「シスコライス」と「ステピ」は函館のアメリカンなソウルフード!

「シスコライス」と「ステピ」は函館のアメリカンなソウルフード!

更新日:2015/09/25 15:16

しもちんのプロフィール写真 しもちん
ノスタルジックな町並みが広がる函館の街。
北海道新幹線の開業も控え大変な盛り上がりを見せています。
函館と言えば、駅前の朝市をはじめ新鮮な魚介類が食べられる事で有名ですが、ペリー来航の町らしくアメリカンなソウルフードが秘かな名物になっているのをご存知でしょうか。
今回はベイエリアにあるカリフォルニアベイビーの名物「シスコライス」と、宝来町にあるジョリージェリーフィッシュの「ステピ」をご紹介します。

カリフォルニアベイビー。

カリフォルニアベイビー。

写真:しもちん

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まずはベイエリアのカリフォルニアベイビー。
やきとり弁当で有名なハセガワストアとラッキーピエロの並びにあるアメリカンダイナーです。
店内は天井が高く、シーリングファンも廻り昔懐かしいアメリカの雰囲気。
実はこちらの建物、大正時代に建てられた元々は郵便局だった物件。歴史ある建物をリノベーションしながら使い続けているのが函館の町らしいですよね。

シスコライス!

シスコライス!

写真:しもちん

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カリフォルニアベイビーへ来たら、まず注文したいのが函館のソウルフードにもなっているこちらのシスコライス。
たっぷりのバターピラフの上にボリューミーなソーセージが2本、その上に濃厚なミートソースがドン!と乗った代物。この組み合わせで美味しくない訳がありません。

出て来た時はあまりのボリュームに完食出来るか心配になりますが、ピラフがさっぱり目に仕上がっている事もあり、思っていた以上に食べられちゃいますよ。
函館の町をたっぷり散策して、お腹をペコペコにしてから訪れましょう。

ジョリージェリーフィッシュ。

ジョリージェリーフィッシュ。

写真:しもちん

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続いては宝来町の電停から函館ロープウェイへ続く高田屋通りと呼ばれる大きな坂の麓にあるお店、ジョリージェリーフィッシュ。
日中はピンク色の外壁が、夜になれば鮮やかに輝くアメリカンなネオンが目印です。

この建物は函館出身の芥川賞作家・辻仁成さんが、学生時代に下宿したと言われている建物を改装してオープンしたお店。
豪華客船の内部を思わせる店内は1階の円形バーカウンターを中心にアメリカンな雰囲気。日常とは違う空間で美味しい食事がいただけます。
もしも自分がこんな所で下宿をしていたら、どんな人生になるんだろうなと思いを馳せながら過ごすのも楽しいものです。

ステピ!

ステピ!

写真:しもちん

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こちらのお店で名物となっているのが「ステピ」と呼ばれるステーキピラフ。
バターピラフの上に乗せられた牛肉に、創業時から変わらない醤油ベースのソースがかかったもの。追加で目玉焼きやチーズ、アボカドなどのトッピングをお好みで載せて、自分好みの味に仕上げてみましょう!

ランチタイムはドリンクやデザートも付いてとってもお得。ステピ以外にもパンケーキやパスタのセットもあるので、こってり系が苦手な連れの方がいても大丈夫。ディナータイムはメニューも豊富なので、観光客だけでなく地元の方々で大賑わいのお店です。

最後に。

函館の町は何度も繰り返し訪れたい魅力的な場所。その度にいつも同じ魚介類ばかりでは飽きてしまいますよね。時にはちょっとアメリカンなお食事をしながら、異国情緒あふれる町歩きを楽しんでみましょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/23−2015/07/25 訪問

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