写真:藤田 聡
地図を見るホテイアオイは実は非常に馴染み深く、金魚を飼う水槽や池によく浮かんでいる茎が膨らんだ水草です。しかし、紫色の美しい花や満開時の絶景は、あまり知られていません。一つの花が咲くのが一日だけで満開が持続しない場合が多く、一旦満開が終わっても再度突如満開になったりするので、満開に合わせて行くのが極めて難しいのです。
水城公園は関東では貴重なホテイアオイの群生地で、9月から10月にかけて見頃になります。開花の様子も行田市のホームページ(記事最後のMEMO欄にリンクあり)に掲載され、参考にして訪問する事が出来ます。
写真:藤田 聡
地図を見る水城公園は中央に「公園通り」が通っており、ホテイアオイの開花状況を車から下見出来ます。ゆるやかなカーブで運転中に池が視界に入り、満開時は紫色に埋め尽くされるので分かります。
写真左の道路が公園通りで、さらに左側(西側)に別の「しのぶ池」があるので、間違えないように注意が必要です。
写真:藤田 聡
地図を見る水城公園あおいの池のホテイアオイは、毎年6月に行田市内の小学生が中心となって、5,000株を池に投げ込みます。それが夏の間に増殖して池を埋め尽くし、秋には花を咲かせます。
しかし、毎年の気温や風の影響もあり、いつ頃池が一杯になって、いつ頃満開になるとは言えません。一つの花が一日しか咲かない事もあり、満開状態に遭遇するのは難しいのですが、難しいと聞けば聞く程、チャレンジしたい気持ちになるもの。そして、実際に遭遇出来た時には困難を克服した実感も重なり、名実ともに奇跡的な絶景に感動し、感銘を受けます!
水城公園のホテイアオイが全然咲いていない場合は、道の駅「童謡のふる里おおとね」(加須市、記事最後のMEMO欄にリンクあり)のホテイアオイもおすすめ。こちらも、6月に地元の子供達が投げ入れたものです。
行田市も加須市もネットの情報更新頻度が週一程度と低く、数日周期で花の状況が変わるホテイアオイにしては心許ないのですが、隣接市で開花時期も同等なので、お互いの開花状況を参考に出来ます。さらに、お互いをバックアップの目的地とする事で、ホテイアオイの花を満開に近い状態で見られる可能性が一層高まります!
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(2023/12/4更新)
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