那須与一も超おススメ!?高松市・牟礼町「むれ源平 石あかりロード」は真夏の夜の夢

那須与一も超おススメ!?高松市・牟礼町「むれ源平 石あかりロード」は真夏の夜の夢

更新日:2015/08/19 14:47

凜風 杏花のプロフィール写真 凜風 杏花 ライター
「源平屋島合戦」で、那須与一が扇の的を射た話はあまりにも有名ですが、その舞台である高松市牟礼町では、夏限定(2015年は8月8日〜9月19日)で、源平史跡をつなぐ道が高級な庵治石のあかりでライトアップされているんです! 真夏の夜のひととき、見る人の心も温かくしてくれる「むれ源平 石あかりロード」で幻想的な史跡めぐりをしてみませんか?

源平史跡と庵治石のコラボ

源平史跡と庵治石のコラボ

提供元:香川県観光協会

http://www.my-kagawa.jp/地図を見る

「花崗岩(かこうがん)のダイヤモンド」と呼ばれるほど高級な「庵治石(あじいし)」の産地でもあり、隣町の庵治町とあわせて約300の石材店が軒を連ねる、高松市・牟礼町。2005年に放映された大河ドラマ「義経」をきっかけに、「源平史跡」と「石材産業」をコラボして誕生したのが「むれ源平 石あかりロード」です☆

ことでん八栗駅から、那須与一が扇を射る時に、海中で馬を立たせたという「駒立岩」までを結ぶ約1キロ、庵治石のあかりで幻想的な道が浮かび上がる「むれ源平 石あかりロード」は、国土交通省の「日本風景街道」にも登録されているほど!

静かに灯りをたどるなら平日の夜☆

静かに灯りをたどるなら平日の夜☆

写真:凜風 杏花

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それでは、主役のひとつである「石あかり」からご紹介しましょう。
キメが細かく、優美な光沢、独特の色合いの庵治石は、細かな細工が可能で風化や変質にも強く、400年は彫られた字が崩れたり、変色したり、艶がなくなったりしないとか!

展示作品のほとんどは「JAPAN石あかりコンテスト」の対象で、投票した方の中から抽選で素敵なプレゼントも! また、作品の購入も可能で、技能五輪日本代表というすごい職人さんも参加されているので、じっくり鑑賞するなら平日がねらい目かもしれません(^_-)-☆

土曜の夜はイベントも楽しい♪

土曜の夜はイベントも楽しい♪

写真:凜風 杏花

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土曜日(お盆を除く)に開催される盛りだくさんのイベントの内、洲崎寺で行われる歌や落語の客殿LIVEは、予約(有料)が必要ですが、外部のスクリーンにも映し出されるので、庭から無料で見学することもできるんですよ。

ほかにも、石の小物販売、自分だけの石あかりを作ることができる工房、ラーメン、たこ焼き、かき氷といった「げんぺい屋台」など、お祭りの風情も楽しみのひとつ♪

源平合戦の史跡をたどる道

源平合戦の史跡をたどる道

写真:凜風 杏花

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「むれ源平 石あかりロード」のもう一つの主役は源平史跡。義経が弓を落としたといわれる「義経弓流しの跡」など、どこかから源平合戦のひづめの音が聞こえてきそう^^

●駒立岩(こまたていわ) - 那須与一が扇の的を射る際に海の中で馬をたたせたという岩
●祈り岩 - 那須与一が扇の的を射るまえに一心に祈ったといわれている岩
●洲崎寺 (すさきじ)- 源義経の身代わりとなり戦死した佐藤継信の菩提寺
●射落畠(いおちばた) - 源義経の身代わりとなって佐藤継信が射落とされた所
●総門跡 - 平氏が六万寺を行在所とした際に海辺の防御のために構えた門…など

大人気のガイドツアー

大人気のガイドツアー

写真:凜風 杏花

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夕暮れ時に「ことでん八栗駅」に集まる人々。石あかり期間中の土曜(お盆以外)夜7時は石あかりガイドツアーの出発です! 地元ボランティアガイドさんと共に、源平合戦の史跡や石あかり作品を巡る楽しいツアーは無料で、途中離脱も途中参加も自由という気楽さ♪

石あかり作品は期間中毎日、夕暮れから21時30分まで点灯され、小雨は決行。アクセスほか詳しいことはMEMOのホームページでご確認ください。

牟礼町には四国霊場や美術館も

牟礼町は他にも、四国八十八ヶ所第85番札所「八栗寺」や「イサム・ノグチ庭園美術館(要予約)」といった人気観光地もあり、ぜひ、そちらも合わせてお訪ねくださいね^^

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/08 訪問

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