写真:下川 尚子
地図を見るまずは、神戸港のクルーズ船で代表的な5船と、「ロイヤルプリンセス」の特長からご紹介しましょう。
現在、利用できるクルーズ船として代表的なものは「ルミナス神戸2」「コンチェルト」「ロイヤルプリンセス」「オーシャンプリンス」「ファンタジー号」の5つ。船体の総トン数から大きい順に並べた順が、この順番です。つまり、ロイヤルプリンセスは大きさでいえば「真ん中」に位置します。そして、ルミナス神戸2とコンチェルトは船内にレストランを構える「レストラン船」。ロイヤルプリンセスを含む残り3つは「遊覧船」と分類されます。
ロイヤルプリンセスは、遊覧船としてはかなり大きな規模の船。船内の席数が多く「優雅なクルージング」の気分が味わえる点、なおかつ、レストラン船よりも気軽に利用できてリーズナブルという点が、この船の特長と言えるでしょう。
運行時間は10:45〜16:45、約40分間で神戸港内を周遊します。航路として特徴的なのは、赤いアーチ橋「神戸大橋」をくぐること。標準の航路としてこの神戸大橋をくぐるのは、現在ロイヤルプリンセスのみとなっています。
写真:下川 尚子
地図を見るロイヤルプリンセスの発着場所はハーバーランド「かもめりあ」前。乗船方法はいたってシンプルです。出航15分前から船の前でチケットが発売されますので、購入して乗り込むだけ。日によっては増便やイベントクルーズがありますので、ホームページなどで出航時間を確認しておきましょう。なお、事前の予約は必要ありません。
船内は二階建てで広々とした雰囲気。冷暖房も完備です。船内に入ったら、好きな場所を選んで席の確保を。ベストポジションは、やはり先頭。デッキとは反対側が進行方向になりますので、一番前が空いていたら、迷わず確保することをオススメします。
写真:下川 尚子
地図を見るそれでは、いざ出発。神戸ベイエリアの風景や、六甲連山の山々も海上から見ると、また違った印象で見えてきます。ベストポジションを確保して船内で見るのも良いですが、オープンエアのデッキに出て潮風に吹かれるのもまた、気持ち良いですよ。
館内放送では神戸港の見所や観光ガイドが流れますので、じっくり聞きながら楽しむのも良いですね。ちなみに、航路は神戸港内を「反時計回り」に回りますので、船内放送で紹介される「見どころ」は進行方向の右手側です。「ベストポジションは一番前」と前述していますが、右・左どちらかなら、観光案内が聞きたいときは右側がオススメ。逆に、広々とした海を眺めたいなら、左側の席の方が爽快に感じるかもしれません。
また、船内には簡単なスナックやコーヒーなどが購入できるスタンドがあります。「おつまみ」やドリンクを購入して、ゆっくりと楽しむこともできます。
写真:下川 尚子
地図を見る神戸港を巡りながら、浮きドック(船の点検・修理を行う設備)や神戸空港、遠くに淡路島や明石海峡大橋などを眺めながら、船内での時間は流れていきます。
そして、ロイヤルプリンセスの航路で一番のハイライトが、「神戸大橋」を通過するところ。神戸大橋は、神戸港と人工島「ポートアイランド」をつなぐ連絡橋。赤いアーチ型が特徴的な橋です。
船体が神戸大橋をくぐるのは、クルージングの終盤の時間帯。この時間は、ぜひ赤い橋の美しさと、下から眺めるダイナミックな光景を楽しんでみてはいかがでしょうか。この時間はデッキに出てみるのも、間近に橋が見られますのでオススメです。
写真:下川 尚子
地図を見るロイヤルプリンセスでは、さまざまなイベントクルーズも行われていますので、ホームページやFacebookでチェックしてみるのもオススメ。
例えば、新年のカウントダウンクルーズ、外国の豪華客船のお出迎えクルーズ、花火大会の日のクルーズなど。特別なイベントのある日、海上で過ごすのもまた、忘れられない思い出になりますよね。また、ロイヤルプリンセスと同じ「神戸ベイクルーズ」が運営する「オーシャンプリンス」でも同様に、さまざまなイベントクルーズが行われています。
以上、神戸の遊覧船・ロイヤルプリンセスの魅力をご紹介しました。
冒頭でご紹介したように、神戸にはそのほかにも魅力的なクルーズ船が就航しています。船内で食事をしたいなら「ルミナス神戸2」や「コンチェルト」、解放的なオープンエアのデッキでクルージングを楽しみたいなら「オーシャンプリンス」、神戸空港近くまで行く航路を望むなら「ファンタジー号」など、好みに合わせて選んでくださいね。
神戸へ旅行中、特徴の異なるクルーズ船を乗り比べるのも楽しいですよ!
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(2024/10/11更新)
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