として流通しているのは、そのうち2千種ほどなんですって。
写真：鮎川 キオラ
地図を見る千葉県八千代市にある広さ3万平米という国内最大級の「京成バラ園」では、1,000種類7000株を超える世界各国のバラを楽しむことができます。ダイアナ妃やモナコ王妃などのロイヤルファミリーのバラも鑑賞できるんですよ。バラが一斉に咲き誇る5月下旬から園内はまさにバラ色。バラの芳醇な香りに心癒されるバラの名所中の名所です。
5月18日から6月9日まで毎週土日限定で朝6時から開園するので、バラのゴールデンタイムとなる早朝さんぽをぜひお楽しみください。早起きは三文の得。早朝さんぽは、混雑を避けて、ゆったりローズガーデンを鑑賞できるのも魅力ですよ。
写真：鮎川 キオラ
地図を見るバラの品種は数多いけれど、その系統をたどると数種類の原種にたどりつくと言われています。京成バラ園のローズガーデンでは、広大な敷地に系統別に分けて植栽されていて、それぞれの株には、品種名、原産国、特徴などが記載されたプレートが配置されていてとっても分かりやすい。気になる品種を見つけたら、メモしておくといいですよ。バラ園の出入口に併設する園芸店にて同じ品種のバラの苗を購入することもできるのです。
こちらの苗は、強くてしっかりしているとバラ愛好家の間でも評判。私も毎年こちらへ訪れては、新苗を2種類ほどお土産として持ち帰って育てています。「今年は何を持ち帰ろうかな～」なんて考えながら園内を散策するのも楽しいものです。
写真：鮎川 キオラ
地図を見るやわらかい朝の日差しが心地よい早朝のローズガーデンをさんぽしていると、いつの間にかお日様は、頭の上でギラギラ。9時を過ぎると園内も来園者がどんどん増えていきます。ひと足先に早朝さんぽを楽しんだ後は、木陰でひと休み。
ローズガーデンを眺める売店では、バラ尽くしメニューが並びます。バラは古来より薬用として香りだけでなく食用としても利用されていたとか。バラは、愛と幸福と美の象徴。その作用は、女性ホルモンを整えたり、食欲を抑制したり、幸福感が得られるなどと女性に嬉しい効果がたくさん。さっそくバラソフトとバラサイダーをいただきました。バラの香りが口の中にふわっと広がり、華やかなお味。そんなに香りを強調していないので、抵抗なく美味しくいただきました。
写真：鮎川 キオラ
地図を見るここ京成バラ園では、5月10日から6月16日までローズフェスティバルを開催しています。期間中は、NHK「趣味の園芸」の講師やローズソムリエの小山内健氏によるトークショウやローズガーデンでのコンサートなどが開催されます。期間中のイベントスケジュールを確認してお出かけください。
バラのベストシーズンは、非常に混雑します。バラがいくら癒しの花だとしても、入園までに長いこと並び、園内も人が多いとうんざりしてしまうもの。早朝6時から開園する期間限定の週末にぜひお出かけください。穏やかな朝、驚くほど美しいバラの姿にきっと感動するはず。
【京成バラ園】
千葉県八千代市大和田新田755
047-459-0106
10：00-17：00（12-4月）、9：00-18：00（5-6月）、10：00-17：00（7-9月）、9：00-17：00（10-11月）
入園料：大人300円～1,200円 季節により変動
※5月中旬から6月中旬（2013年は5月17日から6月9日）までは、ローズウィークとして大人1,200円
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(2024/4/19更新)
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