写真:磯本 歌見
地図を見る「アラゴスタ」とは、イタリア語で「伊勢海老」の意の、ナポリでは、ポピュラーなスイーツ。本当の名前は「コーダ・ディ・アラゴスタ」=「伊勢海老の尻尾」という意味です。
ナポリの小麦粉、イタリアの塩を使って焼き上げたアラゴスタは、形状もまさに伊勢海老の尻尾。パイの元祖となったもので、この生地がフランスへ渡りパイになったそうです。 カリッと焼き上げたアラゴスタの生地は、パリパリの新食感。パイのようですがパイとはまた一味違う口当たりと舌触りです。生地だけ食べても小麦の美味しさが実感できます。ナポリではポピュラーですが、中に入ったクリームのバリエーションとしては、カスタードクリームとチョコがほとんどだとか。
坂利太は、基本のアラゴスタ5種類、お土産用のアラゴスタ「アンジェラ」5種類、アラゴスタのソフトクリーム2種類という豊富なラインアップを誇っています。
写真:磯本 歌見
地図を見る坂利太の基本のアラゴスタは全5種類。クレーマ(カスタード)、ジャンドゥーヤ(チョコレート+ヘーゼルナッツ)はもちろん、抹茶、マンゴー、ロココがそろっています。これらは、フレッシュクリームが入っているので、普通のケーキ同様、賞味期限は当日限りです。
生地の美味しさはもちろんですが、クリームの美味しさも特記すべき点。すっきり甘味控えめなのにコクあり!
今後は、酸味・糖度ともに強く味の濃さが特長のご当地フルーツ・赤穂みかんをはじめ、赤穂の食材を使ったクリームなど、赤穂発のバリエーションも広げていきます。
アラゴスタ(クレーマ)450円(税別)
写真:磯本 歌見
地図を見る坂利太には、もう一種類のアラゴスタがあります。その名はイタリア語で「天使」という意味の「アンジェラ」。
フレッシュクリームが入った基本のアラゴスタに対して、アンジェラは、賞味期限が1週間あるお土産用の商品です。
生地のなかに、クリームに見立てた「あるもの」を入れています。この「あるもの」を入れた製法が世界初!なのです。オーブンで焼くだけで、焼きたてのパリパリ感を見事に再現。外パリッ中ふわっの食感を楽しめます。とろりと溶け出したクリームと生地のコラボレーションも絶妙です。
その「あるもの」とは、ズバリ!「マシュマロ」です。マシュマロを加熱するとフレッシュにたがわないクリームになるとは、思いも寄らない西川マジックです。
アンジェラは、パッションフルーツ、カシスなど5種類がスタンバイしています。
アンジェラ(パッションフルーツ)480円(税別)
写真:磯本 歌見
地図を見るそのほかにも、アラゴスタのソフトクリームがありますよ!
クリームを入れやすいよう、少し形状を変えたアラゴスタをコーン代わりにしています。
2種類あって、一つは、岡山・ルーカルカプリ牧場のヤギミルクを使ったクリーム。コクがあるのに口に残らない甘味が魅力です。
もう一つは、「ナポリの黄金」という名前の、シナモンの風味がきいた大人っぽいクリーム。こちらもコクあり!
ソフトクリームを食べながら、風情ある坂越の町並みを歩いたり、すぐ近くにある、坂越ふるさと海岸から、天然記念物の生島と坂越の海を見たりするのも◎です。
ソフトクリーム 450円(税別)
写真:磯本 歌見
地図を見るお店は、国道250線から海に向かう昔ながらの坂越の町並みの途中にあって、JR坂越駅からも徒歩圏内です。
築70年の古民家を活用した店内は、懐かしさが漂う雰囲気でおくどさんも残っています。
わざわざ、赤穂まで食べに来る価値ありの「坂利太」のアラゴスタ。今後は、全国的にもファンの多いブランド牡蠣・坂越牡蠣を使ったチーズケーキやソフトクリームもメニューに上る予定で、ますます楽しみです。
【坂利太(サリータ)】
営業時間などの詳細は、MEMOにリンクしたお店のフェイスブックにてご確認下さい。
坂越は他にも、赤穂藩の茶屋だった「旧坂越浦会所」、秦河勝ゆかりの神社「大避神社」、銘酒「忠臣蔵」を醸造する、市内唯一の酒蔵、奥藤商事とその敷地内にある「奥藤郷土資料館」など、見どころいっぱいです。アラゴスタのソフトクリームを片手に坂越を散策してはいかがでしょうか。
また、近畿圏はもちろん首都圏からもお客さんが次々訪れ、なかなか予約が取れない超人気店「さくらぐみ」で食事をした方には、お得な割引券をいただけるというサービスもありますよ。一緒に楽しむのもおすすめです。そしてもちろん、お土産には「坂利太」のアラゴスタを。
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(2025/1/20更新)
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