日本百名山!神奈川・丹沢の紅葉を眺める鍋割山稜登山

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日本百名山!神奈川・丹沢の紅葉を眺める鍋割山稜登山

日本百名山!神奈川・丹沢の紅葉を眺める鍋割山稜登山

更新日:2017/09/25 09:37

佐久田 隆司のプロフィール写真 佐久田 隆司 トレッキングハンター、ネイチャーカメラマン

神奈川県の西部にある丹沢は日本百名山。その西側に位置する鍋割山は、年間を通して素晴らしい自然が広がるところ。特に秋の鍋割山山稜は、雄大な景観と紅葉が素晴らしいことでも有名で、山頂では雄大な富士山を眺められるのも人気の理由です。さらに頂上山小屋での鍋割山名物も楽しみの一つです。

鍋割山は丹沢山塊の西に位置する名峰!

鍋割山は丹沢山塊の西に位置する名峰!

写真:佐久田 隆司

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神奈川県にある丹沢は作家「深田久弥」が日本百名山として認めたところ。さらに丹沢大山国定公園に指定されています。丹沢は最高峰の蛭ヶ岳(ひるがたけ)を中心に広がる山塊の名称で、その西に位置する鍋割山は、比較的登りやすく景観も素晴らしい人気が高い山です。
登山ルートはいくつかありますが、今回紹介するのは大倉バス停から二股を経由する鍋割山稜ルートです。ここは秋になると稜線の紅葉が素晴らしく、一度は訪れたいルートです。

※大倉バス停までは小田急電鉄渋沢駅より

四十八瀬川沿いをたどり、後沢乗越から本格的になるルート

四十八瀬川沿いをたどり、後沢乗越から本格的になるルート

写真:佐久田 隆司

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今回の山稜ルートは、途中迷う場所や難所もなく比較的登りやすいルートといえるでしょう。大倉バス停から林道を約1時間20分ほど四十八瀬川沿いに行けば、二俣を経て鍋割山登山口にたどり着きます。大倉バス停からのほかのルートは急峻な登りが続くために、おすすめはこの山稜ルートになります。
後沢乗越(うしろざわのりこえ)の分岐で、栗の木洞(くりのきどう)からのルートと合流し、本格的に鍋割山の山稜に入ります。ここからは登っては休みを繰り返し頂上を目指します。自分のペースを守って登るのが肝心です。

※鍋割山山稜ルートはヤマレコで確認してください

ベストシーズンは10中旬から11月中旬

動画:佐久田 隆司

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鍋割山は1,273mの標高があり大倉バス停は300mほどですので、頂上まで900mほど登ることになります。ルートの途中には川辺や休憩所などがあり、景色も変化があるので退屈はしません。

※動画には鍋割山山稜ルートの様子が収めてあります

ベストシーズンは10中旬から11月中旬

写真:佐久田 隆司

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紅葉のベストシーズンは10月中旬から11月中旬ですが、全山が紅葉真っ盛りともいかず、頂上からだんだん麓に紅葉が降りてくるイメージです。頂上付近はブナなどの植生も豊かなので、それを狙うなら10月中旬に照準を定めるのがいいでしょう。なお大倉バス停から頂上まではトイレはありませんが、鍋割山山頂には有料トイレがあります。

頂上にはお楽しみがたくさん

頂上にはお楽しみがたくさん

写真:佐久田 隆司

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鍋割山の山頂では名物の鍋焼きうどんが口にできます。これを目的に登ってくる方も多く、土日だとかなり混雑が予想されます。材料がなくなればその日は終わりですから、できれば山頂に11時前には到着する計画を練るのがいいでしょう。
アツアツの鍋焼きうどんを頬張りながら絶景の富士山を眺めるのは格別です。
そしてこの季節の山頂は思いのほか冷えますので、寒さ対策、汗冷え対策をシッカリしていった方がいいでしょう。

※写真は鍋割山名物「鍋焼きうどん」

下山は様々なルートが用意されています

下山は様々なルートが用意されています

写真:佐久田 隆司

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鍋割山山頂からは塔ノ岳、雨山などに向けてルートが整備されています。鍋割山の下山は、塔ノ岳方面へ進み小丸分岐から小丸尾根を、または塔ノ岳手前の金冷シから大倉尾根で下山するのがメジャーです。雨山方面の下山は崩壊個所が多く、渡渉(川を橋なしで渡る)箇所も多いのでお勧めできません。

大倉尾根は通称「バカ尾根」と呼ばれるひたすら稜線をたどるルートで、一気に1000m程度を下らなくてはいけません。ルートは整備されていますが、塔ノ岳登山者の数の多さから、自分のペースを保てないことが多くなります。

また小丸尾根は大倉尾根よりは楽ですが、ルート整備が今一つなうえに道標もあまり用意されておらず、これも初心者にはお勧めできません。下山ルートはしっかり把握しておくのがいいとともに、自信のない方は同じ山稜ルートを戻るのが賢明です。

丹沢全域で使えるフリーパスが小田急電鉄から発売されています。登山口までのアクセス代金が割安になるこれを使えば、おおむねの表丹沢・大山方面登山が手軽になるでしょう。

※丹沢・大山フリーパスは小田急線各駅にて発売

下山は様々なルートが用意されています

写真:佐久田 隆司

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塔ノ岳方面へ足を進めた稜線では、広大な紅葉が眼前に広がります。体力と時間に余裕のある方はぜひ塔ノ岳を目指しましょう。

秋の丹沢を満喫できる素晴らしいルート

鍋割山は非常に植生の豊かな山です。山頂まで行かなくても十分楽しめるのも魅力です。今年の秋はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。息をのむような美しい紅葉は都会とは違う自然ならではご褒美です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/10−2016/11/03 訪問

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