ロンドン「V&Aミュージアム」であなたもハマるデザインの世界!

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ロンドン「V&Aミュージアム」であなたもハマるデザインの世界!

ロンドン「V&Aミュージアム」であなたもハマるデザインの世界!

更新日:2015/08/07 17:20

藤谷 愛のプロフィール写真 藤谷 愛 ビンテージ雑貨バイヤー

イギリス・ロンドンにある「ヴィクトリア&アルバートミュージアム(以下、V&A)」は、デザインをテーマにした人気の博物館。しかし「デザインと言われても、何を見ていいか分らない」という人もいらっしゃるはず。

今回は膨大なコレクションの中から、スージー・クーパーや北欧ものなど、日本でも大人気の陶器コレクションを中心に、3か所にポイントを絞って、日本では観ることのできない展示をご紹介していきます。

有感地震がほとんどない国だからできる、圧巻の展示手法!

有感地震がほとんどない国だからできる、圧巻の展示手法!

写真:藤谷 愛

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イギリスでも地震はありますが、揺れを感じるほどの地震はほとんど起きません。そんなイギリスなので、V&Aの陶器セクションの展示方法はいたって大胆。とにかくズラリと並べ、7段の棚の高さは3メートル超え!もはや一番上の棚に何があるのか見えません。まず日本でこのような陶器博物館は皆無といってよいでしょう。

そして、驚きはその数です。一つの棚が全てティーポット、というものもあり、10部屋にわたって時代、国、スタイル、デザイナーなどによって分類されています。興味のあるものとないもののエリアは一目瞭然なので、膨大なコレクション数ですが、無駄な時間を使わずにお目当てのものだけ見て歩くことができるよう、上手に展示されています。

「ルーム140」でフィンランド「アラビア」やイギリス「スージー・クーパー」にときめく!

「ルーム140」でフィンランド「アラビア」やイギリス「スージー・クーパー」にときめく!

写真:藤谷 愛

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数年前から日本でも人気のある北欧陶器。有名どころは、フィンランドの「アラビア(Arabia)」やスウェーデンの「グスタフスベリ(Gustavsberg)」が挙げられます。また、陶器デザイナー「スージー・クーパー(Susie Cooper)」の陶器も日本で人気があります。それらに興味のある方には、「ルーム140」は必見。

この部屋には1900年以降の工房製作の陶器がズラリと並べられています。今でこそ大変高価なスージー・クーパー作品も、当時はそれほどでもなかったはず。
この場所で「あ、この作品可愛い!」と思ったら、年代やメーカー名などをメモしておきましょう。
ロンドンにはたくさんのアンティークマーケットがあるので、気になる作品があれば滞在中にマーケットを訪れてお宝をGETしてみるのも楽しいですよ。

ちなみに、本記事最後の「MEMO」には「ロンドン・巨大アンティーク蚤の市「サンブリーマーケット」攻略法!」という記事もありますので、そちらも併せて観光にお役立て下さい。

「博物館」は古いものばかりではない。新進気鋭の作家作品も展示

「博物館」は古いものばかりではない。新進気鋭の作家作品も展示

写真:藤谷 愛

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「博物館」というと古いものばかりが置いてあるイメージもあるかもしれませんが、
これまでに紹介した陶器コーナーのある「セラミックス」エリアのギャラリーには、若い陶芸彫刻家の作品も多数展示しています。

写真はフィンランドの彫刻家「キム・シモンソン(Kim Simonsson)」の「金の洗礼を受けた少女(Girl Baptised in Gold)」という作品で、日本の漫画を素材に、この年頃の少女と同じくらいのサイズで製作した作品です。その他にもこのギャラリーには近年の彫刻作品が数多く飾られていて、今後日本でもブームが起きそうなアーティストの作品を間近に眺めることができます。

あの大人気舞台の人形が!舞台芸術の歴史を楽しむ

あの大人気舞台の人形が!舞台芸術の歴史を楽しむ

写真:藤谷 愛

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陶器の他にもV&Aの見どころをご紹介しましょう。
ロンドンといえば世界屈指の劇場街をもつ都市です。訪問中に「オペラ座の怪人」や「レ・ミゼラブル」等のロングランミュージカルを観るのも楽しみの一つのはず。そんな旅行者にぜひ見ていただきたいのが、「舞台芸術」の展示を行うエリア「シアター・パフォーマンス」です。

エリアには舞台で使用された衣装や精巧につくられたセットのモデルの他、クイーンのコンサートに使われた興業ポスターなど、ファンなら買い取りたいようなグッズが目白押し。
また、このエリアの目玉の一つは、2014年に初来日した舞台「戦火の馬(War Horse)」の馬「ジョーイ」のロンドン初演人形です。「戦火の馬」は現在でもロンドンのニューロンドンシアターで上演をされている人気舞台で、実際にはこの人形を3人で操り、とても人形とは思えないような滑らかな動きを見せてくれます。舞台を観たことがある人はもちろん、この人形を見てから劇場に足を運んでも面白いですね。

あなたが選ぶのは「実用」か「芸術」か?謎の家具が並ぶエリア

あなたが選ぶのは「実用」か「芸術」か?謎の家具が並ぶエリア

写真:藤谷 愛

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最後にご紹介したいのが、斬新な作品が並ぶ家具エリア。
日本でも大変有名なアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトの椅子や、イームズのキャビネット等が展示されています。

また、石造りの建物の中から外を眺めたような絵を一面に描いた為、取っ手の場所がよくわからないワードローブや、写真のように一旦引出を元に戻したら次にどのように引き出すのか、と頭を悩ませるような家具など、スタイリッシュなデザインから難解(?)なデザインの家具まで時代やデザイナーごとに陳列されています。
インテリア好きでなくとも楽しみながら見学のできるエリアです。

あらゆる分野のデザインを網羅する、秀逸な博物館

この他にもファッション、布地、ジュエリー、壁紙、刺繍など、その分野は多岐にわたりますが、それぞれのコレクションが膨大で貴重な物ばかり。漠然と「デザイン」と考えるのではなく、「自分の興味=訪問のテーマ」にして博物館マップを見ると、行きたいエリアがすぐに見えてきます。
また、興味のないエリアにたまたま入りこんでも、「その分野のデザインは何がすごいのか?」などと考えながら見学すると、かなりハマってしまう自分に出会うことも。

他の博物館ではできない楽しみ方をV&Aでお試しくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。

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