絵本の世界へようこそ♪フランス・アルザス地方の美しい村を訪ねて

更新日：2015/09/09 17:29

「フランスの最も美しい村協会」は1982年にフランスコロンジュ・ラ・ルージュで設立されました。
選ばれるには厳しい条件をクリアしなければなりませんが、今回ご紹介するエギスハイムは圧倒的存在感で「フランス花のグランプリ」にも選ばれています。

ドイツと隣接するアルザス地方に位置しており、アルザスワイン発祥の地でもあります。
絵本の中のような可愛い小さな村の大きな魅力にたっぷり触れてみましょう！！

村のポストカードにもなった石畳の小路から散策スタート！

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こちらの写真は“le pigeonnier（鳩小屋）”と言うネーミングの、エギスハイムで一番写真を撮られる場所です。
細い石畳の小路の間に建つ可愛らしい小屋は、本当に鳩の為のもの！！こんな可愛いおうちに棲めるとは、なんて幸せな鳩なんでしょう♪

村の入り口に着いたら、まずはインフォメーションに立ち寄って地図をもらい、散策のスタートはこの小路から始めるといいですよ。インフォメーションに向かう手前できっとこの小路に目が留まるでしょう！

さすが花の村！どこを見てもカラフルフォトジェニック！

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村はエギスハイム城を中心に、同心円状に連なるコロンバージュと呼ばれる木組みの街並みに形成されています。
エギスハイムを含むアルザス地方は、この建築様式が特徴です。

コロンバージュ様式は、色は多色で高さも形も統一はされていませんが、不思議と調和していて絵本の中のような風景を醸し出しています。
コロンバージュ建築だけでも可愛らしさいっぱいなのに、花で飾られたバルコニーがある住居など、どこを歩いても写真に収めたくなる景色が待ってる村です。

石畳の小路いっぱいにくり広げられるメルヘンワールド♪

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城壁に沿った円形状の石畳の小路を歩いていると、生活者のお宅がほとんどですが、こんな可愛いお土産屋さんも登場します。
お店の演出も、まるで幼い頃に読んだ童話の世界のような可愛らしさ♪どこを見てもメルヘンで思わず童心に返ってしまいます。

この村の魅力は花だけではありませんよ！
ノエル（クリスマス）の時期にはイルミネーションとその飾りつけでとても有名な村の一つなんです。
マルシェドノエル（クリスマスマーケット）も立ちますので、周りにあるその他の村と併せてマルシェ巡りもまた楽しいですね♪

忘れちゃいけないアルザスワイン！小さい村なのにワインカーブの数がすごいぞ～

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また、この村はアルザスワイン発祥の地でもあります。
とっても小さな村なのに、ワイナリーが100mごとにある？と思うくらいかなりの数があります。
佇まいも素敵なこちらはFREUDENREICH Joseph et Filsと言うワイナリー、ワイン好きの方ならワイナリーをはしごしてお買い物がてら試飲も楽しみですね♪

アルザス地方はグラン・クリュ（特級畑）クラスのワインを生産しているワイナリーが多いのですが、特にエギスハイムでは日当りの良さと土壌の質の高さに恵まれていて、とっても上質なワインが生産されているのです。

5月から10月にかけては、毎週木曜日9:00から13:00まで市が立つので、ワインのおつまみも一緒に選んじゃいましょう！！

村の中心エギスハイム城と礼拝堂の見学も忘れずに！

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そしてこの地は、8世紀ローマ教皇・聖レオン9世の生誕地で、礼拝堂は天守閣跡に建築された生家でもあります。
内部は小さいながらもカラフルな壁画が描かれ、ステンドグラスに入り込む光と共にとても美しいものです。

その礼拝堂とエギスハイム城を背後に構える、村の中心の広場は一層花々で彩られ、ノエル（クリスマス）時期にはマルシェドノエルで華やかな広場となります☆

フランスの美しい村の代表選手はいかがでしたか？

フランスには美しい村がたくさん点在していますが、いくつもの条件をクリアして協会にその称号をもらった誇りある村の一つエギスハイム。

家々の多くは15 ～18世紀に建てられたもので、彫りもの装飾のある窓、敷石が敷かれた古い中庭など、アルザス特有の建築様式を備えています。暖かい季節には花があふれ、寒い時期はイルミネーションで飾られ、いつ何時も夢見心地にさせてくれる素敵な村へ出かけてみませんか？