東京の奥座敷・奥多摩「御岳渓谷」で出会う紅葉と水、そしてオオカミも!

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東京の奥座敷・奥多摩「御岳渓谷」で出会う紅葉と水、そしてオオカミも!

東京の奥座敷・奥多摩「御岳渓谷」で出会う紅葉と水、そしてオオカミも!

更新日:2015/09/15 14:41

松縄 正彦のプロフィール写真 松縄 正彦 ビジネスコンサルタント、眼・視覚・色ブロガー、歴史旅ブロガー

東京の奥座敷、奥多摩にはまだ自然が多く残されています。その1つがここ、多摩川の上流、御岳渓谷です。夏は水遊び、釣り、カヌーなどを主に楽しめますが、秋にはなんといっても紅葉が素晴らしい場所なのです。さあ水音を聞きながら楽しみましょう。

水と紅葉

水と紅葉

写真:松縄 正彦

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多摩川の上流の御岳渓谷、ここは四季折々楽しめる場所です。特に秋は、地元の人にしか知られていない“紅葉の名所”です。紅葉といいますと、すぐに山を思い浮かべますが、ここでは、水の青とともに木々の赤や黄色が目に飛び込んでくるのです(写真)。

また、水の音も心地良く響きます。アクセスや手軽さという点からのお勧めは、青梅線沢井駅から御岳駅の間で、ハイキングコースが整備されています(メモ欄を参照してください)。

写真を撮りながら歩いたり、写生したりと思いのまま過ごし、秋を満喫できます。日頃の疲れを癒すにも最適ですよ。

自然だけでなく、文化やお酒も楽しめる

自然だけでなく、文化やお酒も楽しめる

写真:松縄 正彦

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このエリアには、日本画家として有名な「川合玉堂」を記念する“玉堂美術館”があります。玉堂は亡くなるまでの10年間、ここで暮らしていました。美術館では多くの作品を静かに味わう事が可能です。またこの美術館横の道路脇に「銀杏の木」があるのですが、秋に見事に“黄葉”し、木漏れ日の光を通してとても美しい光景を見る事ができます。ここも見どころの1つです。

またこの地は”名水百選”に選ばれています。水が良い事から、多摩川上流にはおいしい日本酒をつくっている酒蔵が何ヶ所かあり、ここ沢井駅の近くには「小澤酒造」があります(見学可能、但し要予約、無料)。

また渓谷への入口、「楓橋」(写真)横にはお休み処「澤ノ井園」があり、ここで“利き酒”ができます。さらに、豆腐や湯葉料理もお隣のお店で楽しめますので、歩き疲れたらここで小休止しても良いでしょう。

楓橋は”吊り橋”です。若干ゆられながら対岸に渡りますと、すぐ右手に“寒山寺”があります。このお寺、無住持なのですが、奥多摩への行楽客が良く参詣されるお寺です。また本堂の格子天井には明治期の”院展級の大家”によって描かれたといわれる絵が鮮やかに残っており、眼を楽しませてくれます。鐘楼も楓橋の傍に立てられており、自由に鐘を撞く事も可能です。

紅葉を見ながら吊り橋を渡り、響いてくる梵鐘の音を味わうと、「本当にここは東京?」と疑ってしまう事、間違いありません。

そしてオオカミが・・・

そしてオオカミが・・・

写真:松縄 正彦

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ハイキングコースの脇には、地元の方が季節の野菜を販売している無人の販売所が何ヶ所か設置されています。販売所に立ち寄った時には野菜を見るだけでなく、少し周りに眼を凝らしてください。写真のような”オオカミの護符”に出会えるかもしれません。

写真に記されている「大口真神」とはニホンオオカミを神格化したもので、厄除け、また火難や盗難などから守ってくれる神様です。

そう、ここはオオカミと関係する”武蔵御獄神社”がすぐ近くにあるのです。このオオカミの護符を発行するオオカミ信仰の神社は奥多摩・秩父を中心に分布しており、ニホンオオカミの生息地と一致しているといわれます。

この護符を見つけた”あなた”、あなたはもう守られている・・・かも・・?

自然を満喫、そして温泉

さて自然を満喫したあと少し足を延ばして、奥多摩駅、あるいは立川側の河辺駅にも立ち寄りましょう。なんと、東京で”天然温泉”を楽しむ事ができるのです。奥多摩には「もえぎの湯」、また河辺には「梅の湯」があります。自然と水を楽しんだ後、温泉で疲れを癒し、ちょっとした幸せを感じる事ができるはずです。

東京は大都会ですが、少し遠出をするとまだまだ大自然が残されています。さあ、秋は御岳渓谷で自然を満喫しましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。

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