暑さの中でも格別!信州奈川の郷土料理“とうじそば”が1年中食べられる蕎麦処「野麦路」

暑さの中でも格別!信州奈川の郷土料理“とうじそば”が1年中食べられる蕎麦処「野麦路」

更新日:2013/05/14 14:24

長野県松本の中でも奈川地区の郷土料理“とうじそば”をご存知ですか?寒い季節にアツアツの具沢山のお鍋の中に、蕎麦をとうじかごに入れくぐらせて食べる美味しい冬のご馳走。

このとうじそばが寒い期間じゃなくても、1年中食べれる蕎麦屋さん「野麦路」を今回はご紹介します。

1度は迷うなかなかたどり着けない「野麦路」!?

1度は迷うなかなかたどり着けない「野麦路」!?
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野麦峠で知られる信州の奈川村。奈川村の郷土料理で“とうじそば”という美味しいご馳走がある。奈川村は松本ICから車で走ること45分、しかも“とうじそば”が食べられるのは冬限定。松本市内でも冬の期間だけ“とうじそば”が食べられるお店が数軒ある中で1年中、予約なしで食べれるのが「野麦路」です。

お店はスズキアリーナという大きな看板が目印なのですが、これがなかなかたどり着けない。お蕎麦屋さんの旗があってもお店がどこにあるのかわかりづらい。旗のそばにある入り口の看板に沿ってスロープを下るとやっとお店にたどりつきます。頭をぶつけないように扉をくぐり早速この店の名物であるお目当ての“とうじそば”を注文してみました。

期待が高まるとうじそばの登場!とうじそばって?

期待が高まるとうじそばの登場!とうじそばって?

カセットガスコンロが運ばれて、アツアツのお鍋、とうじかご、ひしゃく、器、野沢菜、薬味、そして蕎麦が並びます。1回分ごとに小分けに盛られたお蕎麦にテンションがあがりますね。

蕎麦をつゆに浸すことを湯じと言い、「投げる汁」と書いても、同様に「とうじ」と呼ぶことから“とうじそば”と呼ばれるように。昔は婚礼や客人のおもてなし料理だったようです。

とうじかごに入れて蕎麦をしゃぶしゃぶ。

とうじかごに入れて蕎麦をしゃぶしゃぶ。

野菜やきのこ、甘めの味がついた肉厚のおあげさんがいっぱい入ったお鍋に、蕎麦をとうじかごに入れてしゃぶしゃぶします。
蕎麦はすでに茹でられたものなので、軽くしゃぶしゃぶしただけでアツアツでいただけます。

今までにないお蕎麦の新たな食べ方に感動!

今までにないお蕎麦の新たな食べ方に感動!

軽くしゃぶしゃぶした蕎麦や野菜やきのこなどの具を、汁や薬味、七味をかけていただきます!さっとくぐらせただけの蕎麦の食感や、沢山の野菜の具は今まで味わったことのない蕎麦の世界に感動もの。蕎麦を食べ終わった後にご飯と卵を追加して、雑炊で〆るのも通の食べ方なんだそうです。

寒い時期にはとても身体が温まりますが、あえて暑い時期に汗をかきながらはふはふ食べるのもオススメです。信州は美味しい蕎麦屋さんがたくさんありますが、郷土料理の“とうじそば”で新たな蕎麦の世界を体験してみませんか?

野麦路
11:00〜20:00 水曜休み 駐車場あり
長野県松本市島立454−1 スズキアリーナ1F
電話:0263-47-9225

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