オーナー自身が世界を旅した経験を活かしてつくられたこちらのホステルは、世界中の人々と快適に心地よく、楽しく交流できるスペースをとの思いでオープン。
各フロアごとにテーマが異なり、女性専用フロアや和室のお部屋、それに共有スペースを備え、さまざまな旅人のニーズに答えてくれます。
和室を除くすべての客室は大工さんこだわりの手作り2段ベッド(写真)。建築家をも唸らせるこちらのベッドは、天然の木材を贅沢に使ったもの。木のぬくもりが感じられるベッドはそれぞれがカーテンで仕切られていて、和気あいあいとした交流の場を保ちつつ、プライバシーへの配慮も欠かしません。
客室のほとんどはこちらと同じタイプの2段ベッドですが、実は「WA・ROOM」と称される和室もあるのです。
「WA・ROOM」のWAは「和」。
そう、畳敷きのお部屋です。もともとはお茶室だったというその和室は、室内に飛び石、化粧砂利、手水もあり、もちろん躙り口もあります。
これぞ「和」といわんばかりの純和風の室内。ちょっとした旅館以上に和の風情を感じられるこちらのお部屋は、このホテルで唯一の和室でもあります。
畳敷きにお布団を敷いて、日本を存分に感じたい訪日外国人のお客様はもちろんのこと、家族や仲間内だけでゆったりのんびりお部屋を使いたい方々にも大人気。
連日予約が入っているなかなかな予約困難なお部屋ではありますが、和室が好きな方はぜひ狙って予約をしてみましょう。
こちらのホステルではご紹介した二段ベッドの客室、WA・ROOMともに、シャワーやお手洗いは共用です。各フロアーに開放的で明るい洗面スペースと、レインシャワーが完備されたシャワーブースがあります。
客室をはじめ、それらの共用スペースでもたくさんの交流は生まれますが、もっと親睦を深められる場所のひとつがこちらの2階にあるキッチンを備えたくつろぎのスペース。
カーペットにクッションが配され、テレビやパソコン、本が備えられているそこはちょっとした「お友達のお家のリビング」のよう。
このスペースには滞在者向けにキッチンも備えられています。もちろん、調理器具やカトラリーだけでなく、冷蔵庫にオーブンレンジも完備。
滞在中に仲良くなった諸外国の仲間と郷土料理の作りあいっこをすれば、お料理で世界一周も夢ではありません。
ホステルでは朝食はついていないので、宿泊者がここで作る朝食からさまざまな国の「朝ごはん」を垣間見ることもできかも。多くの国の方と交流していろんなスタイルをみつけてみる。そんな旅も楽しいですね。
Ark Hostel& Cafe diningと名のある通り、こちらの1階はカフェ・レストランスペースになっています。産地直送のこだわりのお野菜をふんだんに取り入れたレストランでは。なんとエノキだって生で食べることができちゃうんです。
イタリアンを基盤としたメニューで手打ちパスタも非常においしくお勧めですが、こちらのレストランのすごいところは「ビーガン」にも対応できてしまうところ。ベジタリアンミールやマクロビオテックなどに対応しているレストランは比較的多くても、動物性の食品を一切使わないという、完全菜食主義のビーガンに対応できるところは珍しい存在。一方でお肉やお魚のお料理もオンメニュー。
カフェタイムやお食事の後のデザートには、パティシエ仕込みの自慢のスイーツもスタンバイ。
さまざまな国の人の様々な嗜好においしいお料理でも応えていく。
そして何より地元の方はもちろん、近隣の他のホテルの利用客の方にもぜひ来てもらい、たくさんの交流が生まれてほしい。
そんなオーナーの心も感じ取れる心にも身体にもうれしいダイニングスペースで、楽しいひと時を。
夜ともなれば、Ark Hostel & Cafe Diningの前は異国情緒が溢れてきます。
入り口前に設置されたソファを中心に、くつろぎながら会話をする人々。そこに交われば世界に繋がる扉を開けたようなもの。あっという間に世界のどこかに新しい友達ができて、みんなの旅の話を聞けばきっとまたそこを旅したくなる衝動に駆られることでしょう。
そんな仲間との出逢いやコミュニケーションを大切にしているホステルで、普段の旅行とは一味違った滞在を楽しんでみてはいかがでしょう。
英語ができない?
心配は無用です。きっとホテルの方が背中を押してくださいます。
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