写真:月宮 うさ
地図を見る道央圏(=主に札幌市を含む石狩・空知・後志・胆振・日高地区)と道東(北海道の東側)を結ぶ「日勝峠(=国道274号線・にっしょうとうげ)」をドライブしてみませんか?現在は2011年に道東自動車道が道央圏まで繋がったため、無理をして峠越えをする必要は無くなりましたが、以前は交通の要衝だった道です。
標高1022mの「日勝峠」には、標高740mの「日勝峠第1展望台」・標高1106mの「日勝峠園地展望台」2つの展望台と、お食事や買い物を楽しめる「清水ドライブイン十勝亭」と、3つの観光にぴったりなスポットがあります。
眺めの良さなら「日勝峠第1展望台」が一番!ここでは十勝平野を広く見渡すことができ、大パノラマを楽しめます。
「日勝峠園地展望台」は視界少々が狭くパノラマ感は低めですが、高い場所から山を下る国道274号線を見渡す事ができ、遠くには阿寒岳や東大雪連峰を一望できる場所です。
しかし、どちらの展望台も売店等はありません。空腹を満たしたり、お土産を探しつつ風景を楽しみたい人には、峠を十勝方面に下った場所にある「清水ドライブイン十勝亭」がオススメ!2つの展望台よりは低い場所からの眺めになりますが、景観も良好です。
写真:月宮 うさ
地図を見る北海道に来たら美味しいものを食べたい!…と、言うことで日勝峠「清水ドライブイン十勝亭」でいただくことができるイチオシグルメをご紹介します。
写真は名物「牛トロ丼」。名前の通り牛トロのフレークがたっぷりとご飯の上を覆いつくし、それはお口の中でとろける美味しさ!その独特な食感に初めて食べる人は驚くことでしょう。農業王国十勝で牧草を食べて元気いっぱい育てられた牛の上質なお味を体験してみませんか?
牛肉好きの皆様には「十勝清水牛玉ステーキ丼(牛玉丼)」もオススメ!こちらは、十勝・清水町のご当地グルメ。地元産の牛肉のカットステーキと卵を組み合わせた味噌味の斬新な「牛丼」です。こちらも美味しいですよ♪
写真:月宮 うさ
地図を見る日勝峠「清水ドライブイン十勝亭」は十勝の清水町にあるドライブイン。十勝名物として全国にその名を知られている「豚丼」ももちろんメニューにあります。代表名物"豚丼の醤油味"vs新名物"牛玉丼の味噌味"の食べ比べなんていかがでしょう?是非一緒に添えられた山ワサビを、お好みの量乗せて食べてみてください。あまじょっぱいタレとの相性もぴったりですよ。
他にもジンギスカン丼やいくら丼など北海道を代表するグルメが揃っています!また、お手頃価格の蕎麦やうどん・カレーライス等もありお腹も大満足です。
写真:月宮 うさ
地図を見る「日勝峠」の車窓から見える風景をご紹介。
ここは標高1022mでありながら本州の3000m級の山で見るような植生環境なのが特徴です。車窓や展望台から見る森は、エゾマツ・トドマツ・ダケカンバなどが育つ北海道らしい景観がどこまでも広がっています。
写真:月宮 うさ
地図を見る季節が進んで秋を迎えると「日勝峠」は黄金色の風景に変化してゆきます。また、冬には一面真っ白な世界に。峠が春を迎えるころは山肌が日々色付いてゆくのを感じることでしょう。ここは、四季を強く感じることのできる美しい場所です。
美しい景観が魅力の「日勝峠」ですが、カーブと急勾配が多く、峠越えの難易度が高い道でも知られています。道中はスピードを控えめにして安全運転を心がけましょう。
また、1年を通して霧が発生することが多いので、気象情報も要チェックです。冬は圧雪・アイスバーンになりやすく更に注意が必要。風が強い日は地吹雪にも要注意です。
天候が優れない日は無理をせず高速道路(道東自動車道)での移動も視野に入れて行動をしてくださいね。
しかし、晴れた日は美しい展望を満喫できるオススメルート!道央から道東への移動時は「日勝峠」をドライブしてみませんか?安全運転で北海道の旅を楽しんでくださいね。
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この記事を書いたナビゲーター
月宮 うさ
花と自然と四季の風景が好きな道産子。趣味は旅行と散歩と食べること。旅のスタイルは歩く!をモットーにあちらこちらに出没中。皆さまの旅行の計画に少しでもお役に立てることを願いつつ、旅の途中で見つけた感動を…
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