入口であなたを迎えてくれるのは、ふわふわした真っ白な毛並みのかわいい「アザラシのパロ」です。パロは、ぬいぐるみのように見えますが、介護施設などで活躍する癒しのロボットなのです。
羽毛のような柔らかな白い毛をなでると、パロはつぶらな瞳を閉じて、気持ちよさそうに体を揺らします。その様子は、愛犬を優しくなでてあげると、喜ぶ姿にそっくり。「もっとなでて」と、丸い瞳をぱっちり開けてあなたに訴えかけてくる姿は健気で、心が癒されるかも。
パロに続いて、まさにロボットという姿をした「WAKAMARU(ワカマル)君」が迎えてくれます。
ワカマル君に「写真撮りたいんだけど」というと、ワカマル君は、手や頭を動かしてポーズを決めてくれます。「かっこいい!」とほめ言葉を投げかけると、「ありがとう!」と返してくれる、まさにこちらに反応するロボットなのです。
掲示板に貼られているフレーズを問いかけてみましょう。「今日の運勢どう?」「今日、何の日?」「今日の天気はどう?」など。
ワカマル君は、じゃんけんもしてくれる、まさに一緒にいて飽きないロボットなのです。
テレビの前に座って画面を観ていると、どんどん現れてくる白い小さなロボット。画面に向けてゲームコントローラーを押すと、無数のロボットが画面いっぱいに現れ、あなたの足の上まで乗ってきます。足を蹴り上げると、ロボットは一度は退散しますが、また舞い戻ってきます。しぶといロボットを最終的に退治するには、コントローラーの吸い込み口を向けてロボットを吸い込むしかありません。
ロボットを出しては消すという単純な遊びですが、ロボットの動きが面白くて、ついはまってしまうゲーム「プレイルーム」です。
面白い砂場「え〜でるすなば」も体験できます。
砂を掘ると、川が流れ、海が生まれ、砂を積み上げると、山ができる、リアルな風景が砂場に映し出されるのが、「え〜でるすなば」です。砂の上に映像が映るしくみになっています。
川に魚を泳がせたり、草原の花々に蝶やてんとう虫を飛ばせたり、お絵かきと砂場遊びが一度に楽しめる、新しい砂場遊びは、大人も夢中になるはずです。
砂や色が手に付くこともありません。ですが、本当に砂を触っている手触りが楽しめます。
紹介したものの他にも、パソコンのカメラの前で体を動かすと、楽器が鳴り響き、音楽が演奏できる「新世代楽器」や、カメラ画像の前に立って、笑うと、本当に笑っているかどうかパーセントで示す「スマイルスキャン」、小型ロボット同士のサッカーゲームなど、色々な最先端技術に触れられます。
「TEPIA先端技術館」は、大人も子供も一緒に楽しめますよ。それも無料で、です!
東京メトロ銀座線外苑前から徒歩4分。TEPIAから青山通りを渋谷方面へ向かって15分程歩くと、表参道に出られますよ。
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(2023/12/8更新)
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