写真:万葉 りえ
地図を見るトルコ共和制記念碑が立っているタクシム広場は、イスタンブール新市街の中心的存在。そのタクシム広場から、路面電車がつなぐテュネル広場までの約1.5kmが、歩行者天国になっているイスティクラル通りです。
タクシム広場の中央には建国の父アタテュルクの像が立ち、広い広場のわきを人や車がひっきりなしに行き交います。
この広場で目をひくのが、色とりどりの花をあふれるほど置いて並んでいる花屋さん。この鮮やかな色には、カメラを向けてしまいたくなりますよ。
この広場からテュネル広場に向けて、ゆるやかな坂を下っていきましょう。
イスティクラル通りは古くからの繁華街。今は日本でもおなじみの欧米のブランドも出店しています。でも、トルコはヨーロッパブランドの下請けをしてきた実績を持っている国。だからトルコブランドの衣類や革製品もとてもおしゃれなんです。しかも、日本に比べると価格がおさえめというのもうれしいですよね。
写真:万葉 りえ
地図を見るトルコ料理でまず名前が挙がるのがケバブです。スパイスで下味をつけた肉を回転させながらあぶり焼きにする料理で、日本にも入ってきています。
この通りでは、写真のように通りから見えるようにしてケバブを焼いている店がいくつもあるんです。おいしそうに焼けている様子を見ると、誘われてしまいますね。パンにはさんだり、トルティーヤに巻いたり。日本のハンバーガー店と同じ感覚で、本場の味を楽しんでみませんか。
写真:万葉 りえ
地図を見るトルコの街中では、食べ物を売る露店をよく目にします。ゴマがたっぷりついたドーナツ型のパン・スィミットはその代表格。地方の町でも、地元の人が買っているのをよく見かけます。
イスタンブール市内のオルタキョイではベイクドポテトの上に具材をトッピングする「クムピル」が名物で、アジア側への船が出るエミノニュの広場では「バルック・エキメーイ(サバサンド)」が名物です。
宮殿や大きなモスクなど観光客が多い場所でよく見るのが、「ケスターネ」とよぶ焼き栗や、「ムスル」とよぶ焼きトウモロコシです。栗とトウモロコシのどちらかを売っている店が多いのですが、両方を売っている店も。焼き栗に使われている栗は、日本の栗に比べるととても大粒。やさしい甘さをしています。街歩きをしながら、パクッと口に入れられますよ。
写真:万葉 りえ
地図を見るトルコ土産の定番のお菓子といえば、ロクム。日本の求肥に似た食感のお菓子です。ピスタチオ入りやフルーツ入り、そして薔薇の花びらが入ったものなど、種類も様々にあるんですよ。
観光地ではお土産用に箱入りになったものが各種売られていますが、好きな種類を選んで購入することもできるんです。
日本にたとえたら、観光地で売っているようなお饅頭の箱入りと、和菓子店の店頭で選んで購入するお饅頭の違いといったところでしょうか。
せっかくだから、どちらも味わいたいですよね。
写真:万葉 りえ
地図を見るイスタンブールの観光の足としてかかせないのがトラム(トラムヴァイ 路面電車)です。そのトラムの中でも、イスティクラル通りを走るトラムは「ノスタルジック トラムヴァイ」と呼ばれています。
じつはこの路面電車、交通の邪魔になると、一度廃線になっていたのです。1980年代に入って市民の要望によって、再び走るようになったそうですよ。小ぶりで、昔ながらの形がかわいい路面電車です。
イスティクラル通りを歩いていたら、きっとどこかですれ違うはず。楽しみにしていてくださいね。
イスティクラル通りは、通りに面した場所だけでなく路地を入ったところにもおしゃれなカフェや、手ごろな価格で洗練された服を売る店などがあります。路地のほうもちょっとのぞいてみるのも楽しいですよ。
街並みと路面電車がつくるちょっとレトロな雰囲気に、イスタンブールの最新のおしゃれがつまっているイスティクラル通り。
週末になるとかなりの人混みになるので、それも考えて予定に入れてくださいね。
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(2024/3/29更新)
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