恋愛は、現実の痛みを忘れさせてくれる夢舞台。すべてを犠牲にしても悔いはないと思い、二人だけの世界を分かちあいたいとの願い。そんなファンタジーな二人におすすめなのが、海外旅行で人気のタイ・バンコクにある絶景のルーフトップバー。
ルーフトップバーというのは、高層ホテルの最上階にオープンエア形式で設けられたスカイバーのこと。建築基準を含めて、すべてがゆるいタイ・バンコクでは、バーもプールもホテル屋上のギリギリまで設けられ、写真のように建物の外へと飛び出した大胆なデザインのルーフトップバーも。日本国内旅行や東京ディズニーランドのデートでは味わえない、非現実でシックな大人の世界を楽しませてもらえます。
この飛び出したルーフトップバーは、「Sky Bar(スカイバー)」。金色に輝くドームを冠した5つ星高級ホテル「ルブア アット ステート タワー」(lebua at State Tower)の最上階(63階)、247メートルの最上階に、せり出すように設けられたルーフトップバーです。
手前の円形バーが「Sky Bar」。東京都庁とほぼ同じ高さに、建物の外へと向かって、清水寺(京都)のようにせり出したように設置されています。ホテルの屋上にあるルーフトップバーでは、世界で一番高い場所にあるとされ、アメリカのコメディー映画「ハングオーバー」シリーズのロケ地になったことも。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る高さ200メートル以上の上空を吹く風が直接、顔にあたるのはとても気分がいい。バーと外を隔てるのは、薄い一枚のガラス板だけ。開放的な自由感がたまらない。ひょいと顔をのぞかせると、そこはビルの断崖絶壁。日本のルーフトップバーや展望台では味わえないスリル感があります。
写真は「Sky Bar」から金色に輝くドームを見上げたものですが、正面に見える階段をあがった場所には、混雑を避けてゆっくり休めるスペースもあり、ここから眺めるバンコクの夜景も最高に素晴らしい。手前に、ろうそくの明かりが揺れるテーブルが見えますが、こちらは次にご紹介するレストラン「シロッコ(SIROCCO)」です。
こちらがレストラン「シロッコ(SIROCCO)」。奥に見える赤い円形が、さきほどご紹介した「Sky Bar(スカイバー)」です。
ホテル棟の外へと向かって、扇形に広がっているレストランがシロッコで、こちらは金色に輝くドームの根元(階段を上がった場所)から眺めた風景。シロッコは予約必須の人気レストランで、最高級の地中海料理などを堪能することができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るルブアホテルで穴場のルーフトップバー&レストランが、こちらの「Breeze(ブリーズ)」。地上51、52階に設けられていますが、スカイバーやシロッコとほとんど変わらない絶景の夜景を楽しむことができます。
空中に浮かぶような光の橋を渡り、階段を下りてレストランに向かうのですが、この演出がオシャレ。人気のスカイバーやシロッコは混雑していますが、ブリーズはゆったりした雰囲気があり、アジア料理やシーフード、100種類以上のワインを楽しむことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る金色に輝くドームがある超高層ホテルは、低層階に「ルブア アット ステート タワー」(Lebua At State Tower)、高層階には「タワー クラブ アット ルブア」(Tower Club at Lebua)という2種類の5つ星高級ホテルが入っていることが特徴です。
写真の下に見える光の筋は、「Breeze(ブリーズ)」のバーカウンターで、この上に見えるホテル棟が「タワー クラブ アット ルブア」。魚のウロコのように見えるのはバルコニー。すべての客室にバルコニーが備わっているのですが、外に出るのは危険なのでカギがかかっています。しかし、同意書にサインすれば開錠することができ、バルコニーに出ることができます。
続いては、「ヴァーティゴ&ムーンバー(Vertigo & MOON BAR)」。大理石の石碑のようにそびえる最高級ホテル「バンヤンツリー・バンコク」 (Banyan Tree Bangkok)の61階にある人気ルーフトップバーです。船のデッキをイメージしたフロアは視界を遮るものは何もなく、まるで星空に向かってこぎ出す船に乗っているよう。
「ヴァーティゴ」から眺める黄昏(たそがれ)の風景はとても素晴らしい。ホテルの屋上いっぱいに広がるレストラン&バーは、建物のギリギリいっぱいにまで広がり、外の世界とは薄く低いガラス板一枚だけで隔てられているだけ。こちらのルーフトップバーもスリル感と開放感がたまりません。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るどこを見ても、素敵な夜景の渦!光の輪が浮かんだようなバンコクの夜景を眼下に、まるで星空に向かってこぎ出す“月の船”に乗っているかのよう。独創的なコンチネンタル料理と、約90種類のワインは絶品。どのテーブルも世界中から観光旅行で訪れた幸せそうなカップルばかり。ぜひともプロポーズに使っていただきたい絶景のルーフトップバーです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る次のデート旅は超穴場の絶景ルーフトップバー「オクターブ(Octave)」。スクンビット地区の5つ星ホテル「バンコク マリオット ホテル スクンビット」(Bangkok Marriott Hotel Sukhumvit)の最上階にあるルーフトップバーです。こちらのスカイバーも絶景!
「OCTAVE」(オクターブ)の特徴は、3層に分かれていること。写真はホテルの最上階部を写したものですが、ダイニング(45階)、隠れ家のバー(48階)、円形のバーカウンター(49階)と、3段階式のルーフトップバーです。
おすすめは、最上階の49階にある円形のバーカウンター。バンコクの街並みを赤く染める夕日も美しく、やがてやがて夜が地表を覆い始めると、カウンターバーは青い光を身にまとい始めます。360度、どこを見ても街明かりの広がり。穴場の絶景ルーフトップバーに加えて、リーズナブル。ドレスコードもゆるいことが特徴です。
提供元:Centara Grand at Central World Bangkok Hotel
http://www.centarahotelsresorts.com/centaragrand/c…地図を見る最後のご紹介は、バンコクの中心街サイアム地区にある絶景のスカイバー「レッド・スカイ(Red Sky)。スタイリッシュな超高層ホテル「センタラ グランド アット セントラルワールド バンコク ホテル」(Centara Grand at Central World Bangkok Hotel)の最上階、54〜55階にあるルーフトップバーです。蓮の花びらをイメージした大きなアーチが大きな特色のスカイバー。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「Red Sky」(レッドスカイ)は、54〜55階にあるルーフトップバーで、上下2段に分かれています。54階がレストラン(写真下)で、55階がスカイバー(写真右)。55階のバーは、建物の外周を、大きなガラスで囲まれた回廊がループ状に取り囲み、席数が多いので、予約なしでふらりと訪ねてもオシャレなルーフトップバーを楽しむことができることも。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る移り変わりゆく光のアーチ。光る流砂のように遠くまで広がりゆくバンコクの夜景。2フロア分の大きなワインセラーもオシャレなルーフトップバー「Red Sky」(レッドスカイ)。
地上200メートルを超える上空の風は思いのほか強く、冷たいドリンクを飲んでいると寒さを感じることがあります。彼女が冷えないように、上に一枚羽織るものがあると喜ばれることでしょう。
恋愛旅行・デートにおすすめのバンコクのルーフトップバー。やがて日が暮れると、バンコクの夜景が鮮やかな光の渦となって輝き始めます。街中を走るクルマの音も聞こえず、都市の騒音、ざわめきが遠い彼方へと押しやられ、しんとした大きな静寂の中。二人きりの特別な夜を過ごすことができます。
ルーフトップバーでは、ドレスコードがありますが、スマートカジュアルで大丈夫です。ちなみに、ルブアのルーフトップバーはドレスコードが一番厳しいことで有名。逆に、ゆるいのはオクターブです。
これらのルーフトップバーは、バンコクの中心部に集まっているので、2〜3日の滞在期間があればすべてまわることも可能。日本国内旅行や東京ディズニーランドも素敵ですが、“微笑みの国”タイで、エキゾチックでスリリングな恋愛旅行・デートを楽しみ、二人の恋をより高める“恋の至高聖所”へと出かけてみてはいかがでしょうか?
なお、バンコクのルーフトップバーについては別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみてください。
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(2024/4/19更新)
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