北海道のイメージと言えば、一面に広がる牧草地帯に牛や馬が放牧されのんびりとした時間が流れている…そんな絵を頭の中で描く方も多いことでしょう。
南北海道(道南地方)観光の拠点"函館市"から車で約1時間半の距離にある"八雲(やくも)町"には、どこまでも続く『これぞ北海道!』な風景の中を歩いて楽しめる観光スポットがあります。
そこは「八雲町乳牛育成牧場」。1967年より町が運営している乳牛の飼育牧場で、各農家からの飼育委託を受けた牛さん達がここで暮らしています。その広さは総面積は約262ha、東京ドーム55個分以上もあるのですから驚きです!(※東京ドームの広さは約4.7ha)
写真:月宮 うさ
地図を見る八雲町の市街地から車を走らせること約10分、熱田地区の丘の上に「八雲町乳牛育成牧場」はあります。(※詳しい場所は写真下の"地図を見る"をクリック、または写真をクリックすると表示されるGoogleマップをご参照ください)
牧場に到着するとかわいい牛さん達が興味津々そうなお顔をして寄ってきてくれてお出迎え。動物が好きな方には、たまらない瞬間です!しかし、牛さん達も人と同じで性格はそれぞれ。好奇心旺盛の子も居れば人見知りで臆病な子も。思わぬ事故になってしまっては大変ですので驚かせたりしないように、そっと接してあげてくださいね。人懐っこい子達は自ら寄ってきてくれますよ!
写真:月宮 うさ
地図を見る「八雲町乳牛育成牧場」に来たならば緑の大地に建つ、八角形の展望台に登ってみましょう!
牧場は高台にあるので普通に歩いていても眺めは良いのですが、上から見る風景はまた違うものです。展望台の前には看板もありますので、旅の記念写真もここで1枚忘れずに。
写真:月宮 うさ
地図を見る「八雲町乳牛育成牧場」の展望台内部は螺旋階段です。足元に注意して上りましょう。上り下りの際、壁面に八雲町における酪農に関する資料や写真が展示されていますので、こちらにも是非注目してみてくださいね。
写真:月宮 うさ
地図を見る「八雲町乳牛育成牧場」展望台からの眺めは大パノラマ!目の前にはどこまでも広がる牧草地帯、そして八雲町市街地や内浦湾(噴火湾)、遠くには南北海道の秀峰"北海道駒ヶ岳"の姿も。頑張って上った人だけが見ることのできる感動間違いナシの風景です!
牛さん達がのんびり過ごす牧場内は立ち入り禁止ですが、「八雲町乳牛育成牧場」には遊歩道がありますので是非散策してみましょう。展望台から北に855m続く道は牧草地帯に囲まれた緑の道。北海道らしい長閑な風景が続いています。
また、ここは夜も訪れることができる場所。八雲市街地に広がる夜景とイカ釣り漁船の漁火の灯火。そんな幻想的な風景に出会えるかもしれません。
尚、見学可能期間は4月下旬から11月下旬まで。雪のある季節は立ち入りできませんのでご注意くださいね!
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(2024/10/12更新)
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