300万本の彼岸花は圧巻!愛知・半田の矢勝川〜『ごんぎつね』をさがす旅

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300万本の彼岸花は圧巻!愛知・半田の矢勝川〜『ごんぎつね』をさがす旅

300万本の彼岸花は圧巻!愛知・半田の矢勝川〜『ごんぎつね』をさがす旅

更新日:2017/09/17 19:13

Mizuki Yoshiのプロフィール写真 Mizuki Yoshi 歴史街道トレッカー、伝統の「ワザ」案内人、日本クルーズ&フェリー学会員

愛知県知多半島の中核を担う街・半田市。童話『ごんぎつね』の作者・新美南吉生誕の地としても知られています。市内を流れる矢勝川は人気のウォーキング・コースです。

『ごんぎつね』の舞台となった矢勝川周辺は、童話そのままの、のどかな里山風景を満喫することができます。特に秋に咲き誇る「三百万本の彼岸花」は圧巻の一言。のんびりと里山を散策しながら、『ごんぎつね』をさがす小さな旅にご案内しましょう。

1.5キロメートルの真っ赤なじゅうたん!

1.5キロメートルの真っ赤なじゅうたん!

写真:Mizuki Yoshi

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名古屋から名鉄河和線で約30分の半田口駅から西へ5分ほど歩くと県道264号線。さらに5〜6分北に向かうと「ででむし広場」へ出ます。ここから矢勝川南側堤のウォーキング・コースを、西へ約1.5キロほどで新美南吉記念館に至ります。並行する矢勝川北側堤はサイクリング・ロードとして舗装整備され、愛好家には絶好のコース。

1.5キロメートルの真っ赤なじゅうたん!

写真:Mizuki Yoshi

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1.5キロほどのウォーキング・コースには、9月末から5メートル幅の赤いじゅうたんが一気にひろがります。「三百万本の彼岸花」はまさに圧巻!

1.5キロメートルの真っ赤なじゅうたん!

写真:Mizuki Yoshi

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NPOや市民が、たゆまぬ努力で「三百万本の彼岸花」へ育てており、彼岸花の時期に向け、土手はボランティアの方たちが刈り込み、赤いじゅうたんが敷きつめられる時を待つのです。

一年を通し、このウォーキング・コースには、名鉄やJRで遠隔地からも毎年多くの人が訪れます。周辺を見渡せば、童話『ごんぎつね』そのままに、今も豊かな自然と穏やかな里山の環境に囲まれています。四季折々の、花々と共に、のどかな景観を楽しんでください。

水鳥や動物がたくさん!

散策中にたくさんの水鳥や動物が登場します。カモ類やカワセミをはじめとして、周辺の水田や畑では、キジの姿も。足をしばし休め、水鳥たちが群れ遊ぶ姿を堪能してください。

カメラを三脚にセットし、辛抱強くシャッターチャンスを待てば、水辺の狩人・カワセミのハンティングの様子が撮影できるかも。シャッターチャンスをとらえましょう!

カモの足元では巨大なコイが悠々と泳ぎ、背ビレや尾ビレで時折スプラッシュ!

水鳥や動物がたくさん!

写真:Mizuki Yoshi

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新美南吉記念館の優美な曲線は必見

新美南吉記念館の優美な曲線は必見

写真:Mizuki Yoshi

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矢勝川の自然を味わいながら歩くこと約20分、なだらかな曲線が目に。新美南吉記念館です。きつねが前脚を伸ばし背伸びするようなユニークなシルエット。きつねの巣穴のような半地下構造が興味をかきたてます。館内では南吉の作品やジオラマ、生涯に触れることができます。作品には親子がともに読み継いだ童話も多く、家族で楽しめます。

新美南吉記念館の優美な曲線は必見

写真:Mizuki Yoshi

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新美南吉記念館では、『ごんぎつね』を探してみましょう。建物の上、芝の公園内などあらゆる場所に『ごんぎつね』がひょっこり現れるのです。「六地蔵」の脇からは『ごんぎつね』が鼻先をのぞかせています。5つ以上見つけられたら、『ごんぎつね』探しは大成功!

「三百万本の彼岸花」が咲くころから、矢勝川周辺の稲の色は黄金色に変わります。すると間もなく収穫です。彼岸花の赤、稲の緑と稲穂の黄金が秋を深める、この自然の配色を是非味わってください。

新美南吉記念館の優美な曲線は必見

写真:Mizuki Yoshi

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親子のきつね像の横のデッキから「童話の森」へ誘われて散策すると出てくるのが、「せせらぎの小径」。逆回りも可能なので、せせらぎ沿いに少し歩いてみてはいかがでしょう。

矢勝川と周辺のモニュメント

矢勝川と周辺のモニュメント

写真:Mizuki Yoshi

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矢勝川南側堤入り口にある「ででむし広場」。後方には新美南吉が遊び親しんだ八幡神社と南吉の生家もすぐ近くにあります。

矢勝川と周辺のモニュメント

写真:Mizuki Yoshi

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新美南吉記念館近くまで来ると、「ごん」が正面のごんぎつねの舞台、権現山を見つめて佇んでいます。隣に座ってのどかな風景を眺めてはいかがでしょう。

矢勝川と周辺のモニュメント

写真:Mizuki Yoshi

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新見南吉記念館のみならず、半田市には「きつね」のモニュメントがあふれています。南吉記念館から200メートルほど南に足を伸ばせば、もう一匹の「きつね」に出会えます。狐塚(きつねづか)は、はるばる知多半島まで木曽川の水を運んだ愛知用水事業の記念碑です。ここからは、南吉記念館の林や矢勝川、背後の里山を見渡す小パノラマを楽しんでください。

秋が楽しみな『ごんぎつね』の田んぼアート、「ごんの橋」周辺

秋が楽しみな『ごんぎつね』の田んぼアート、「ごんの橋」周辺

写真:Mizuki Yoshi

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矢勝川の南側に「田んぼアート」があり、矢勝川堤を歩きながら見ることができます。夏から秋の彼岸花の咲く頃まで成長を楽しめます。秋にはどのような色に変わるのか想像してみてください。今年のできはいかがでしょう?9月末には手前の土手が彼岸花で真っ赤に染まります。

秋が楽しみな『ごんぎつね』の田んぼアート、「ごんの橋」周辺

写真:Mizuki Yoshi

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土手に上がる階段の工事や矢勝川を渡るための川床への飛石工事も進められており、矢勝川と彼岸花を一層、親しめるようになります。尚、「ごんの秋祭り」期間平成29年9月16日(土)〜10月4日(水)の内、9月23日(土)〜10月1日(日)はこの通路(写真)が解放され通行可能になります。矢勝川では北側堤から南側へ渡れる橋は多くありません。ででむし広場から100m程西側の徳川家康が渡ったと伝えられる通称「お殿橋」と300m程度更に西側のこの飛石で渡ることをおススメします。この先の橋は新美南吉記念館近辺を300m程通りすぎた位置にあるので、往復600m程度遠回りになります。

秋が楽しみな『ごんぎつね』の田んぼアート、「ごんの橋」周辺

写真:Mizuki Yoshi

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「ごん」のモニュメントから少し南吉記念館側に移動すると、脇道にも彼岸花が咲いています。写真奥に権現山と「ごんの橋」が見えます。この辺りも9月末から10月始めのピーク時には色とりどりの彼岸花で埋め尽くされます。「ごんの橋」近くの新美南吉記念館の正面広場にテントが多数設置され「ごんの秋まつり」期間中賑わいます。

地産池消のグルメも豊富です

南吉記念館周辺には、知多牛や和食レストラン、有名コーヒーチェーン店なども。地産池消の山海の食材を使ったグルメを堪能できます。遠来のウォーキングや小旅行での空腹や、散策のコーヒーブレークに最高です。

そんな、魅力たっぷりの半田市・矢勝川へ『ごんぎつね』をさがす旅にでかけてみてはいかがでしょう。「ごんの秋まつり」期間中の土日祝日は新美南吉記念館駐車場は、アイプラザ半田から無料周遊バスの発着地になります。関連MEMOの駐車場情報をチェックされることをおススメします。なお、平成29年10月7日〜8日は5年に一度の「半田山車祭り」が予定され31台の山車が勢揃いします。これからますます熱くなる半田にでかけてみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2008/09/28−2017/09/15 訪問

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