水と緑が輝く最果ての島!北海道・礼文島を全縦走ハイキング

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水と緑が輝く最果ての島!北海道・礼文島を全縦走ハイキング

水と緑が輝く最果ての島!北海道・礼文島を全縦走ハイキング

更新日:2017/04/23 14:18

離島 こむのプロフィール写真 離島 こむ 離島ドットコム管理人、沖縄在住サブスリーランナー

北方最果ての離島「礼文島」。自然が豊かな島で「花の浮島」とも呼ばれ、礼文島でしか咲かない花も多く緑も豊かで島の自然は輝きを持っています。他にも見事な水落の礼文滝や北海道とは思えない青々した海もあり、水も緑も豊かで輝きを持っています。そんな礼文島の4つのハイキングコースを繋ぎながら島の端から端まで駆け抜けて、輝く自然が広がる礼文島をくまなく満喫しましょう!

スタートは島最北端のスコトン岬!ハイキングコースを繋いで目指すは島最南端

スタートは島最北端のスコトン岬!ハイキングコースを繋いで目指すは島最南端

写真:離島 こむ

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礼文島には空港はあるものの2015年の時点で定期便がありませんので、島には稚内からフェリーで渡ることになります。稚内港から礼文島の香深港(かふかこう)まではフェリーで約2時間。早朝便もありますので、稚内に宿泊して朝一番に島へ渡ることができますし日帰りも可能です。また礼文島ではフェリー到着に合わせて観光シャトルバスが運行していますので、島に着いたあともスムーズに移動ができます。島最北端のスコトン岬へもこのバスで行くことができます。

島最北端のスコトン岬は「日本最北端」の宗谷岬より少しだけ南に位置するので、「最北端」ではなく「最北限の地」と表現されています。それでも最果ての島の「最北端」なのでとても趣がある場所です。そしてこのスコトン岬を起点として島を巡るハイキングコースが始まっており、4つのハイキングコースを繋いでいくと島最南端まで行くことができます。その距離「約40km」。大きな山こそないもののアップダウンが激しい島なので、この「40km」はかなりハードです。でも途中でエスケープできる場所はたくさんありますので、好きな区間だけをハイキングすることも可能です。体力に自信がある方やトレイルランニングをされる方は途中でエスケープせずに島最南端までの「全縦走」にチャレンジして欲しい次第です。

4つのハイキングコースは北から「岬めぐりコース(旧名称:4時間コース)」「8時間コース」「礼文林道コース」「桃岩展望台コース」があり、これらを繋ぐと島最南端まで行くことができます。またその途中で「礼文滝コース」に寄り道もできます。これらの全縦走コースとは独立した「礼文岳登山コース」「久種湖畔コース」も島にはあります。

花と緑が輝く「岬めぐりコース」。海もきれいで最も自然が楽しめる区間

花と緑が輝く「岬めぐりコース」。海もきれいで最も自然が楽しめる区間

写真:離島 こむ

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「岬めぐりコース」はスコトン岬をスタートするとしばらく舗装路が続きますが、その後は緑豊かな草原の中にあるハイキングコースという印象。そのコースの脇には礼文島でしか望めない花々もあり、景色が開けていますので壮大な草原の山肌を望むことができます。またこのコースには途中でエスケープできる道もありますので、その一部だけを散歩感覚で楽しむこともできます。

ただし貴重な植物が多い礼文島なのでハイキングでも散歩でも必ずコースを外れないようにしましょう。コースを外れるとそこで育っている植物を踏んでしまうことになりますので、必ずコースの中を歩いてください!

沖縄並みのきれいな海も望める「岬めぐりコース」

沖縄並みのきれいな海も望める「岬めぐりコース」

写真:離島 こむ

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緑と花が豊かな「岬めぐりコース」ですが、4つのハイキングコースの中でも数少ない海が常に望めるコースです。しかもその海も透明度抜群で、沖縄並みのきれいな海に目を奪われます。ちなみに「岬めぐりコース」は終盤の「西上泊分岐ポイント」で「8時間コース」と合流します。「8時間コース」に入ってしまうとエスケープできるポイントがありませんのでこの分岐ポイントが決断の地です。「8時間コース」に行く予定が無い方は、そのまま「岬めぐりコース」をたどってスコトン岬方向の「浜中」にエスケープしましょう!

いろいろな意味でハードな「8時間コース」ですがオアシスも!?

いろいろな意味でハードな「8時間コース」ですがオアシスも!?

写真:離島 こむ

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「8時間コース」の序盤は「岬めぐりコース」同様の大草原が広がる気持ちいいコースですが、進んでいくと徐々に険しくなってきます。といってもコースは明確に確認できる状態なので迷うことはありません。ただこのコースは草原一色だった景色が森になったり、草むらになったり、終盤には崖や斜面になったりと、とにかく一筋縄にはいきません。何よりこの「8時間コース」の途中は建物が一切なく携帯電話も繋がりませんのでいろいろな意味で不安にかられます。

でもコースの終盤で島の西側の海に出るとそこには爽快な滝が現れます。さらにその先には「宇遠内」という集落があり、久しぶりの人がいる雰囲気に安心します。といってもここで「8時間コース」が終わったわけではないのでまだ先は続きます。集落内には「8時間コース」を通ってきた人のために休憩できるスペースを設置してくれていたり、冷たい飲物の販売も行っています。厳しい道のりの「8時間コース」だったのでまさに「オアシス」。そしてそのオアシスを抜けた先には次の「礼文林道コース」への分岐があり、林道に入らなければそのままエスケープすることも可能です。

「礼文林道コース・桃岩展望台コース」の問題は「滝」へ行くか否か

「礼文林道コース・桃岩展望台コース」の問題は「滝」へ行くか否か

写真:離島 こむ

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「8時間コース」終盤の「宇遠内分岐ポイント」から「礼文林道コース」へ入ります。もしこの時点で暗くなり始めていたら林道コースへは行かずにエスケープしましょう。この先の「礼文林道コース」と「桃岩展望台コース」で4時間以上かかりますし、その途中の「礼文滝コース」にも立ち寄ったらさらにプラス2時間前後かかります。

しかも「礼文滝コース」は高台から滝がある海の近くまで一気に下り、帰りはもちろん登って戻るという超ハードなコース。滝に行くか否かが問題になります。そもそも「礼文滝コース」は全縦走には関係が無い「寄り道」なので行かなくても全縦走はできます。といっても「礼文滝」は緑豊かな斜面の中から海側へ豪快に水が落ちる見応えのある滝なので是非見て欲しい次第です。

ちなみに「礼文林道コース」は実際はそんなに林の中ではなく草むらの中にあるコースの印象です。また次の「桃岩展望台コース」への分岐では、フェリーが発着する香深港方向へエスケープも可能です。そしてそのまま展望台コースを進めば最終目的地である島最南端の「知床」に到着。島の北の端から南の端まで繋ぐ主要幹線道路に出ますのでバスに乗るもよし、宿の送迎を待つもよし、とにもかくにもお疲れ様でした。

おすすめは「岬めぐりコース」!体力自慢は「8時間コース」!全縦走はアスリート向け!

礼文島を1日で全縦走をする人は「アスリート」ぐらいで、一般的には全縦走は2日に分けて行います(笑)。そのアスリートでも1日で全縦走するにはトレイルランニングしながらではないと暗くなる前に山を抜けることができません。もちろん途中に何ヶ所もエスケープできる場所がありますが、1日での全縦走はかなり大変ですし入念な準備も必要になります。1日での全縦走は上級者向けと言えるでしょう。

でも最初の「岬めぐりコース」は旧名称「4時間コース」と言うぐらいの程よい時間で歩けますし、緑も花も海もきれいなハイキングコースなので一番おすすめです。あと「8時間コース」も礼文島の自然を十二分に楽しめますので体力自慢の方はチャレンジしてみましょう!そしてこの2つのコースとは別の日に「礼文滝&礼文林道コース」や「桃岩展望台コース」をチャレンジするのもおすすめです。またフェリーが発着する「香深」には「礼文島温泉 うすゆきの湯」がありますのでハイキングの疲れも癒やせます。

北方最果ての島「礼文島」を自由にハイキングし、輝く島の自然を「ほどほどに」満喫しましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/08/21 訪問

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