写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る多くの旅行者は信濃大町より「立山黒部アルペンルート」の東の入口の扇沢を目指すが、その途中より左折し、高瀬川沿いを上がっていくこと約10分程で葛温泉に到着。
葛温泉は3軒のお宿のみ。知る人ぞ知る温泉地である。その中で特に私のお気に入りはこちら「御宿かじか」
外観は一見すると「温泉宿?」と疑ってしまいそうな洒落た雰囲気で、軽井沢あたりにあるオーベルジュや小さな美術館のような佇まい。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る車を駐車場に停め、いざ「御宿かじか」へ。
アプローチは写真のようにちょとした回廊のようになっている。
趣のあるベンチがあり、湯上りにはとても気持ちよさげだ。
壁にも絵画が点々と飾られ、ここだけ見ればほんと美術館の一部だと錯覚しそうだ。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見るさっそく温泉へ。
まずは内湯から。
シンプルなデザインを基調とした少々スタイリッシュな造りだが、高野槙で作られた大きな浴槽が中央に配されている。
浴室内は暗めだが、大きな窓からは、白樺も生い茂る原生林が見渡せる。
陰陽のバランス、コントラストを考慮されたのであろう。
この内湯に浸かりながら外の景色を眺めるだけでも十分幸せになれる。
高野槙の浴槽の肌触りも格別だ。
だが、「御宿かじか」の温泉の真骨頂は、次に紹介する露天風呂だ。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る初めてここの露天風呂を見たときは、心が小躍りした。
あまりにも美しく、完成度の高さに脱帽しつつも、思いっきり湯浴みを楽しんだ。
自然を愛でるということに最大限の心配りをし、木を多用した和を重視したデザインを取り入れつつも、主張は最小限に。。。
絶妙なバランスによる見事な景観を作り出しているように思える。
また、浴槽全てを屋根が覆っているため雨の日でも、また女性も日焼けを気にせずに思いっきり露天風呂を堪能できる。
そしてお湯も文句なしの源泉かけ流しで、ほんのりやさしく硫黄の香りも漂う美湯。
本当に美しい林を眺めながらの森林浴と極上の湯浴みを同時に楽しめる。
多くの露天風呂に浸かってきた私にとって、ここの露天風呂の景色は格別。
いつまでも浸かっていたい・・・いつ上がればいいのかわからなくなるほどの幸せがここにはある。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る温泉をたっぷり堪能した湯上り後は、館内の景色の良いレストランでお茶したり、ミニギャラリーで鑑賞するも良し。
ただ、私のおすすめは、エントランスのベンチに腰掛けて、ほっこりと。
気持ち良い風が流れ、鳥のさえずりを聞き、風にそよぐ木々を眺める。
そうすれば、きっと「御宿かじか」の心地よさの全て満喫できるのではと。
もちろん余裕のある方は宿泊で。
私のいつか宿泊したい「夢の宿リスト」にももちろん記載済み。
夢の実現はいつになるやら。。。
とりあえず、また近々「立ち寄り湯」だけでもさせて頂こうと思う。
【施設名】御宿かじか
【住所】〒398-0001 長野県大町市平高瀬入2106
【電話】0261-22-1311
【立ち寄り湯時間】10:00〜15:00
【料金】大人800円 小人500円
【泉質】単純温泉・単純硫黄泉
【湯の使い方】源泉かけ流し(加温無し・加水有り・消毒無し)
【pH】7.4・8.0(中性・弱アルカリ性)
【泉温】84.8℃・82.8℃
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(2025/1/13更新)
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