畑の下は地底湖?クレーンで上陸?個性的な沖縄・南大東島でひと味違う体験!

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畑の下は地底湖?クレーンで上陸?個性的な沖縄・南大東島でひと味違う体験!

畑の下は地底湖?クレーンで上陸?個性的な沖縄・南大東島でひと味違う体験!

更新日:2017/04/23 14:19

離島 こむのプロフィール写真 離島 こむ 離島ドットコム管理人、沖縄在住サブスリーランナー

沖縄本島から東に約360km離れた場所にある南大東島。そのため沖縄でもここでしかない文化や自然も多い個性的な離島。島の地下部分には鍾乳洞があり、地下水が貯まって神秘的な地底湖を形成しています。そしてこの島の特徴といえば、フェリーと島への往来方法。人も物資もクレーンに吊られます(笑)。他ではなかなか目にできない光景を望めるのが南大東島です。

個性的な島上陸方法は3パターン!どれも吊られます(笑)

個性的な島上陸方法は3パターン!どれも吊られます(笑)

写真:離島 こむ

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南大東島へは那覇から飛行機で1時間10分。プロペラ機なのでやや時間がかかります。また那覇からフェリーでも行くことができますが、こちらは片道15時間もかかり週に1〜2便しかありません。でもフェリーは那覇を夕方に出て翌朝に島着、帰りも島を夕方に出て翌朝に那覇着なので島を楽しむには都合がいいスケジュールです。そしてこのフェリーに乗れば南大東島ならではの「クレーンで吊られて上陸」という個性的な体験ができます。

その吊られ方も独特で「檻の籠」「ゴンドラ」「小船」の3パターンがあり、その日の停泊場所や乗客数、天候などによって変わります。基本は鉄格子の「檻の籠」に乗客は乗りクレーンに吊られてフェリーと島を往来します。雨の日はスキー場にありそうな「ゴンドラ」に代わるので、濡れずに往来可能です。そして「小船」はレアケースでフェリーが港沖で、停泊した時に港までの移動を兼ねて「小船」を利用。港に着いたらそのまま「小船」ごと釣り上げられての上陸となります。ちなみにクレーンを利用する理由は、南大東島周辺海域の海は常に波が高くフェリーが港に接岸できないため。漁船など他の船も港に着いたら、船ごとクレーンで陸揚げされますので、南大東島では日常の光景です(笑)。

島とフェリーとの往来。「檻の籠」パターンを動画で体験!?

動画:離島 こむ

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クレーンによる島とフェリーとの往来方法ですが、動画で見るとさらにその個性的な雰囲気が分かると思います。もはや単なる上陸や乗船が「アトラクション」になっています。南大東島を舞台にした映画「旅立ちの島唄〜十五の春〜」では、このクレーンのシーンがあり、これを体験するために島に来る人もいるぐらいで、南大東島ならではの体験になっています。もちろん同じ海域にある「北大東島」でも同様に、クレーンで島とフェリーとの往来ができます。

何気ない畑の風景?でもその地下には鍾乳洞!?

何気ない畑の風景?でもその地下には鍾乳洞!?

写真:離島 こむ

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南大東島は外周が断崖絶壁の高台になっていて、島の内側がくぼんでいる盆地のような形状をしています。その外周を巡る断崖絶壁の高台を「幕」と呼び、周辺の荒れた海から島を守ってくれています。その幕の内側に集落や畑があり、盆地のようなのどかな光景を形作っているのです。そんな何気ない畑でもその地下には鍾乳洞が多く確認されていて、畑のど真ん中にその入口があることもしばしば。でも入口は林や岩場になっているので、その畑の地下に鍾乳洞があるか否かはなかなか分かりません。そのため、その鍾乳洞へ行くには地元ガイドが行っているツアーに参加する必要があります。

芸術的な鍾乳石!地上の畑からは想像できない地下の造形美!

芸術的な鍾乳石!地上の畑からは想像できない地下の造形美!

写真:離島 こむ

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畑にある鍾乳洞入口から地下に潜ると、すぐに芸術的な鍾乳石がお出迎えしてくれます。もちろん鍾乳洞の中は真っ暗なのでライトなどの照明が必要になりますが、足下は比較的歩きやすくスムーズに奥まで行くことができます。鍾乳洞内はそれほど広くないので万が一のためにヘルメットは必須ですが、おおよそはかがむ程度で歩けます。そもそも鍾乳洞へは地元ガイドのツアーで行くことになりますので、先の照明やヘルメットなどはガイドさんが用意してくれます。

鍾乳洞内には何千年、いや何万年をかけて形作られた鍾乳石が自然のままの状態で残っており、その美しさに目を奪われます。特に天井から伸びている鍾乳石はまさに自然の造形美。まさかその上が畑とは思えない光景です(笑)

鍾乳洞の先には幻想的な地底湖!美しい鍾乳石と透き通る水の色

鍾乳洞の先には幻想的な地底湖!美しい鍾乳石と透き通る水の色

写真:離島 こむ

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鍾乳洞のさらに奥に入ると少し開けた場所に到着します。もちろん真っ暗ですがライトを当てるとそこに広がる光景はまさに幻想的。美しい鍾乳石と透き通る水の色の「地底湖」です。特に南大東島の地底湖には独特の形状をした鍾乳石があり、天井からぶら下がっているようなものがあります。まるで「マラカス」のような鍾乳石(笑)。個性的です。また地底湖の水は透明度がとても高く光が届く範囲ならどこまでも透けて見えそうです。そしてその地底湖を形作る水滴が絶えず落ちてきて水面の波紋がとても芸術的。幻想的な光景に一役買っています。

波紋と個性的な鍾乳石のコラボレーション。これも南大東島ならではの光景です。でもこの地底湖の上も畑です(笑)

地底湖はツアーで体験可能!クレーンは飛行機で行っても裏技で体験可能?

地底湖体験は南大東島まで行けば現地ツアーがありますが、クレーン体験はフェリーに乗らないとできません。さすがに那覇から南大東島までフェリーで往来するのは大変ですが、飛行機で南大東島へ行ってもスケジュールが合えば裏技でクレーン体験ができます。それはフェリーの「南大東島〜北大東島」航路を利用すること。那覇から来るフェリーの日程が「南先行」スケジュールなら南大東島から北大東島への日帰りが可能ですし、「北先行」スケジュールでは北大東島に1泊すれば南大東島との往来が可能なので、その航路を利用すればクレーン体験ができます。しかもこの航路ならレアケースの「小船上陸」を体験できる場合もありますのでクレーン体験してみたい方はこの島間航路をチャレンジしてみましょう!

南大東島への旅行を計画する場合は、飛行機利用でもフェリーの運航スケジュールを確認しておくことがおすすめです。フェリーの「南先行」スケジュール2日目(那覇出発翌日)に合わせて南大東島に滞在するように計画すれば、北大東島への日帰りができますのでクレーン体験も可能です。ひと味違った体験を南大東島まで行ってしてみましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/07−2014/05/09 訪問

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