写真:津田 泰輔
地図を見る雷滝は長野県高山村の松川渓谷にかかる滝で、道路から滝見道を下りていくとすぐに到着することができます。
滝見道を進んでいくとすぐに谷間に滝の轟音が響いてくるのに気がつくでしょう。
写真:津田 泰輔
地図を見るものすごい轟音とともに流れ落ちる滝。
これが雷のような音に聞こえることから雷滝と名付けられたようです。
その水の流れの裏を道が続いていて、滝のカーテンの下をくぐり抜けることができます。まだここからでは滝の全貌は見えませんが、とにかく行ってみるしかありません。
写真:津田 泰輔
地図を見る裏から滝を見上げると、それはもう豪雨を通り越して何が何だかわかりません。
とにかく水が次から次へと流れ落ちていき、少しでも水に触ろうものなら一気に押し流されていきそうです。
滝裏はものすごい音で、まったく会話ができないような状態。
内部からも水滴が落ちてくるので、あんまりのんびりしているとびしょ濡れになってしまうでしょう。
写真:津田 泰輔
地図を見る落ちてくる水滴から逃げるように外に出ても、今度は滝が舞い上げる水しぶきを浴びることになります。特に水量が多い日はレインコートを持ってきた方が良いかもしれません。
とにかく滝の裏をくぐって外に出ると、ようやく滝の全貌がわかりました。滝の流れ落ちる崖の下が抉られていて、そこが通れるようになっています。まさに滝のトンネルをくぐって出てきたようです。
写真:津田 泰輔
地図を見る滝見道はもう少し続いていて、滝の正面近くまで回り込むことができます。滝之浦を潜って来るのも凄いですが、その下の赤茶色の岩肌を滑り落ちる滝の流れもとても綺麗です。
上流に松川渓谷温泉があるので、川にも少し温泉の成分が流れ込んでいるのかもしれません。岩肌には硫黄が付着して赤茶けているようにも見えます。
ちなみに松川渓谷温泉は日帰り入浴もできますので、水しぶきで濡れた体を温めて帰っても良いかもしれません。
大自然に囲まれた露天風呂は最高ですよ。
雷滝は長野県高山村という人口7000人の小さな村にあります。そのため、大きな駐車場も無く、たくさんの人が訪れる連休や紅葉シーズンなどは道路まで車があふれかえってしまうため、注意して訪れてください。
全国にはたくさんの滝があって、このように滝の裏に回りこめる場所もいくつかありますが、これだけ激しい水量の滝をくぐれる場所はほとんどありません。
雷滝の名前にふさわしい轟音を響かせる滝の激流を是非一度体験してみてください。
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この記事を書いたナビゲーター
津田 泰輔
ブログを書き始めたのをきっかけに関西の秘境巡りを始めて約6年。まだまだ知られていない魅力的な絶景スポットをたくさん発見しました。今までアウトドアとは無縁だった私が手軽に行ける秘境を関西中心に紹介してい…
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