ボスニアが誇る世界遺産!美しき古都モスタルを散策

| ボスニア・ヘルツェゴビナ

| 旅の専門家がお届けする観光情報

ボスニアが誇る世界遺産!美しき古都モスタルを散策

ボスニアが誇る世界遺産!美しき古都モスタルを散策

更新日:2015/08/14 16:22

坂元 美鈴のプロフィール写真 坂元 美鈴 フリーライター、元国際線客室乗務員

ボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産の街モスタル。イスラム文化とヨーロッパ文化が融合した独特のオリエンタリズム漂う美しい旧市街が見所です。わざわざ行くにはアクセス面でのハードルが高いけれど、クロアチア・ドブロヴニクまで来たなら、日帰りで足を延ばすことが可能。アドリア海沿岸からわずか約3時間ながら、全く異なる雰囲気も興味深い、趣ある古都は一見の価値ありですよ。

クロアチア・ドブロヴニクからの行き方

クロアチア・ドブロヴニクからの行き方

写真:坂元 美鈴

地図を見る

ドブロヴニクのバスターミナルから1日3本の長距離バスが運行されているほか、夏のハイシーズンにはドブロヴニクの多くの旅行会社がモスタル行き日帰りツアーを催行しています(写真はモスタル旧市街を流れるネレトゥヴァ川)。ドブロヴニクの旧市街とその周辺にはたくさんの旅行会社が店舗を構え、様々な価格帯&内容でツアーを組んでいるので予算と好みに合わせて選んでくださいね。観光の合間にのぞいて、その場ですぐに申し込むことができます。

自力ではアクセスが難しい見どころも網羅!

自力ではアクセスが難しい見どころも網羅!

写真:坂元 美鈴

地図を見る

ドブロヴニクからモスタルへ行くにはいくつかのルートがありますが、1度ボスニアヘルツェゴビナに入り、再度クロアチア、そしてまたボスニア側へ、というルートが美しいアドリア海沿岸と山間部の牧歌的な風景の双方を楽しめるポピュラーな行き方。

道中、古代のオリーブオイル製造所跡などの遺跡や、奇跡の聖母で有名なメジェゴーリエ村(毎年100万人以上の信者が訪れる場所)、メウムという小都市に立ち寄ったり、ツアー会社によって様々なオプションを経ながらいよいよモスタルへ(写真はモスタルのシンボルの橋、スターリ・モスト上)。

オリエンタリズム漂う重厚な街並みが魅力

オリエンタリズム漂う重厚な街並みが魅力

写真:坂元 美鈴

地図を見る

ドブロヴニクからやってきたなら3時間離れただけでこうも雰囲気が違うのか、と誰もが驚くはず。オレンジ屋根とアドリア海の鮮やかな色調から、森とネレトゥヴァ川の深緑色と石壁のグレーが印象的な、重厚な街並みへと変貌をとげます。その川にかかる橋が、この街のシンボルである「スターリ・モスト」。オスマントルコ朝のイスラム文化が色濃く残るこのエリアは、橋のかかるこの川を挟んで東側がムスリム人、西側がクロアチア人と住み分けられているそう。

そんな2つの文化が融合したモスタルは、独特のオリエンタルな雰囲気が魅力。旧市街に点在する土産物店をそぞろ歩けば、トルコでよく見かけるようなデザインの陶器がズラリ。一見同じに見えますが「描かれているシンボルの花が違うのよ」と店の女主人。

旧市街を散策!ハイライトはスターリモスト

旧市街を散策!ハイライトはスターリモスト

写真:坂元 美鈴

地図を見る

モスタル(ボスニア語で橋を守る人の意)の名の通り、この街のシンボルとなっている橋、スターリ・モスト。1566年、オスマントルコ朝支配下の時代に建造されたこの橋は、その美しいアーチ型も建築技術も、すばらしいモスタル観光のハイライトです。

紛争中の1993年に破壊された後、2004年、ユネスコの協力により復元され、翌年世界遺産に登録されました。橋の下には神秘的な深緑色のネレトゥヴァ川が流れ、飛び込みコンテストのメッカとしても知られています。実際、地元の若者や勇気ある旅行者が橋の上から川に飛び込んでいる姿をしばしば見ることが出来ますよ。

この橋を中心として時計台やミュージアム、キリスト教会、レストランや土産物店が軒を連ねており、美しい街並みを鑑賞しながら散策するだけでも心躍ります。そんななかひと際存在感を放っているのが「コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤ」。1618年に建てられたイスラム寺院で、イスラム様式の美しい装飾が印象的。中庭はスターリ・モストの絶好の撮影スポットで、多くの人で賑わっています。

エキゾチックなおいしさ!ボスニア料理に舌鼓

エキゾチックなおいしさ!ボスニア料理に舌鼓

写真:坂元 美鈴

地図を見る

料理にもオスマントルコの影響が色濃く残るモスタル。トルコ料理を思わせるメニューも数多くあり、なかでもおすすめなのがケバブ由来の「チェヴァピ」です。バルカン半島全域で食べられているメニューですが、モスタルの旧市街のレストランでも必ず置いている名物料理。羊肉のミンチ(牛肉が入る場合もあり)にスパイスを効かせてソーセージ状に成型しグリルしたもので、溢れる肉汁がたまりません!一緒にサーブされるピタパンのような平たいパンと野菜でサンドイッチのようにして食べるのが本場流です。

お腹に余裕があれば、バクラヴァ(中東〜バルカン半島〜地中海沿岸で食べられるナッツとシロップのペストリー)、トルココーヒー(とメニューに表記されています)も召し上がれ。

美しいだけじゃない!平和の重みも実感させられる街

モスタルはボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の際に大きな打撃を受けた街。街のシンボルであるスターリ・モストも1993年に破壊されてしまいました。その歴史を踏まえ、2004年再建後は、平和のシンボルとしての役割も担っています。戦争の悲惨さ・世界平和の重みも考えさせられる、印象深い街ですよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/12 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpで複数旅行会社からまとめて検索!

条件を指定して検索

トラベルjp 旅行ガイド

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ