古都ヴェローナは、中世の面影をそのまま残すこじんまりとした街並と、その中央を流れるアディジェ川の景色が織りなす人口約25万人の街。市街中心部は世界遺産に登録されており、その穏やかなる街の表情は訪れる人の心をどこかロマンティックな気持ちにさせてくれるのです。この市街中心部を上空から見下ろすと、その型はなんとハート型をしており、まさに街全体が愛の街。街を歩けばそれだけで、愛のパワーはどんどんあなたの元へと訪れるはず!
お勧めしたいのは「ジュリエットの家」。
街のメインストリートであるVia mazziniを進み、突き当たりのVia cappelloに入ると直ぐに見えてくるのがジュリエットが住んでいたとされるこの家です。
16世紀末、ヴェローナの街を舞台としてシェイクスピアによって書かれた恋愛戯曲が「ロミオとジュリエット」。美しくも儚い恋の物語は、愛し合う2人の死によって悲劇的な愛の結末を迎えてしまいますが、切なくも尊い真実の愛は今なお世界中で語り継がれており、そんな2人の愛のパワーが眠っているのがこの場所なのです。
入り口の壁の両側には、ナント!らくがきがビッシリ。しかしこの落書きは許可されており、幸せを願い訪れた観光客が全て書き残していったもの。壁一面に書かれたそれぞれのメッセージには、思い思いの願いが書かれており、その思いは時を超えてジュリエットの元へきっと届くことでしょう。
中庭に入ると直ぐ目に飛び込んでくるのがジュリエットのブロンズ像。実はこの像にはある伝説が秘められています。
ジュリエットの右胸を触ると、幸せが訪れると言われており、恋が成就するとも言い伝えられているのです。
永遠の愛を夢見て、今では世界中からこの噂を聞きつけ毎日大勢の観光客が訪れています。実際ロミオとジュリエットは実在する人物ではなかったと言われておりますが、こうした伝説が今でも語り継がれていると言う事は、彼らの愛はどこかにきっと存在し、絶える事無く無限の愛を私達に与え続けてくれているのかもしれません。
「ロミオ ロミオ なぜあなたはロミオなの」とジュリエットの姿が今にも現れてきそうな、ここがジュリエットが恋の苦悩を嘆いたシーンで有名なバルコニー。
家の内部は有料にて公開されていますので、バルコニーに立ちジュリエットの気分を味わってみたい方は、是非入館してバルコニーに上がり、映画の様なワンシーンを体験してみてはいかがでしょうか!
そして主役の気分をもっと味わいたくなりましたら、「ジュリエットの家」では、誰でも実際の結婚式をとり行う事ができると言う、夢の様なプランが用意されています!
まずはジュリエットの愛のパワーで恋を成就させ、是非素敵なウエディングをこの場所で挙げてみてはいかがでしょうか。きっとロミオとジュリエットの様な永遠の愛に包まれ、大きな幸せとなる事間違い無し!
ジュリエットに手紙を出してみませんか? ヴェローナには「ジュリエットクラブ」と言う団体ボランティアがあり、ジュリエットの秘書達があなたの手紙に返事を書いてくれます!
住所は公式ページに掲載されてありますので、是非ジュリエットに手紙を書いてみてはいかがでしょうか!(日本語でも可)さて!ジュリエットからどんな返信が戻ってくるのか楽しみですね。
そしてヴェローナには、その他にも「ロミオの生家」「ジュリエットの墓」など彼らの愛で溢れたパワースポットが沢山あります。街は1日もあれば十分に廻れますので、ハートな旅をテーマに!更にロマンチックな時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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(2024/10/4更新)
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